
このRevellのボディーを改造したスロットカーをeBayから購入したのは10年程前の事になろうか・・・?! 購入したきっかけはRusskitのワイアーホイルが付いている事も魅力の一つではあるが、やはり前オーナーがDrogoのフェラーリに改造しようとした?ボディーの方に強く惹かれたからであった。 車自体は製作途中のものであったが、当時どんな工作がなされているのか?、到着が待ち遠しかった車だ。(笑) この車のその後の修復過程は既にこのブログで数回にわたり書いているのだが、最後に書いたのは2016年の2月23日になっている。
この車のボディーやシャーシー一式は、常に工作机の傍のクリアケースの中に入れて目に見える所に置いておいた。 「・・・どうしたものかな~?」と、長年資料を探して悩んでいたのだが(こちらにも長い時間が有るわけではないし)、1枚の写真を頼りに、めくら製作で完成させてしまった・・・。(苦笑)
・・・それにしても、当時切ったり貼ったりパテを盛ったりした箇所も多かったので、僅か4~5年の間に随分引けやクラックがボディーに入ってしまったのには(保存状態の悪さにもよるのだろうが)、やはり改造プラスティックモデルの性を感じてしまう。
この車自体は何回かボディーカラーの変更や仕様変更を経たのち、80年代に改造前のフェラーリSWBに戻され、残されたこのDrogoボディーは250GTEに架装されて、アメリカのヒストリックカー・イベントに時折参加している。 私が作った車はGOODWOODのレース中のものなのだが、シートの色はSWB当時の薄いブルーとグレー(赤茶のシートとの一説もある)のものになっているが、これは正確ではない!