
7月は24日からパリ・オリンピックが始まってしまい、おまけに先月は連日の高温多湿と云う環境下で、作業机に向かう時間が激減してしまった。 すでに今年も8月に入ってしまった訳だが、歳と共に色々な面でモチベーションが下がって来ているのは仕方がない事なのか? 昔の様に手も動かなくなってきているし、計画性も無くなってきている・・・。
オリンピックのTV観戦で今回特に感じたことは判定(ジャッジメント)の重要性と云う事だ。 審判の判断によっては競技の順位に影響が出ると云う事である・・・。
AI技術が進み多数のカメラによる同時判定が可能になった時代の国家間競技なのだから、選手にも観客にも納得できる判定を期待したい! 特にスケートボードやBMX等の新しい判定競技では3/5と云う判定基準はあるのだが、新しい「技」に対する審査員側の知識と知見が重要な要素となって来る事を強く感じた。
さてと・・・、今回製作を始めたSRは、昨年製作した66年日本GPのフェアレディーSの時の残りのジャンクボディー(フロントスクリーンのフレーム無し)を使用したものである。 流石のオープンのフェアレディーSRのボディーを使うとなれば、目先はアメリカでレースに出ていたSRに目が行くのは当然の帰結か・・・。
今回選んだのがARRCの1969年度のDクラスチャンピオン、ジャック・スコーヴァル選手のDATSUN2000である。 このカテゴリーではジョン・モートン選手がドライブしたBRE・DATSUNが日本では有名である。 Webで幾つか資料を探してみたのだが、BRE・DATSUNの様にフロント下部にエアロパーツが付いていないので手間が省けるかな~?と云う不純な理由も大きかった・・。
アメリカ車はハンドル位置が左であることが大きな問題であった。 ・・・おまけにオープンなので何とかこの左ハンドルのダッシュボードを製作しなければならない。 またフロントグリルも私が選んだ写真にはバッチ部分が無かったのでこれも目立つ所なので何とかしなければならなかった・・・。






