やっと2~3日前に完成車の写真を撮り終えた。 写真だとそこそこ粗をごまかす事
が出来るのだが、本当に出来はいまいちの大分手前で、東照宮は遥か彼方だ・・・。
レジンのウインドフレームの引けで、ドアのモールドとの間には大きな隙間が出来て
しまっているし、両サイドのガラス(アクリル)の接着も幌の関係で合いも悪い・・。
フロントの左右のフェンダーのつなぎには、細いモールドが溝隠しに入るのだが、今
回は省略した。 グンゼのボディーの方には既にいれてある・・・。
当時、このコグレのEタイプが走っている姿を行きつけのサーキットで見た事も無い
し、模型屋さんの棚で見かけた記憶も乏しい。 また、不思議なもので作りたい車は
いろいろ問題を抱えて永い事停滞しているのに、脱線で始めた車ばかりがとりあえず
の完成を見ている。 ・・・なんかゴルフと同じで、体調万全の時に大たたきしたり、
風邪で微熱があり、「今日は早く帰りたいな~」などと思っている時にベストスコア
ーが出たりする。 人生とは皮肉なものだ。(苦笑)
♪「・・・何かを求めて~、振りかええても~・・、そこには~ただ、風が吹いてい
るだけ~・・・」
私にとって、このコグレのEタイプもそんな感じのスロットカーの1台だ・・・。
やはりホイルだけは出所不明のホイルから、ジャンクだがコグレの見慣れたオリジナルの物に変えてみた。 当時のホイルは、今の目からみれば精度が悪く、同じインナーを入れても入り方が違う。 仕方がないので、インナーの裏をペーパーでヤスリ、入りが均一になるように調整はしたが、多少のばらつきには目をつぶるしかあるまい。
最初の写真はばらつきが酷い物を2個選び、違いだけ写真に撮ってみた。
フロントの軸受けの取り付けを変えているために、マウント時にはスペーサーを挟み込んでクリアランスは調整している。 出来るだけ実車の雰囲気を残したかった。コグレはポストへの固定に、通常のビスではなくタッピング・ビス(鉄板ビス)を使っているので、あまりスペーサーで車高を上げると止まりが甘くなり、クラッシュした時にフロントが外れる危険がある。