ダニの発生を危惧して、お煎餅の空き缶に密封保存していた当時の
LIONELの車を正月明けに久しぶりに引っ張り出してみた・・・。
・・・レプリカを手に入れる前は、一世紀近く前のおもちゃだからこん
なもんかな~?とは思っていたが、久しぶりに見てみると、やはりとん
でもない代物であることを再確認!(涙) 子供の頃に観たポッツ氏
の”チキチキバンバン”より酷いや~・・・。 入手当時から塗装は2度
塗りであることは判っていたが、欠品パーツも多く、何よりボディーの
状態が最悪だ~・・・!! 以下は正月明けから始めた解体写真。
今、シャーシーの方の分解にかかっているのだが・・・、とりあえず、ボ
ディーの簡単な剥離だけは1月後半に終わった。 不思議な事に2台
のボディーの素材がブラスとブリキである。 ・・・これは前のオーナー
が、何処かのトイ・ショウで1台づつ別々に固体を入手したのかな~?
特に薄いブラスで出来ている固体の損傷状況は半端じゃない。 ボン
ネットは凹み、ブリキで出来ている左リア・フェンダーも千切れている。
分投げたり、クラッシュごっこでもしない限り、普通に走らせていたら、
ここまで酷い状態にはならないと思うのだが・・・? もう1台のブリキ
のボディーの車の方は、曲がり凹み等は有るものの、そこそこボディ
ーの原型を留めている。 ・・・普通に持った感じでも、ブラスのボディ
ーは板が薄過ぎる為か、直ぐに凹む感じだ。 その点、ブリキのボデ
ィーの方が強度は有りそうだ。 またスカットル部分の板を見ると、レ
プリカはボンネットのラインがストレートだが、当時物のボディーには
僅かなRが付いている事が見て取れる。