立秋を過ぎたと云うのに、暑さは一向に衰えず、毎晩の模型作りがまるで格闘技に思
えてくるお盆前、今日この頃・・・。
毎晩2時間ぐらいジャンク・ボディーと格闘し、考証はいまいちだが何とかそれらし
い形にはなってきた・・・。 夜な夜な作っていて思うのだが、2Dはやはりクラフ
ト版の方がそれらしいな~?などと思ってしまう。
しかし、60年代にこの2Dがアメリカで発売されていたんだから、それはそれで
当時の日本の模型界の状況から考えれば凄い事ではある。
今回、どうせいじくりまわすのであれば、比較的モデルの少ない67年のセブリン
グバージョンにしてみた。
まず最初に問題だったのがフロントのウインドスクリーン下の小さなチップ(欠け)
の修復であった。 古いプラモのクリアパーツを引っ剥がすと、どうしてもこう云う
小さな欠けは発生してしまう。
ラインに合わせてパテを盛り、削り出すのではとても綺麗なラインは私の技術力では
不可能だ!!
最初にパネル上の古いグルーをノミやペーパーで削り取り、大体のウインドスクリー
ン下部のラインを出して、内側に極薄い模型用のプラ板の短冊を回してガイドライン
を作ってみた。 その後、この貼ったプラのガイドラインを本来のボディーラインの
位置までペーパーで削り、欠けの大きい所は一部パテ盛りしてみたが、後は軽く面出
しし、その後500番のサフェを吹いてごまかしてある。
問題はバキュームのスクリーンが上手く収まるかだが・・・、スクリーン上部にウイ
ンドウを貼り付ける糊しろを作ったので、その辺で調整できるかどうかであが・・・。
いつものことだが・・・、レストアはその場その場で臨機応変に対応していくしか無
い様だ。 (笑)