♪ こんばんは・・・、VSCC深夜便です。 もう、3月も終わりに近づいてきちゃ
いましたね~。 F1も開幕したようですし、Six Nations Cup Rugbyも終わり、桜
の開花が待たれる今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか? 今晩のオープニ
ングはあの90年代はじめに巷に流れていた、バブル当時を思い出す、Gazeboの “I
Like Chopin” をBGMに,アトランティークの自作シャーシーの話を進めて行こうと
思います。 実は私Chopinがどこの国の生まれなのか?、つい1~2年前まで知り
ませんでした。 オーストリアかと思ってたらポーランドだったんですね~・・。
なおエンディングにはジョルジュ・ムスタキの ”私の孤独” をお送りいたします。
しばらくの間、(眠れる方は)おいしいコーヒーでも飲みながら、のんびりとお付き
合い下さい・・・。♪ (笑)
Monogramのメルセデスにしてもそうですが、古い30年代の車を作る時にはいつもフロントにストレート・シャフトを使うことが難しいと云う問題に直面します。 つまり、フロントのシャフトがラジエターに当たるか、その前に出てきちゃうんですね~。 またガイドの位置にも悩んじゃいますよね~。 ラジエター・グリルの前にリード線を引きずった無粋なガイドが大きく鎮座するわけですから・・・。
そこで少しでも見てくれを良くするために登場するのがフロントのセパレート・シャフトと云う事になります。 センター部分にスペースを作るために各々のシャフトを片持ちにして、しっかり強度を持たせ固定しなければなりません。 古い車はトレッドも無いし、タイヤは細いし、いつも頭痛の種になっています。 今回のアトランティークもずいぶん悩んだ挙句が上の写真になりますが、私自身としては作ってしまった後に ”なんだかな~?” という気持ちに毎回おそわれています。(いつも見てくれが悪い。)おまけに左右のシャフトのセンターも微妙にずれてる様な気もするし・・・。
古いスポーツカーはボディーも大振りで重いし、通常のレースの様な走らせ方などは最初から望むべくも有りませんが、それでもSLOTで有る以上、雰囲気があり、ある程度のスムーズな走行はしてほしいと期待してしまいます。 今回の1台には10年以上前に切り出したブラス板のメイン・フレームを使用しましたが、当時考えていたようには作れませんでした。
搭載モーターの関係で微妙な変更が生じ、マウント・ホールなどもずれてしまい、ブラーゴのボディーのマウントが上手く使えない様になってしまいました。 それでも何とかギリギリで、新しいタイプのFT16Dのシャフトを切って搭載することが出来たのが、ヴィンテージを標榜している手前、唯一の救いとなったでしょうか・・・?! とりあえず、中学生が半田した様なローリング・シャシーはどうにか出来上がりましたがまだこれから 内装、外装、ボディーの塗装とこまごまとしたパーツもどうにかしなくちゃならないので、ささやかな悩みは続きますね~・・・。(笑)
それでは、今晩はこのへんで・・・。