⑨ 1/24 Bugatti Atlantic 57SC (Burago)

春は短い・・・。 毎年の事だが、バタバタしている内に初夏から夏へと時は流れる。

熊本、大分の大震災も未だに余震が続いているようで、被災された方々にはお見舞い

を申し上げると同時に、自分が住む地域にもいつ大震災がやってくるのかを心配する。

ニュースを見ても良い話は少なく、経済はシュリンクしてきているし、政治も世界的

に右傾化してきている様だ・・・。   ・・・・そうして、もうじきまた連休だ~。

 

僅かな時間でも、仕事の息抜きで夜な夜な工作机に向かって手を動かしているのだが、

の場合は仕事や工作の事以外のいろいろなことが頭の中でぐるぐるとまわりはじめ

から不思議だ・・・。 集中できていない証拠(精神疾患か?)なのだが、これは

これで私にとってはルーチンな大切な時間でもあるのだ。(苦笑)


こまごました工作のはじめは、8本のタイヤの接着と芯出しなのだが、エレールの細いジャンクタイヤを使った2台目のシャーシーのリアタイヤの補強は0.5mmのプラ板を内側に接着してみた。 細いし古いしでホイル面だけの接着ではパワーを掛けたときに広がりそうだったのだがこれで多少は安定したし、面取りも問題なく行えた。 後で目立たない様に黒く塗るつもりなのだが、細かいことを云えば接着剤の偏りによるホイルバランスがどうかと云う事だが・・・。(笑)

これも懸案であったロングテールの#57473のライトポットをどうするかだったのだが、使えそうなボールペンの古い外筒を見つけ出しレジンで複製したのだが、如何せん、口径が1mmほど大きい。 使わなくなった古い万年筆のボディーもいろいろ見てみたのだが上手い物が見つからなかった。 仕方がないので内側にプラパイプを切り出して調整して押し込み、外径をペーパーで削って様子を見てみようと思っている。 レジンのバリもあるので丁度良いのだが、果たして上手く行くのか・・・?

最大の懸案事項がこのボンネット上のルーバーだ~・・・。 試験的に0.14mmのプラ板でバキュームしてみたり、モーガンのルーバーをレジン取りしてみたり・・・。 ルーバーの幅や間隔の問題もあり、未だに決定打を見つけ出せないでいる・・・。


⑧ 1/24 Bugatti Atlantic 57SC (Burago)

今年の桜の季節も終わってしまったのだが、どう云う訳だか毎年我が家の庭と玄関先

は、散った桜の花びらの吹き溜まりになってしまって、毎朝掃除に難儀している・・。

また、人生には一生懸命頑張っているのだが、何をやっても上手く行かないと云う

がある。  一生懸命作ったボンネット上のルーバーも、結果的には披露宴余興で

「愛の讃歌」を歌うところを間違えて、「サン・トワ・マミー」を歌っちまた様な

ものだ・・・。 高さばかりが目立ち、肝心のルーバーの隙間はサフェーサーで埋ま

しまい、戦車のキャタピラーを敷き詰めた様になってしまった。

・・・参ったやな~?!(涙)

スケレのアルファTZの内装を溶かした時と同じで、頭の中が真っ白(多少なりとも

灰色脳細胞を持っていたなら、貼る前に気が付きそうなもんだが・・・)で、良い

アイディアが出てこない現では、とりあえず時間の無駄を省いて他の作業を進める

か手はなさそうだ・・・。


オリジナルなボディー・タイプのEXK-6の方は、とりあえず昔ながらのリジット・マウントでシャーシーを取り付けてみた。 シャーシー側のホールは幾分大きめに開けて有るので、止めネジを多少緩めればガタを持たせることは出来る様にしてある。 モーターもやはり前作と同じ新しいFT16-Dを載せている。

今回は手持ちにスーパーの歯数の多い物がなかったので、COXの42枚に10枚のピニオンでレシオ設定している。 写真は撮ってはいないのだが、シャフトは3mmなのでインチのCOXのスーパーではガタが出てしまう為、シャフトに薄いアルミのテープを巻きつけセンターだけは出して留めてあるので、モーターを回した時にも変な異音は出ずに程よく噛み合ってはいる。

ボディーの方は2台ともまだ修正個所が幾つか残っているので、塗装する段階までには至っていないことが救いと云えば救いだが・・・、それにしても、瞬着でしっかり止めちゃったルーバーを剥すだけでも一苦労だよな~・・・!!


⑦ 1/24 Bugatti Atlantic SC57 (Burago)

 

例年の事だが、どうも桜も見頃の時期になると天候に恵まれないことが多い様な

がする。 昨年も満開の時は雨だったし、今年も小雨に花曇りだ~・・・。

思い返せば桜だけじゃなくて、七の天の川や〇〇流星群なども、ここ数年は天気

に恵まれず東京で見た記憶がないな~・・・。


先月UPしたシャーシーは、むかし切り出したブラス板(1mm)を何んとか利用し

ようと思い製作したものなのだが、(いまいち見てくれが悪いと云う事も有るが)

剥離、再塗装していたホイルも出来上がったので、ボディーも2台ある事だし、も

う少し強度がある新しい簡単なシャーシーを制作してみた・・・。

 

今回もシャーシーの製作中に思ったのだが、やはり家の中につまらぬゴミが多い。

真鍮の板やパイプの切れ端など、パーツも使えそうな物はすぐにジャンク・ヤード

から発見できるのだが、それと同時にこれは取っておいても一生使い道は無いだろ

な~?と思う様なパーツも結構出てくる。 綺麗に整頓された部屋にはあこがれ

があるが、やはり私の場合これらのゴミがそばにないと落ち着かない様で、ミニマ

リストや断捨離は出来ない人間の様だ・・・。(苦笑)

イギリスのアマチュア・サンデー・レーサーや古典車愛好家にはバックヤード・ビ

ルダーが多い。 特に古い車の愛好者の中には現行のエグゾースト系やラジエター、

ピストン等、安い中古品を見つけてきたり、ジャンクで利用できるものはあまり

金を掛けずに出来るだけ自分で加工しながら愛車を維持している。

確かに実車では特殊な道具(工具)が必用だったり、力仕事なることも多く、一

人ではできない作業も有る。 また怪我もしやすいし、洗っても洗っても爪の中が

いつもオイルで真っ黒なんて云う事もザラだ。 古い車の維持には体力も必要だ。

その点、1/24のスロット・カーならそんな苦労はしなくて済む・・・。(笑)

(でも、実際はパーツの入手や加工等で結構苦労しているし、部屋の中は汚れる。)


今回も手持ちのジャンクの中から使えそうなパーツを拾い出して、試行錯誤しなが

ら製作しているので、目新しいパーツなどと云うものはない。 ・・・唯一、新し

と云えばメイン・フレームを1.5mmの少し厚いブラス板からジグゾーで切り

た物くらいか・・・?!  私だけが見つけ出せないのか?、昔よくあった3

mmのシャフトがガタが無くゆとりを持って通せる様なブラス・パイプが、最近は

かなか見つけ辛くなって来ている様に感じる。(今回も大昔に買っておいた古い

イプを使用した。)

下の写真を見れば説明の必要はいらないだろうと思うのだが、古いプラフィットの

フロントフレームとリアも古い自作シャーシー用の軸受けを利用している。

フロントはセパレート・シャフトにしなければならないので、軸のズレが無いよう

最初に半田して、シャフトの通りを確認してから、ジグゾーで切断しているが、

プの半田だけでは強度が保てないので、一部三角のブラス板を半田して補強し

ている。 また、利用したフロント・フレームも60年代のブラス・シャーシーよ

りは遥か厚みは有るのだが、片持ちだと云う不安もあり、曲がったりしない様に

補強のブラス板も半田しておいた。 シャフトは古い宮沢の3mmのねじ切り

レッドに合わせて切断し、これまた古い2ブレードのスピナーで止めている。

(ん~・・・、前のシャーシーとあんまり変わり映えしないか~~・・?! 苦笑)


いつも困るのはタイヤである。 今回は昔作ったエレールのタルボ・ラーゴのタイ

ヤをジャンク・ボックスから引っ張り出して履かせて写真を撮ってはみたが、リア

が大きすぎる・・・。 エレールのナイロン系のタイヤは以前スロットに履かせて

使っているのだが、現在のサーキットでも初期のシリコンタイヤと同等ぐらいのグ

ップは持っている。 ただ今回はリアにタルボのフロント・タイヤを持ってきて

るのですぎて、内側に古いゴム・タイヤの薄切りでも入れて補強して接着しなけ

れば捻じれてとてももたないだろうと思う。