④ Carrera 124

「少年老いやすく、学なりがたし・・・・」と、昔の人はよく云ったものである。
人生のステージも、夏、秋、冬とどんどん進んでしまい、最近ではちょっと ”ゆるむ” と、1週間ぐらいはあっと云う間に過ぎてしまう・・・・。
        
             
ありきたりのカレラのディーノとポルシェ906ではあるが、改めて手にとって見てみると、新しい発見やささやかな疑問がわいて来たりして、これはこれで、私には中々面白い時間なのだ・・・。(笑)
シャーシーは以前にもUPしたが、単純なプラのバスタブ・タイプのもので、ホイルベースの変更はフロントのシャフト穴を移動(3段階)させることで調節出来る。   いたってアバウトでは有る。
初期のRTRのものは、ダイキャスト(多分、亜鉛ダイキャストではないかと思うのだが・・?)のホイルをシャフトに打ち込んだ、いたって簡単なものである。
私は、カレラ124の魅力の一つがこのダイキャスト・ホイルだと思っているのだが・・・、この初期物のホイルはいかんせん、引いてもねじっても叩いても、シャフトから取れるものではない・・・!!   (笑)
黄色く塗ってしまってはいるが、最初はダイキャストの無垢地であった。 また、ネジ切りタイプのホイルにはプラのスピナーが付く。 #14のディーノの実車のホイルは黄色ではなく、ストライプと同じライト・ブルーだ。
無理をしてホイルを取ろうとすれば、ホイルに傷を付けてしまうか、シャフトを曲げるくらいが落ちであろう・・・。
(上手く抜けたとしても、インチのタップを切る以外には使い道は無いのだ・・・。)
したがってカレラの多くのRTRの車は、フロント、リアとも、ホイル、メタル(プラ)、シャフトをアッセンブリーで交換しなければならない。
(パーツもこの形で販売されていた。)
ディーノに限って云えば、2種類のホイルが存在し、後期型(これはキットのシャーシーだと最近まで思っていたのだが、後の他の一部のRTRの車にもこのシャーシーが使われている。)には普通のネジ切りシャフトが使われている。
シャフトは3mmなのだが、ネジのピッチが合わないので、当時の日本の3mmシャフトは使えない様だ・・・。
(当時、アメリカものはインチであったがドイツはmmであった事も、ある意味で面白い。)
後期型のシャーシーにはご覧のように、スイング・アームのストッパー用の芋ネジが付いていたり、フロント・シャフト下には、ネジ止めできるウエイトも付いている。
またカレラ124のモーターには殆んどコンデンサーが付いているのだが、これは何を意味しているのだろうか・・・?
今のところ、ホーム・サーキット用の車と云う事だったので、家庭内の周辺機器(TV等)にノイズが飛ばない様にする為ではないか? と云う話は伺っているのだが・・・。

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