大分、秋らしい陽気になって来ました。
麻生新総裁が誕生したかと思ったら、小泉元首相が引退するという・・・。
構造改革半ばで、また逆行しそうだ・・・。
世界的金融不安が騒がれて久しい中、今度は日本の野村HDと三菱UFJが、リーマンの一部人員引き受けとモルガンにテコ入れするらしい・・。
グローバルな見識は必要だが、不良債権処理で数年前まで合併でその存続を保って来た日本の銀行が、そんな大盤振る舞いをして、果たして大丈夫なのだろうか・・・?
そんなに余裕があるならば、国内の中小企業や不動産業界に、貸し出し枠を広げてやれば良いのではないかなどと思ってしまう。
ここの所、”不確実性の時代” などと言われているが・・・、品格より清貧、 ”石橋を叩いて渡れ”、 ”急いては事を仕損じる”。 ・・・新聞を見るにつけ、そんな言葉がまた私の頭の中をかすめ始めた。
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さて、急いては事を仕損じたコブラである。(大笑)
写真の車を作るには、また問題が多い様だ。
(スティングレーの二の舞の匂いがする・・・。)
とりあえず時間を見つけて、手を進めてみた。
先日の写真のコブラはフロントは289のマウスをしているが、中身は427の様だ。
とりあえず、ボディーにエグゾースト用とフュエル用だろうか・・、穴を開けてみたが、いい年をして計画性の無さに涙が出る・・・。
ドライバーのヘルメットの塗り分けは、老眼ではない昔でも無理である。
ロールバーは真鍮パイプを半田付けして作ってみた。
マフラーは、モノグラムのコブラからとりあえず持ってきた。
上の写真は、昔作ったコブラを引っ張り出して来たものでレベルの箱絵をまねて作ってある。
やはり欠品のあるジャンクから作ったもので、ライトはサニーのコブラから拝借し、ロールバーも自作である。
折れてはいたが、ウインド・スクリーンが残っていたのがうれしい。
古いデカルを当時使用したせいか、経年変化か・・、デカルがひび割れているのが時の流れを感じさせる。
月: 2008年9月
EJ’s Hobbies
Mrクラフト閉店のニュースは、友人2人からメール連絡が来たりと、車好きの中年、初老おやじ達にも少なからぬショックがある様だ・・。
・・・これは私も同じである!!
ITの普及により生産者対個人、個人対個人の取引が簡単に成立する現在、既存の商業システムに大きな影響が出るのは当たり前の様に思います。
そんなこんなで、心配になった訳ではありませんが(笑)、昔からお世話になっている幾つかの Slot Car Shop のHPを覗いてみました。
その内の1件がこの EJ’s Hobbies です。
EJ’s Hobbies のオーナーはEdward J Sourbeck 氏で、私もかれこれFAXの時代から20年ほどお世話になっています。
インチのビス、ナット類の小物から、彼が古いパーツで組んだ、パーツ・キットまで、それはそれはお世話になりました。
一昨晩、彼のHPを覗いたら、なんでも ”結婚50周年の記念で、ヨーロッパに3週間ほど旅行する” と書いて有りました。
・・・してみると、彼も70才を超えるご高齢になっているのでしょう!?
・・・知らないうちに、どんどん時だけが流れていってしまいます。
左の写真はEJ’sで販売しているパーツ・キットの幾つか・・・。
(32を含めて幾つも発売されていたが、私は24が好きなので、これしかもっていない。)
右の写真はミジェット・レーサーのキットの中身。
このミジェット・レーサーを私はまだ組んだことが無いのだが、モノグラムの型から起こしたらしく、この内容で$79.99はお値打ち品ではないだろうか・・・?!
デカルも見たところすばらしい出来だし、ワンピースのブラスのシャーシーも途中で切れば、自作のフォーミュラーにも使えそうだ。(笑)
① レベルのコブラ・フォード (1/24)
最近、私の周りでは殆んど景気の良い話は聞かれなくなってきました・・。(爆)
世界恐慌を匂わせるリーマンの破綻や、AIGへの公的資金注入、又、身近ではMrクラフトの閉店等・・・。
庶民レベルでは、考えても如何しようも無いことなのですが・・、せめて自分の気持ちを落ち着かせる意味で言えば・・・、30年前に、生活パターンも気持ちもシフトすれば良いのだ!! ・・・などと考えています。
コロッケを食パンに挟み、刻んだキャベツとソースでぱくついていた、あの時代に戻れば良いのである・・。
札幌味噌ラーメンに、もやしを炒めてのせれば、それでOKである。
歳を取ると色々な情報には目ざとくなるが、私の場合、食にはあまりこだわりが無い・・・、休日のB級グルメで、十分なのである。
それより、自分自身のマインドをコントロールする意味で、楽しいことを探している。(笑)
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ここの所、スロット・カーから脱線した話ばかり書いていました・・。
今回は何回かに分けて、レベルのコブラの事でも書こうと思います。
あの12歳の少年時代には戻れませんが、私が初めて父親を拝み倒して買ってもらったのが、このレベルのコブラ・フォードでした。
写真左側が初期のFT36を積んだキットで、右は後期のFT16Dを積んだ、ファイヤー・ボール版のキットです。
右の写真は変更になったモーターのマウント部分の説明書です。
どちらのキットもボディーには差異は有りません。
(Source: The Cobra-Ferrari Wars 1963-1965)
左の写真は、先日引っ張り出した修復途中のコブラですが、どうやら中央の写真のコブラを作ろうとしていたようです。
他には探したのですが・・、#7のコブラの写真は見つけられませんでした。
右の写真は、後期に発売されていたクリア・ボディーのシリーズのジャンクです。
このシリーズでもコブラのプロトタイプのクリア・ボディーが出ていたので、割れたボディーを乗せ変える意味で、これも含めてのんびりレストアして行こうと思っています。
剥離剤 ②
このO氏の剥離剤には、「すうぱぁ ズルムケ君」 と言う名前が付けられています。
O氏の人柄を感じさせる、インパクトのあるネーミングです・・・。(大笑)
この剥離剤は、塗装の種類にもよりますが、プラスティック類上の塗膜の剥離には応用範囲は広いと思います。
塗りそこなったプラモデルはもとより、人形、電車等にも利用出来ると思います。
私の場合この剥離剤を分けてもらうまでは、マジックリンの原液や薄めたシンナー等で剥離作業を行っておりました。
厚く古い塗膜の剥離時などは、マジックリンに漬け置き後、金ブラシで擦り、再度、マジックリンの中に漬けると言う、労力と時間を掛けていた訳です。
また、マジックリンはクリア・パーツを白濁させると言う欠点がありますし、ゴム手袋を使用しないと皮膚を傷めてしまいます。
既にO氏は、この 「・・・ズルムケ君」 を友人仲間やネット仲間に実費販売しておりますので、お使いになった方も居られるかと思います。
実は当時、この剥離剤をMrクラフトで販売してもらおうと、N氏に相談したことが有りました。
N氏にもテストして頂き、気に入っていただき、OKが出ていたのですが、いつの間にやらこの話は立ち消えになってしまいました・・・。
石油製品の販売にはその関係の法律やら、PL法等、面倒臭い問題が存在します。
そんな関係で話が立ち消えになってしまった様に記憶しています・・・。
また、クラブ仲間にも 「そんなもの使うより、新しい物を買った方が安いんじゃないの~・・?!」 などと云う意見も有り、仲間内でもいまいちの盛り上がりでした。
・・・確かに、ごもっともな意見だと思います。
剥離に費やす時間と労力を時給計算すれば、明白です。(笑)
しかし、長年古いスロット・カーの剥離で悪戦苦闘していた私には、現在も革新的な剥離剤となっています。(大笑)
PS: もし御興味がおありの方がいらっしゃいましたら、slot2002@mail.goo.net.jp に連絡してみて下さい。
現在、写真のアドレスは変更になっております。
上記がO氏の連絡先になっております。
剥離剤 ①
今日は久しぶりに蒸しましたが、朝晩は過ごし易い陽気になってまいりました。
クラブ・レースも無事に終わり、また古いスロット・カーの修復(レストア)に時間が取れるようになりました。
古いスロット・カーと云っても、キットをただ開けただけの物から、塗装済み欠品多数の物まで、色々な状態の車が存在します。
そんな古いスロット・カーを修復する時、一番問題になるのが塗装の剥離だと思います。
今回は、そのボディーの剥離について、ちょっと書いてみようかと思います。
今回使用した剥離剤は、友人のO氏が数年前に開発したもので、この剥離剤を分けてもらってからは、修復が大分楽になりました。
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上の写真は、数日前に今回のブログの為に剥離剤に1日漬けておいた日模のムスタングのボディーです。
左の写真は、ご覧のように刷け塗り塗装でしっかり塗料が付着しています。
多分、塗装後数十年が経過していると思われます。
剥離剤に漬ける前に剥がせるパーツは出来るだけ剥がしておきましたが、この段階で無理をすると細かいパーツを破損させてしまいます。
今回は内装とウインドウのクリア・パーツだけを何とか外し、ライト、バンパー、グリル等は付けたまま剥離剤に沈めました。
クリア・パーツにも塗料が飛んでいたので、今回は外したウインドウも一緒に剥離剤に沈めてみました。
中央の写真は、溶けた塗料を使用済みの歯ブラシで擦り落とし、洗剤で洗浄後、ふき取った直後のものです。
当時のセメダイン系の接着剤も多少柔らかくなり、平歯の彫刻刀をテコの様に使い、グリルやバンパーを外しました。
カチカチに固まっていた厚塗りの接着剤が柔らかくなっていたのには驚きです。
右の写真は接着剤が柔らかくなっているのを見ていただく為に撮りました。
ウインドウを剥がす時は随分硬くて神経を使いましたが、これなら最初に剥がさずに、付けたまま一緒に沈めてしまえば良かったと思います。
ご覧のように、柔らかくなった接着剤が簡単に剥がれているのが判ると思います。
上の写真はボディー細部の筋彫りと、表面の状態をアップで撮った物です。
白くなっている部分は、塗装時にシンナーが侵食したものですが、部分的には布で擦ると結構取れます。
しかし、接着時にセメダインが長時間作用していた部分には侵食が見られます。
それにしても、これだけ好結果を示す剥離剤は中々の代物だと思いますが・・・。(笑)
MG-A
この歳になると ”自分の身の不安” から、日本の将来の事に思いを巡らす事が多くなって来ました。
(私が考えてもどうしようも無い事なのだが・・・。)
このブログも書かなければ・・・と思いつつ、仕事、野暮用、夏バテと三重苦で半月あまりが経過してしまいました。
福田首相が辞任して、次期総裁候補が乱立したのには驚きました。
しかし、今の日本の現状を打破できる候補は見当たらない様に思います。
既に15年も前にITの普及により情報、消費等がフラット化し、グローバルな見識で政策を考えなければいけなかったのですが、日本の政府は何をしていたのでしょうか・・。
すでに少子高齢化も判っていましたし、昨今の第一次産業品の値上がりの追い討ちにより、インフレとデフレがマダラ模様になってきて、にっちもさっちも行かない所に来ています。
赤字続きの日本株式会社の次期社長は、今の自民党、民主党の中からではなく、海外から優秀な人材をヘッド・ハンティングしてこなければどうにもならない様な気がします。(爆)
幕末期と同じように、一度、中からではなく外から大局的に日本を見る事が必要だと思います。
ブログが愚痴のはけ口になってしまってはどうしようもないので、そろそろ止めておこう・・・。(笑)
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そんな訳で、8月後半から古いおもちゃをいじっている時間が無く、今回もクラブ・レース用のこの車で又お茶を濁そうと思います。
まだ完成には至っていませんが、これから少しいじろうと思っています。
最近は本当に上手く作ることが出来ません。
雰囲気だけをよりどころに、頑張っています・・・。(苦笑)