クラブ・レースの前なので、自分の車のメンテナンスをしなければ
いけないのだが、ビニール袋に入れた2台のTZのジャンクが、み
かんやリンゴじゃ~あるまいし、どうも気になっていけない・・・。
・・・仕方が無いので、様子見も兼ねて分解洗浄をしてみた。
いつもの様に、ひと段落して夜な夜な始めたのだが、分解で一晩、
洗浄で一晩掛かっている。 コクピットは焼きゴテ留めだったので
カッターで頭を切って外したが、フロントのアンダーパネルはなん
と接着剤で留められていた・・・。
これはどうやらゴム系?の接着剤らしく、比較的簡単に取れたの
で、上手くすればレジンで型取りできるかもしれない・・・。
ボディーはボロボロだが、ローリング・シャーシー関係はなかなか
GOODな様だ。
もともと、ホーム・サーキット用の車なので、本やカタログなどにも
”遅い” と書かれていたが、分解したら中々良い感じだぞ~・・。
1/24のSCALEを分解するのは初めてなのだが、ブラスにメッキ
のシャーシーも中々重みがあり、タイヤを替えて上手く調整すれ
ば、サーキットに持って行ってもそこそこ走りそうな感じだ。(笑)
いくつかの問題点も有るのだが、その一番がダイキャストのホイ
ルのリムのチップだ。 ん~・・・?、これはど~するかな~?!
後は特殊なカバーが付いているガイドのそのカバーが無いくらい
で、これはそのままでも、どうとでもなると思う。
ボディーは中性洗剤の中に2時間ほど浸し、後はただ水洗いした
だけだが、シャーシーと金属パーツ、ナイロンスペーサー、ガイド
等は傷と油汚れも有ったので、マジックリンの原液にやはり2時間
ぐらい漬けて、歯ブラシで洗剤洗いしてある。
ナイロン系パーツの取れにくい汚れも、結構綺麗に落ちてくれた。
昔から、アルミ以外のブラス、カッパー等の金属物の汚れ落とし
はマジックリンを使っているのだが、コンパウンド等で磨くより、そ
こそこのやれた質感で綺麗になるので、私は手間はぶきも兼ねて
これを利用している。
予定は未定で決定ではないが・・・、問題はボディーにあることは
間違いない!!
ボディーの接着が上手く(簡単に)剥がれた事により、僅かだが、
先に”一条の光明”が見えてきた・・・。(笑)