① 1/24 1952 Cooper Bristol

ここのところ、外は抜けるような好天なのだがコロナ禍で外出する習慣がなくなってしまったせいか、自宅でTVを見たり夜工作机に向かうことが多くなっている。

今日も昼食時にはLPGAの ”バンク・オブ・ホープ・マッチプレー” で決勝まで勝ち上がった古江彩佳の戦いぶりをTV観戦していたし、昨晩は全仏オープンテニスの準決勝、ナダルvsアリアシムの試合を寝る直前まで観戦していた・・・。(結果は今朝PCで見たのだが。笑)  先ほどまで観ていたインディー500の佐藤琢磨も残念であった。

夜更かしに運動不足と+α、・・・体に悪い事ばかりしている!

今月もやはり過去の放置車両の製作に息抜きの時間を割いていたのだが、さすがに赤い車ばかりだったので違う色の車でも作ろうかと、古いクーパーブリストルのボディーを引っ張り出してシャーシーやパーツなどを作っていた・・・。

下の4枚の写真は大分前にスケーレクストリックのフェラーリのボディーをレジン取りした時に、ボディー幅を詰めてブリストル風に改造を始めた頃の物である。 このボディーは先日UPしたフェラーリの375F1と同じもので、切り貼りしてクーパーブリストル風にしたものであったと思う。 (違ったら御免! ・・・既に素材が何であったか失念している。 苦笑)

当時はボディーのおおよその外形だけ製作しただけだったのだが、今回の製作ではシャーシー以外にもホイルやボンネット上のルーバーなどの細かい外装パーツにも苦戦させられている。

・・・未だに雰囲気の合いそうなリアのウレタンタイヤも見つからない状態である。

⑨ The Formula 1 in 50’s (Revell: 555→553)

私はフロントエンジンのフォーミュラが好きなので、このRevellのSqualo555をジャンクを含め数台持っているのだが、1965~66年当時にレヴェルはなぜこんな古いフェラーリのF1を発売したのかを未だに疑問に思っている。  

話せば長くなるのでここでは簡単に書くが、そもそもが1952年のフェラーリ500F2から始まる。 この年はF2(2000cc)に世界選手権タイトルが賭けられ、フェラーリでは珍しい4気筒のエンジンが使用された。 ・・・500F2はこの年大活躍しチャンピオンを2年連続で獲得している。 このフェラーリ500F2が625、553から555へと変化していくのだが、1954年からは再び排気量2500ccのF1へとタイトルが変更された。  しかし車輌の方がF2からの進化に耐えられなかったのか、2.5Lエンジンとの相性が悪かったのか?、555は500F2の様な目覚ましい活躍は出来なかった。 

そんなSqualo555の様な10年以上も前のたいしたヒストリーも残せなかった古いフォーミュラ1を、Revellは60年代中期になぜ発売したのか・・・?  個人的にはどうせ発売するなら、52年の500F2のチャンピオンカーにして欲しかったと思うのは私だけでは無いと思う。 ・・・それがなぜか555なのだ!

このRevellのSqualo555はキットでは発売されなかったらしく、ブリスター・パックのRTRとサーキットセットの付属車として販売された。ボディーのカラーは写真の朱色とダーク気味のシルバーの2色のプラスティックだ。  シャーシーも御覧のようなプラスティック製で、15Rの大型モーターとF130?クラスの小型モーター搭載の2種類が存在する。 ・・・不思議な事にFT16や16Dを使った車は発売されなかった。 やはり同じプラスティック・シャーシーを使ったロータス23とポルシェRSKのRTRも同じようなブリスターパックで発売されている。  サーキット・セットは67年頃まで、バギーのセットと一緒に発売されていた様だ・・・。

今回製作した車も、この555のボディーを自分なりに修正した長期放置ボディーに、再び修正を加えたレジンボディーを使用している。 エグゾーストのカバーがちょっと大きすぎたし、テールエンドの形状等ももう少しいじりたかった。 タイヤも長谷川のテスタロッサの物をそのまま付けているので、そのうちリアタイヤは良さそうなウレタンに変えなければならない・・・。

この車は自作シャーシでは有るのだが、モーターにF200を使ったプロペラシャフト駆動になっているので、昔だったらヴィンテージの項目ではなく、日記の方に入れなければならない車である。