スロットとはまったく関係ないのだが・・・、最近、私の中ではデフレ
(円高)を容認するような気持ちが強くなってきている・・・。
別に海外から買い物をする時に安くつくからなどと云う”せこい”了
見からではない。(笑)
日本の多くの製造業関係の基幹企業はすでにグローバル展開を
大分進めて、生産拠点を東南アジアや東欧等に移している。 尖
閣がらみの中国だけは未だに先が見えないが、どちらにしてもこ
の国だけはこれから先も投資国としては要注意だ。 少子高齢化
も大分現実味を帯びて来ているし、数ヶ月程前に目にしたニュー
スでは嘘か本当か判らないが、東京都の人口も2100年頃には
今の半分ぐらいになるらしい・・・。
貿易収支もここの所赤字続きだし、国内の空洞化も進んでいる。
震災以来、各種国債の発行は膨らむばかりだし、国債の金利だ
けでも支出の10%を超えている。 日本が持つ海外純資産など
はあてにはならない。 原発を廃止して再生可能エネルギーに移
行するとしても、その間の繋ぎのエネルギーは輸入に頼らなくては
ならない。 生活保護家庭も増加傾向にあるようだし、なにより、
まじめに働いても所得が生活保護支給額(12万)にも満たない人
々には、不条理以外のなにものでもないだろう・・・。
前原氏が日航に公的資金を導入し救済したのだが、3年弱で再上
場とは驚いた。 執行役員の能力もさることながら、大幅な債権放
棄を強いられた銀行団や元株主だった人達は、さぞ合点がいかな
いことだろう・・・。 これも数年前の話だが、南麻布の国家公
務員共済組合連合会の国有地5677㎡も一般競争入札と云う形
ではあったが、中国に売却した時の担当大臣も、たしか前原氏で
あったと思う。 (ここは大使館以外の治外法権地帯となる。)
・・・ちなみに中国現地の日本大使館等はすべて借地である。
ある意味で、ダメな物はダメで、その場できれいにしといた方が良
かったし、またこのご時世、先の不確実なものには簡単に手を出
さないで、しばし様子を見た方が良い場合もある気がする・・・。
(先のことは誰にも判らないのだが・・、”慌てる乞食は貰いが少な
い・・・。” 今の政治家は何を見ているのだろう?!)
最近は日本国債も海外から安全資産と見られて買われている様
だが、一つ間違えば日本の国債の評価もいつ下落するかもわか
らない。 素人判断でも、良くこんな斜陽の超債務国の国債が低
金利で推移しているものだと思ってしまう。 風向きが変わり、ま
た日本国債の格付けが落ちる様な事があれば、円が120円位に
急落するかも知れぬ。 企業だとて海外に出たり入ったりはそう
簡単には出来ない。 そうなろうものなら、その先のシナリオの落
ちは、いよいよペイオフか・・・?
・・・そんな推理とも妄想ともつかぬつまらぬ事を漠然と考えなが
ら、2晩ほどロータス18のホイルを作っていた。 (苦笑)
友人から頂いたシャーシー・キットなのだが、60年から61年当時
のクライマックスの4発を載せたF-1の18は、如何せんホイル、タ
イヤが細くてF-Jと見まごうばかりだ。 ぱっと見には、よほどのロ
ータス・フリークでなければ ”これF-Jじゃないの?” と云われて
しまいそうだ。 連休中に友人宅にお邪魔してフロントホイルとフロ
ントのフリー・シャフトのバブ部分を旋盤で落としてもらって来た。
これで、ダブルウィシュボーンにダミーのサスペンションが入れられ
そうだ。 このシャーシーに付いているオフセットタイプのホイルは、
60年当時のヴィンテージ・スロットカーが使っていた様な多少小径
のホイルなので、そのまま当時のレベルのロータス・フォードなどの
ホイル・インナーが綺麗に入ってしまう・・・。
上の写真の右端の物がそうなのだが、今の目を持って見ると、タイ
ヤを付けると幾分ホイルが小さい様だ・・・。
フロントは昔、ロータス7(スタティック)の改造用に作っておいたレジ
ンの残り物のホイルが有ったので、その周りに1mmの角棒を瞬着
で巻きつけて 径を大きくしてみた。 リアもダイキャストのホイルの
周りに同じように1mmの角棒を巻いているのだが、こちらは幾分大
きくなりすぎるのでボール盤で円周を削り、フロントと同じサイズにし
てある。 フロントはリム回りをフリーハンドのペーパー落しで修正
しているので、リアほどの真円は出ていない。