② 巴里の5日間

ホテルからのんびり歩いて30分程だったろうか・・・、クリーシー広場

到着したし朝飯もまだだったので、交差点に面したプティ・ポシェと

云うカフェに入ってみる。 外のテーブルには灰皿が置いてあるので

当然外の席を選び、家内はモーニング・セットを注文し、私はカフェ・

クレーム(日本で云うカフェオレだ。)を注文する。 私の日常は朝食

抜きで、ほとんど朝はコーヒーとタバコの一服からスタートする・・・。

いたって不健康なものなのだが、とりあえずカフェオレが飲めて、タ

コが一服出来るのが何より嬉しい・・・。(苦笑)

蛇足だが、カフェでお茶を飲みながら街の人々を観察していると、く

えタバコで駅に急ぐ人のなんと多いことか?!

・・・最近の日本でもこんな通勤光景は見られないだろう。

それも若い女性がタバコを手にして急ぐ姿が結構多いのだ・・・。

着いて数時間だが、それだけで私は巴里が好きになった!! (笑)

巴里はセーヌ川を挟んで、右周りに巻貝の様に20区まで区画が分か

れている。 その20区の面積は東京の山手線の内側とほぼ同じそう

なので、そんなに大きくはない。 ・・・カフェで3~40分程一息入れて

再び凱旋門を目指してバティニョル通りを歩き出した。(道の中央がグ

リーン・ベルトになっていてベンチもあるし歩きやすい。)  実は反対

行けば10分ほどでムーラン・ルージュの風車のキャバレーが有

のだが、早朝だし初日から欲をかくとろくな事にはならないと諦める。

・・・・しばらく歩くとメトロのローム駅が見えてくる。 入り口がなんとも

アール・ヌーボーすばらしい。 入り口のランプなどは、古い映画「宇

戦争」の円盤から繰出された偵察用スコープを思い起こさせる。

ロームの交差点を渡りサン・ラザールからの複線線路を再び越えて

左に折れてローム通りに出てみた。 本来はバティニョル通りをまっ

すぐ行けば凱旋門に出るのだが・・・、時間はまだある。

この通りは多少人通りが寂しいのだが(朝だからか・・?)、弦楽器、

管楽器等いろいろ器の販売、修理工房が並んでいる。

・・・・ロームの橋の脇から線路にある操車場の壁を見てみると、今風

のアート?(落書き)がいっぱいだ。

100年を超える美しいアールヌーボーの構造物と落書きが同居し

いるのも、巴里と云う街の一つの魅力なのかもしれない・・・。

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