⑥ 1/24 Aston martin DBR1 (Strombecker?)

今年も既に師走の半ばを過ぎてしまった・・・。 それにしてもこのジャンク・ボディーだったアストンのDBR1には随分と時間が掛かってしまった。  

時間を掛ければ良い物が出来るなどと云う風説を時々耳にするが、このDBR1に限ってはそうでは無かった。 工作に集中して継続的に進めていければ良かったのだが、途中で随分と中座することが多かった。 また、計画性も無く「行き当たりばったり」的な工作だったので、いつもの事だが出来は決して良くない。

・・・とりあえずジャンクのDBR1のボディーが、1台どうにか年内に完成させることができた~・・・、と云った安堵感だけである。だんだん五感も老化し集中力も継続できない歳になってくると、やはり最初にそこそこの資料集めと計画性が必要になる。 

今回のDBR1は1957年にルマンに本格参戦した初期の部類に入る車なのだが、1956年に初参戦したDBR1とはフロントフェンダーやライト周りなどが大分違う。 

3年後にはホイル・アーチがフロント、リア共に被る様な車にもなったが、個人的にはこの57年タイプのボディーが一番好きなのである・・・。(いろいろボディーをいじる手間も省けるからか・・・? 笑)

1957年のルマンはジャガーDタイプの当たり年で、1位から4位までを独占し、6位にもDタイプが入賞している。 

今回のアストンのDBR1(#19)はそんなDタイプとのつばぜり合いの中にあって、10時間目にギアボックスのトラブルでリタイアしてしまったちょっと情けない(残念な)車だ・・・。 

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