早や松も明け、バタバタしている内にもう月半ばになってしまった・・・。
正月の休みに少しは製作を進めようと思っていた矢先に、大晦日に父が左手首を骨折
し、大晦日、元旦、2日と実家通いになってしまった。(涙) ・・・ものは考えよ
うで、これが大腿骨頭だったりしたら、入院、車いすになってしまうので、この程度
で良かったのかもしれない。
さて、コグレのジャガーだが、殆どが手持ちの残り物の塗料やデカルでの制作なので、
出来はいまいちなのだが、外装パーツは大体取り付けたし、後は一部のパーツとシャ
ーシー、幌の取り付けという所までこぎつけた。 ホイルのインナーはオリジナルが
比較的良い状態で2台分残っていたので、何も手を加えずそのまま仮止めして簡単な
バランスだけ見てみる・・・。 オリジナルのコグレのタイヤはそんなに感じが悪い
訳ではないのだが、走らせるにはいずれリアだけはウレタンに変えなくてはいけない。
レベルのレプリカ・シリコンタイヤあたりに変えてみると多少ハイトも出て感じもそ
れらしくなるとは思うのだが、今は早くボディーを完成させる方を優先しよう・・・。
昨年のうちに大体のパーツは用意しておいたので、後はそれを切り出したり、削ったり塗装したりして組み上げるだけの予定でいたのだが、それに予想以上の時間を要してしまった。 おまけに肝心の幌とボディーの相性がいまいちで、リアのウインドウの穴あけが上手くいかず、明日にでも時間を見つけて再度幌だけバキュームし直さなければならなくなった・・・。
メーターパネルは反転させたバキューム物をごまかして使っているが、シートも61年のEは丸いバケット・タイプのもので、コグレのキットのシートはその後の4.2リッターになってからのデラックスタイプの物なので、この点も作っていて気になるが、コグレの当時のオリジナルを優先した。 未だシフトが付いていないが、これもインセクトピンを利用してどうにかしようと思っている。 左右ドアのモールドもこれからだ。
白のEの方はキットのマウント付のコクピット・プレートに曲りがあり、丁度コクピットの辺りが落ちてしまうので接着剤で止めた後2日ほど万力に挟んでしっかり接着させた。 この部分のプレートにシャーシーをマウントしなければならないので、この辺は古いスロットをレストアする時は注意が必用だ。 クラッシュした時にボディーだけが外れたり、セットの段階でシャーシーが曲がって付いてしまうことが有る。
半世紀も前の車なのであまり細かいことは云いたくないが、ライトカバーの抑えのリムも、レジン取りして多少小さくなっている事もあるのだが、もう少し大きくてそれらしければ、もっと見栄えがするのにな~などと思ってしまう。 ・・・これも当時のコグレの雰囲気を残すためにいじらなかった。