④ ボイド氏のリスター・コーヴェット

ボイド氏のリスターに付いているモーターの事を私は良く知らないので、毎晩落ち着いてから、手持ちの古い雑誌等をパラパラめくり、関連記事などを探しておりました・・・。
急に古いフォーミュラーのマスターのマスターなども作り始めてしまったので、秋の夜長・・・、この”脅迫的な充実ぶり”にはちょっと疲れました・・・。 (苦笑)
60年代当時、サーキットはもとより、新橋のステーション・ホビー等でも、この手のモーターを私は見たことが有りません。
サイド・ワインダーには間違いはないのですが・・・、ローター軸とシャフトの軸受けが一体になっており、ギアレシオが固定されてしまっているこの手のモーターを一体何と呼ぶのでしょうか・・・?!
(アッセンブル・サイド・ワインダー・モーターとでも呼べば良いのか・・・?)
K&Bのチャレンジャー・モーターなどが私達には一般的ですが、シャフトのC型のクリップを外せば、このモーターもある程度のレシオの変更が可能です。  ・・・また、その様なパーツも当時発売されていた様です。
(しかし、このリスターに付いているモーターのレシオ変更は、スーパー・ギアがインサイドに入っているのでちょっと難しそうです・・・。)
      
   
さて、当時の雑誌によると、Pittman、 Ram、 Strombecker 等からこれらのタイプのモーターが発売されていました。
(本の中にはラムとピットマンの記載が逆になっている物もあり、いまいち、私にもはっきりしません・・・。)
またイギリスのヴィクトリーと云う会社からも同じようなタイプのモーターが発売されていましたが、これは1/32 用の様で、今回は省略しました。
ボイド氏のリスターに付いているモーターは5ポールで、かたち的に云えば、ラムかストロンベッカーの物の様に思われますが、ピットマン(?)でも同じ様な形のモーターを発売していたふしが有ります。
本にはストロンベッカーのみが日本製と記載されていますが、ラム(?)とストロンはほとんど同じモーターを扱っていた様です。
(3ポールの物と5ポールの物が有り、現品が手元に無いので、正確な事は不明ですが・・・。)
どちらにしても、当時の製造会社は判りませんが、私は日本製ではないかと思っています・・・。
      
現在手元に有るモーター達で、真ん中が洗浄を終えた今回のリスターのモーター。 多分ラムの426だと思いますが・・。  
・・・未だに良く回ります。(笑)
右は今回の一体型モーターでは有りませんが、タイコの物。

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