
関東地方も梅雨明けしたら、とたんに34℃の盛夏の陽気になってしまった。 今週からはオリンピック、パラリンピックも開幕する。 先週末はまた全英オープンのTV観戦になってしまったのだが、松山選手がCOVID-19感染の為に、今回は参加できなかったのが残念であった! それにしてもコリン・モリカワはプロ転向2年目、若干24歳にしてメジャー2勝目である。 凄い選手が出てきたものだと思う!! 最近はTVもスポーツ番組以外は殆ど見なくなってしまったし、あとは歳のせいか昼寝が定着してきている・・・。(苦笑)
大分昔の話になる・・・。 当時プレミアのロータス11のキットを探していたのだがなかなか見つからず酷いジャンクではあったのだが、とりあえずプレミアのボディーだったので購入した車が長い事眠っていた。 またこれも大分前の話になってしまうのだが、MERITの11から片面起こししたレジン・ボディーも同じように3台程残っていた。 ・・・それらのロータス11を久しぶりに作り始めたのは昨年の暮れ頃の事だろうか・・・? とりあえず架空の「私だったらこんな11クーペにしたいな~?!」と云う車が1台完成したので、何回かに分けてUPしてみたいと思う。
フランク・コスティンの素晴らしいデザインのイレブンをクーペにするのはいささか邪道の様な気もする・・・。 私の目で見れば、オープンの状態で、既に完璧にバランスが取れている美しい車に見えるからだ。 イレブンが発売されたのは1957年頃の事だが、やはりライトウエイトなレーシングカー(一部はロードカー)としては大いに成功した車ではないかと思う。 また、Dennis E.Ortenburger著「The LOTUS Eleven」には何台かの自作?改造の様なクーペのイレブンが一つの章として掲載されている。 そしてイレブンは多くのレースで好成績を残した。 ・・・特に1957年のルマンでは大活躍している。
個人的な感想なのだが、50年代後半に中古のイレブンが何台か売りに出されて、それを買った後のレーサーがクーペ(GT)に改造したものが多い様な気がする。 イギリスは1日の内でも天候が変わりやすいので、急に雨が降り出す事も多かったと思う。 そんな時にはクーペの方がドライバーには楽なのだが、車重や空気抵抗等の問題を考えれば、1100cc前後のエンジンにはクーペボディーは荷が重かったのではないだろうか?
そして私が一番感じているのは、コスティンの低く流麗なデザインが台無しになっている車が多い事だ。 これは何もイレブンだけの事ではなくマーコスやその他のバックヤード・ビルダーの車達にも云えることなのだが・・・。 しかし、長年これらの車を本で眺めていると、可愛く見えてきてしまうから本当に不思議だ~・・・。(笑)






