さて、前回UPしたアルファロメオのカングーロだが、箱に記載されている番号は#1663-498となっており、発売予告広告の番号とは異なる。
又、このインライン・シャーシーをアトラスでは”シズラー(SIZZLER)シャーシー”と名付けていた様だ。
このシャーシーはカングーロとLYNXと言う車種に使用されており、ブラスの2ピースで長さが調節出来る様になっている。
ギアはブラスのハイポイドだ。
モーターはAT-708(HIT-1000)で当時のモーターの中では安価な部類に入る。(マブチ製ではないらしく、私はオタンコ・モーターと呼んでいる 笑)
カングーロのホイル・パターンは5本のアメリカン・マグ・タイプで、ミドリの繊細(カンパ?クロモドラ?)なホイル・パターンには遠く及ばない。
アトラスはホイル・パターンにはあまり気を使って無かったらしく、2種類程のホイル・インサートを全車種で使いまわしている。
蛇足だがエルバ・マクラーレン、ロータス30(共にタミヤボディー)は、ブラスの調節出来ないインライン、ワンピース・シャーシーを使用している。
モーターはAT-708で、クラウン・ギアはブラスのハイポイドだ。
アトラスではこのシャーシーを箱に”パン・シャーシー”と謳っている。
左から フェラーリ330P2,ローラT70、エルバ・マクラーレン、ロータス30の各シャーシー。
(フェラーリ以外は着色)
(つづく)