① 1/24 Ferrari 158 F-1 Junk (Nitto)

年末から立春くらいまでは寒いので、殆ど自宅に引きこもりを決め込んでいた。 外出と云えば、入院している母の見舞いに週に2~3回程、車で出かけるくらいだ・・・。

そろそろ暖かくなって来たので、週末の天気の良い日にはちょっと孫の顔でも見ようと出てみようかと思ったら、COVID-19(WHO)のアウトブレークで外出自制の政府のお達し!                            参ったやな~・・・。

・・・12時前からブログを書き始めたのだが、既に2月の29日だ~・・・。      うるう年だから今日は4年に1度しかやってこない・・・。 大げさだが、大昔に観た映画の100年に1度現れると云うスコットランドの幻の村「Brigadoon」の事をちょっと思い出した・・・。(脱線)

 まぁ・・・、家の中でもやりたい事、やらなければならない事は沢山あるので、もうしばらく冬眠しているのも悪くはないな~?などと思い直している。

先日、トヨタのS800を拾い出した時に一緒に出てきた日東の158F-1のジャンクカーのパーツが、他のパーツ箱の中から幾つか出てきたので、引き続きこの158を仕上げてみようかと思っている・・・。

この日東のシャーシーは珍しく鉄のプレスで出来ている様で、保存状態にもよるが、時間経過でフレーム自体に錆が発生してしまう。 まさに今回のシャーシーがそれで、とりあえず黒のスプレーを吹いて簡単な錆止めにしていた。

出てきたパーツは、このシャーシーの最も特徴的な部分であるリアのアッパーとロワーを含むアップライトのコの字形のパーツで、おまけにプラスチックの左右のエグゾーストと、最初からない物と諦めていたコクピット一体のドライバーもプラのジャンク箱の底から奇跡的に発見できた。 (やはりゴミ屋さんだ~・・・!! 苦笑)

キットのインストラクションを見てもフロントはセパレート・シャフトになっているしリアはご覧の様なコの字形のアームを取り付けるようになっている。 ジャンクの車だし・・・、オリジナルはホイル、タイヤも含めて難しいので、また適当に1台、それらしい車が製作出来たらな~?、と思っている・・・。

    

  

③ 1/24 Toyota S800 Junk (Kogure)

1月中になんとか仕上げたかったジャンクのヨタ8ではあったのだが、とりあえず形になったのは14日の金曜日深夜であった・・・。                 ・・・色むらやマスキングテープ跡など見苦しい箇所が幾つもあるのだが、とりあえずこれで完成としたい。

もう一台(赤)のジャンクのヨタ8も一緒にパーツを取り外し、当時のメッキが剥げているものは剥離後、再塗装も同時に済ませてしまった。 ・・・ボディーに僅かなチップや欠け等はあるのだが、この車をいじるのはしばらくして落ち着いてからにしようと思っている。 (・・・と云う事はいつになるか判らないという事だ。 苦笑)  おまけにいつもの事なのだが・・・、放置車両になると、いつの間にかパーツの1~2個が見当たらなくなってしまったり、車自体が消息不明になる事もある。

・・・それにしても、当時の金型は細かいパーツの金型合わせが悪いのか?バリやズレが多いので、それなりの修正だけでも結構時間を取られてしまう。

とりあえずツートーンのカラーリングとクリアを軽く吹いてあるだけで、削りや磨き等は一切行っていない。(大昔にプラモデルを作り始めた頃のレベルだ!! 苦笑)

オリジナルの右リアのテールランプだけが欠品だったので、簡単にレジン取りして取り付けてあるが、オリジナルのランプとは大分感じが違う物になってしまった。 またフロントのライトもオリジナルのハウジングでは真ん中に小さな玉が付いているだけなので、それらしいライトを入れている。 ライトカバーはヒートプレスで起こしたものを何とか接着し、オリジナルのハンドルも欠品していたので、ドライバーもコグレのオリジナルではない。(このアッパーボディ・タイプのドライバーも、一見良く似てはいるのだがメーカー毎に微妙に違うものが多い。)

タイヤも表面に僅かなひび割れが見られるが、まだ十分弾力はあるので、今回はそのまま当時のオリジナルのタイヤを付けている。 ・・・万が一、走らせることが有ればウレタンの合いそうな物に変えなければならない。

とりあえずシャーシーをボディーに搭載してみたのだが、リアのタイヤがボディーに当たるのだ・・・!!                              オリジナルのシャフトを使っているのだが、これはホイルのインナーを変えたことによりシャフトがインナーに当たり、トレッドが幾分広くなってしまった事が原因の様だ。 ・・・オリジナルのシャフトだが、リアだけ2~3mm切らなければ収まりがつかないだろう・・・。  場合によってはボディーの内側を多少削るか?、マウントにスペーサーを入れて多少車高を上げるかだが・・・?!

コグレのマウントはボルトではなくタッピング・ネジで留める様になっているので、多少緩めれば僅かなサス効果が得られるのでこれは便利だと思う。

写真を撮っている時に気が付いたのだが、排気管を着け忘れていた~・・・。       ・・・直ぐにでもアルミパイプで簡単に取り付けておこうと思う。(涙) 

二列目の二番目の写真はコグレが発売していた当時のFT16用と後期のFT36、36D用のフレームキット。

PS:翌晩にエグゾーストとドアの鍵穴を追加加工した写真を、何枚か入れ替えた。

   

   

② 1/24 Toyota S800 Junk (Kogure)

毎度の事だが1月も瞬く間に過ぎてしまった・・・。 出来る事ならば自分勝手に作れるカスタム・レーサーだったので、1月中に何とか完成させたかった。

それにしても65年当時、パブリカの790ccの2気筒エンジンを搭載して2シーターのスポーツカーを作ると云う発想には感心させられる。 デザイン的に見ても宿敵のホンダS600と比べると、よりコロッとした三次曲面で形成されていて、今の私の目にも魅力的に感じられる。

・・・もともとルーフを切り取られ、どうしたものか?と考えさせられるボディーだったので、D-Typeの様なリアにロールバーを兼ねたバックレストの様な物を取り付けようかとも思ったが、トランク・フードとの兼ね合いもあり、バランスを見ながらシンプルなボディーに留める事にした。

いざ、大体ボディーの下地が出来上がり全体像を見てみると流線型のエランの原形の様でもあり、またコスティンの試作車の様に見えるから不思議だ~。(笑)  後はクラブレース用のレーサー風に好き勝手に仕上げればよいのだが、どんな色が良い(合う)のか?、ここで思案橋となってしまった・・・。 ・・・意外とスカラベオと同じで、好き勝手に作ると云うのも難しいものだ!!

コックピットのリア部分をプラ板で小さくした分だけテールが長く見える。 いっそプロトタイプの様なシルバー一色か、YOTA8ではあまり見かけない白に近いクリーム色かライトブルー一色にしようかとも考えたのだが、想像力の欠如か?、私自身の保守性故か?、・・・結局パステルカラーではあるが、ワークスカーの様な色分けのカラーリングになってしまった。                 

   

下の車はこれまた欠品だらけの日東(NITTO)の158なのだが、コグレのジャンクと一緒に出てきたので、パテやサフェの乾燥を待っている間にモーターマウントやボディーの修復などを時間の有効利用で行っていた。 これも札付きのジャンク者!!                          当時158はいろいろなメーカーから出ていたので、決して珍しい車種ではない。  欠品パーツの多さやボディーに大きな欠け等もあり、使用パーツもジャンクの中から色々拾い出しているので、この車もオリジナルとは程遠いバックヤード・スペシャルになってしまいそうだ。  そして、これも完成に至るかは不明だ・・・。

当時は定価500円で発売されていたらしい。 FT36や36Dが搭載可能となってはいるが、このジャンクをいじっている限りではボディーを切らなければ、とてもではないがそんな大きなモーターはボディーの高さが無さ過ぎて入らない。 ・・・入ってもシャーシーが浮いてしまい、まともな158には見えなくなってしまう?!