・・・今月の足跡。

 

 ・・・早いも遅いも関係なく、今月も今日限りでおしまいな訳で、年頭

の抱負を数ヶ月にして破る訳にもいかないので、こんな時間だが、仕

方なく又キーボードを叩いている。 既にゴールデン・ウィークに入っ

ている方もおられると思うが、私自身は休み前はなんとなく気ぜわし

い。 今月もあっちをいじったり、こっちを直したりと、あちこち気の

くままに僅かずつだが手を進めてはいた・・・。

  

LIONELのSTUTZ用に作ったラジエターグリルだが、ラダーシャーシ

ーの幅に合わせてブラスの板を曲げたので、ヘッドの角度がいまいち

いい加減になっている。 これから内側にブラスの三角片を半田付けし

て変形六角形のグリルの形にしなければならない。

(こんな継ぎはぎで、フラットなグリルが出来るのかね~?)

  

しばらく放置状態であったDB3Sも、フロントのフェンダーのリップを残

して、内装、外装ともに手は進めているのだが、スジ彫りだけはいつ見

ても脱線ばかりでガッカリする。 今までこの車のフロントのオーバーフ

ェンダーは、ボディーと一体の叩き出しだと思っていたのだが・・・、ある

古い写真を見たら後付けの物もあるらしく、当時のワークスカーはどう

だったのだろうと心配になってきた。 ・・・どちらにしても、上手く作れる

かどうかの方が心配なのだが、それによっては、製作方法も考えた方

良いかもしれない。

  

たまたま、AMTのコブラのホイルアーチの削れを直す為に現物合わせ

に古いプラモの箱を引っ張り出したら、大昔に作りかけて忘れていたブ

リストルのボディーが出てきた。 大分無理した跡が伺えて懐かしい。

ちょっと脱線してDB3Sのシャーシーに載せて感じを見たりしてみる・・・。 

アストンの方がトレッドがあるみたいで、タイヤが7mmほど飛び出すが、

ホイルベースは丁度良いみたいだ。 ・・・このブリストルも果たして完成

させられるかどうか?・・・判らない。

 

① 1/32? JAGUAR Mk10 Saloon (仮組み)

               Source: JAGUAR-CLUB.net   

Mk10のエンジン排気量は多少大きくなったと云っても、MkⅡから比べ

ればサーキット走行には不向きな程大振りで、アッパーミドルクラスの普

の乗用車的な雰囲気が強い。 このMk10はジャガーのクラス分けの

ではラージクラスに入る車で、同じ時代にツーリングカー・レース等

活躍したMkⅠ、MkⅡはコンパクトクラスのジャガーサルーンに分類

る。 ・・・同じ時代の他のサルーンと比べると、ジャーー(ダイムラ

のデザインは保守的だが内装は最高だ。 そこがジャガーのジャガーた

由縁と云えると思う。 中にはこのMK10をビジネスライクに使用して

ショーファーが付いていた車も多かったと思う。 高性能でギャングに

まれたコンパクト・ジャガーサルーン外のジャガーのラージルーン

は、”我が道を行く”と云風情で車には・・・どうぞ、お先に!” 

な走り方のイメージ私のある。 (これはスタイルや性能を

と云うよりは、すばらしい内装による雰囲気に起する所が多いと思う

だが・・・。)   私事だが、このおもちゃを作っていて思い出だしたのが、

70年代からの分スリムになったダイムラーのW6の静寂さと

パワフル心ひかれた時期があった事だ。 もちろん中古車だが・・・, 

♪ 「およばぬ~こと~、あきらめ~ました~・・・・。」  整備性の悪さ

故障の多さ・・・、のご時世で云えば燃費は最悪だし、大きいので5

車庫も必要なるしで・・・、やはり1/24のおもちゃが何処か

ば、それで気を紛わせるのが、この歳では一番賢い選択なの

判っいるつもりだ。

  

そんな生い立ちのMK10なので、架空の車でも無い限り、レースカーに

立てるのは難しいかも知れない・・・。 実車どころか、最近ではおもち

ゃ作りにさえ七転八倒している有様なのだが・・・、とりあえず、省略され

ていたサイドガラスのサッシのモールだけ取り付けてみた。 後はフロン

とリアのスクリーンの開口も大きい様なので、モール(ウエザーストリッ

プ)部分を1/4円のプラ棒で廻そうと思っていたのだが、生憎使い切って

いて手元に無い・・・。 伸ばしライナーも試してみたが、太さが安定しな

いし、細くなりすぎてダメ!! やはりエバーグリーンプラ棒を、何処か

で探してこない事には先に進めないかも・・・。  シャーシーは、頂き物

のRMクラフトのマウントポストを利用させてもらい、ながらのリジット

定。 ガイドも同じRMクラフトのトレーリングタイプ。

   

欠品のフロントグリルとバンパーはなんとか自作しなくてはいけないのだ

が、外しておいたリアのバンパーやドアノブ等の袋が何処かに紛れ込ん

しまったらしく見つからない。(涙) ・・・仕方ないのでプラ棒のサンディ

グで作り始めたのは良いが、これがなかなか感じをだせないのだ~。

枠の裏に薄いプラ板を貼って、形を決めてから削り始めたのだが、この

にRを付ける細工がなかなか上手く出来ないのだ。 おまけにイト

上に小さなチップが有る事も、サフェを吹くまで気付かない有様。(涙)

 

・・・たまには1/32 をいじってみる。(仮組み)

ここの所大振りのLIONELのシャーシーの金属加工ばかりしていたせ

いか?、急に先日引っ張り出したMk10のシャーシーを気分転換に簡

単に作り始めてしまった。 半端に浮いていたEJ’sのインライン・シャー

シーを使い、Mk10の内装も生かしてやろうかと、古いHOや60年代

Ideal Motrific,TYCO 等に搭載されていたキューブ・モーター

(キャラメル・モーター)を、リアにサイドワインダー方式で仕組んでみた。

・・・いつもの事だが、出来るだけ内装を何とか表現したいと思うと、こん

非力なモーターに辿り着く事になってしまう。  車のウエイトにもよる

だろうが、このモーターじゃ~、10周持たないだろうな~!?(苦笑)

  

この車は結構32としては大振りな方で、2ピースのシャーシーをフルに

伸ばしても留められないほどホイルベースがある。 仕方が無いので手

持ちの真鍮板でボルト止め固定してみた。 私の場合はシャーシーの使

い回しはしないので、本当だったら半田固定した方が早かったのだが、

りあえず時間を無駄にしない為の気分転換なので、早く形にしておき

たかった。 このシャーシーに付いていたインライン用のモーターマウン

を利用してモーターの固定の為に使っているが、この部分は半田を使

か方法が無かった。 ・・・後は手持ちの古いホイル、タイヤを適当に

拾い出して付けてあるが、その内インナーの事も考えてホイル等も変え

なければならないだろう。  まぁ・・・、取りあえずだ~・・・。

  

このアバルトも、昨年ここまで作って止まっている車。 この車も内装を

かす為に、キャラメルをリアに積んでいる。 シャーシーに2mmのブ

板を使い、スペースの関係でメタル等の小物も出来るだけ省いて、

昔ながらのパイプの軸受けで簡単に作っている。 既にホイルパターン

もレジンで起こして有るのだが・・・、この車も ”とりあえず・・・” と云う

形でホイル、タイヤつかるまで、又しばらく惰眠をむさぼる事になる

ろう・・・・。 (ギアレシオ等もスペースの関係で思う様には行かないし

メインフレームが2mmの真鍮板じゃ~、重すぎて”軽め穴”を開けなけ

ならないかもしれない・・・。)

最近は両面成型の見栄えの良いウレタンタイヤが出てきているので、2

台共、ホイルさえ見つかれば、合いそうなウレタンタイヤを見繕って

履かせてやりたいと思っている・・・。