2011年 12月31日  大晦日

今年もどっぷり暮れて、サンタは来なかったが、またまた大晦

がやって来た・・・。  今年は11月に人間ドックに入る予定

でいたのだが、急遽キャンセルし、我がままに生きている。 

心筋も脳も多少の問題は有るが、今年も大きな梗塞は起こさ

ず、どうにか生き延びた。 (苦笑)

毎度の事だが、歳を取ると失うものが増えてくるが、それは物

やお金ではない。 サンタに何かをもらうより、自分自身の機

(思考や五体)が、どうにか上手く可動していることをとりあ

えず素直に喜びたい・・・。

今年1年を振り返れば・・・、私どころか瀕死のダメージを受け

のは我が祖国 ”日本” の方である。

(こんな小さい島国で3発目は応えた・・・!!)

今年はあえて、どうにもならない政治経済問題には触れずに

まらぬおもちゃ趣味のグだけを書いてきたのだが、巷

ナリストの予想とは逆に、私自身は来年は日本の正念場

のではないかと思っている。      (・・・こらこら)

30年前は ”JAPAN AS NO.1″ などとおだてられ、昨今は 

”JAPAN  SYNDROME” などと称されて、小先進国の末路

の見本様に扱われている。   ギリシャは粉飾だし・・・。

(円高や国債の低金利はいつまで続くか?、我々庶民はこの

20年で何を学んだのか・・・?、今日はユーロが99円台だ。)

・・・一体、この体たらくの原因は何なのだろう・・・???

 

最近は自宅付近で雀の姿や鳴き声をとんと見聞しなくなった。

昔、ある大蔵大臣が「貧乏人は麦を食え」と云って、庶民、マ

スコミから総すかんを喰う羽目になったが、来年は私も肥満

予防に懐かしい麦飯とメザシにしようかなどと思っいるが、

最近はこのメザシにも魚屋さんであま御目に掛かれなくな

っているし、っても意外と高いのだ・・・。  

 

今年も、私のつたないブログを覗いて頂いた皆様にお礼申し

げます。 手を付けたまでは良いにしても、完成品を殆んど

せ出来なかった事が残念です。 来年は放置車輌にもな

んとか手を入れていこうと思っております。  ・・・だんだん。

・・・良い年をお迎え下さい。

 

1/24 Scalextric Alfa Romeo TZ (その8)

巷はイブを挟んでの3連休の方も多いと思うが、今年も後1週

間を切ってしまったそんな連休初日の午後、片付かない我が家

整理用品(・・・ん?、大丈夫だ~。)を買いにIKEAに出かけ

てみた・・・。 買ってきたのはただのダンボールの箱なのだが、

いくつか重ねる事が出来そうだし、形は揃うし、何より部屋の中

に積んで置いても普通のダンボールよりは見てくれがはるかに

良いのがうれしい・・・。 (おまけにバーゲンに掛かっていた。)

ただでさえ置き場所に困っている狭い部屋なのに、安いので

植物とカバーもいくつか買ってきてしまった・・・。 (苦笑)

クリスマスではあるが、今日も部屋の掃除と後片付け・・・、そ

に買ってきたダンボール箱を作らなければならない・・・。

  

大失敗をやらかしたTZの内装だが、レジンにてどうにかまあまあ

の物が出来上がった。 メーター周りが一部ゴムが欠けて、3枚

程は中をえぐらなくてはいけない物になってはしまったが、使うの

は2枚だけなので、これはスペアーに取っておこうと思う。

他の古いボディーの内装に上手く転用出来るかもしれない・・・。

やはりレジンは多少縮むのでボディー側の凸の突起と内装側の

凹の穴が幾分ずれてしまう。 これは棒やすりで穴を修整して、

手く収める事が出来た。 後はシャーシーのマウント用のロー

レットの位置決めを、上手く穴あけしなければいけない

・・・スゴロクじゃないが、内装はやっと振り出し手前に戻った!!                                                     

  

やはり問題の一つであったダイキャスト・ホイルのリムのチップ

の修正は、いろいろ思案したが・・・、初めてでは有るが、今回は

薄いプラ板を瞬着で裏打ちして貼り付け、表側はやはり瞬着の

垂れ流しで行って見ようかと思っている。 

 

1/24 Scalextric Alfa Romeo TZ (その7)

   Source:  24 Heures Du Mans 1923-1992

内装の消失でここのところちょっと停滞しているTZのレストア

だが、昨日、10日程前に注文しておいたSCALEX用の24の

シリコンタイヤが到着した・・・。(泣きっ面に蜂だ~・・・!!)

友人達からも “お悔やみメール” を頂いてるし、ここは何とか

立て直さなければいけない・・・。   (O氏が云う様に、古い

SCALEXは素材が塩ビ系なのかもしれない・・・。)

予定では・・・(笑)、写真の#41と#40の2台を作ろうと思

っていたのだ。  (#40のTZはツールド・フランスを走った

#145にうかなどと考えていたのだが・・・・?!)

ボディーもフロントサイドのフラッシャーを削り落としてしまった

ので付けなければいけないし、フロントスクリーン直下のボン

ネット上のセンターのフラップもどうにかしなくてはいけない。

・・・これは何の為に付いてるのだろう?、ワイパーモーター

護の為の改良か・・・、ただの虫よけか?

  

タイヤまで買い込んで、このまま、また未完成では、安物買

の銭失いどころか、”泥棒に追い銭”になってしまう・・・。

フレートを考えて、24としては珍しいロータス16とBRMのP

48のボディーキットも一緒に買い込んでしまった。

ロータスの16番はいつかは作ってみたい車だったし、P48

24としてはあまり見ないボディーだ。 これは良い買い物

だったかもしれないが・・・、幾分ボディーが大きいようだ。

 

12月も半ばを過ぎたし、いつまでも嘆き悲しんでいても時間

無駄と云うものだ・・。 そろそろ重たい神輿をあげて、手

のTZからコクピットだけ型取りしよう・・・。

オリジナルからはだんだん遠くなっているが、レストアと云っ

も、こんな時に手元に1台でもオリジナルに近い車がある

と助かる・・・。

  

 

1/24 Scalextric Alfa Romeo TZ (その6)

♪ や~っちゃった~、やっちゃった~、せ~んせいにしから

  れる~・・・。

♪ ・・・・ だんだん、おうちが遠くなる~・・、遠くなる~・・・。

 

・・・・見てお判りのように、傷んだレバーやイカの塩辛を作

っているわけではない。 一晩、剥離剤に漬けておいたTZ

のコクピットである。 (バカ、バカ、バカ~・・!! 大泣き)

たかだか剥げ掛けたドライバーの塗装だけを落とそうと、

なんの問題も無いTZのコクピットを一晩、アルコール系の

剥離剤に漬けておいただけなのに・・・、手に取れないほど

ドロドロに溶けてしまった・・・・・・・。 それも半端な溶け方

ではない・・・・・。   ・・・・・・・・・・・・・・ショックだ~!!

古い32のSCALEXTRICを以前いじっていた時も、この素

材はカビも生えるし、変な醗酵臭はするし、只者では無いな

とは思っていたが、素材を知らない勉強不足の私がバカだ

った~・・・。(涙)

好事魔多しと云うが、比較的順調に進んでいただけに、たと

えジャンクと云えども、2台分のコクピットを同時に失った精

神的なダメージは大きい・・・。

・・・どうやって失ったモチベーションを取り戻すか? 

・・・・ダメだ~!!

 

・・・・・そうだ~、    ・・・・・・・・年賀状でも刷ろう・・・・。

 

1/24 Scalextric AlfaRomeo TZ (その5)

アルファのスロットカーは、私以外のスロットカー・ファンにも

魅力的なアイテムに映ると思うのだが、こと、このTZに関し

は、ちょっと思い返しても殆んどキットが無いと云うのが現

様だ・・・。 最近の1/32のスロットを見ても、あまりお目に

からない。 ・・・有るのは1/43のミニカーやレジンキットば

りである。 私の知る限り、このSCALEXTRICのTZが当時の

スロットカーでは1/24でもあるし、唯一の物であると思う・・・。

ただ1/24 のTZとして60年代後期に発売されたものに、UN

ICARのTZ・2が有るが、これはTZの発展型で、またキット

はクリアボディーでタイヤは小さく、ナイロンシャーシーのリア

ティーの無いものである。

(ボディーもあまり似てないし、クリアだし、小金虫の様なこの

ディーカラーでは流石の私も触手が動かない。)

古い24のファンである私には、アルファのカングーロのいく

つかのキットと、このRTRのTZ,それからTZ・2とテスターの

クリア・ボディーが一つのブロックとして頭の中に定着してい

る。 ・・・その理由は何だか良く判らないのだが、後の純レ

シングカーではなく、小排気量の流麗なデザインのダイ

ドとして、当時のカロッツェリア達が覇を競った車達であ

からかもしれない・・・。 レーシングカーと云うより、60

アルファのエスプリといった方が良いかも知れない・・。

私はこの24の当時のアルファのスロットカーを殆んど走らせ

事がないのだが、カングーロなどはレース記録が無いので、

んなカラーリングにしたらよいものかと迷ってしまう。

また、今回のTZも走らせるスロットカーとしてはトレッドも狭い

しタイヤも細いのでポテンシャルは低いと思うが、名だたるレ

ースへの出場経験のある車種なので、カラーリングはその中

から製作出来そうなものを選んで、好き勝手に作ってみよう

とは思っているが・・・、どうなるか。(笑)

今回レストアしているTZは、昔から気になっていたフロントの

ホイル・アーチ、リアのCピラー(?)辺りの厚み等は好き勝手

にいじりまわしている。 唯一の問題は、ライト周りの金属製

のリムをどうやって作るかと云う事だが・・・・。

下の写真は、このボディーで私が気になっている箇所。

TINTIN

今日(土曜日)は、久しぶりに家内を誘い映画を観に行って来た。

日頃、引きこもりの様な生活をしていて、時間が出来ればおも

ちゃいじりの日々なので、気分転換と散歩も兼ねて、またその

おまけで映画も観てきたと云う訳だ。

ここのところ生憎天気が悪く、昨日(金曜日)は結構冷え込ん

でいたので厚着で出かけたのだが、歩き回っている内に結構

汗をかいてしまった。

私達の世代では、どこかでこのマンガの主人公”TINTIN”を

ている方は多いと思う。  

私が初めて目にしたのは小学校の図書室であったが、私はこ

のTINTINのマンガを殆んど読んだ事がないし、作者の名前

も映画のプログラムを買うまでは知らなかった。  

私より家内の方が良く知っていたので、逆に驚いた程だ・・・。

・・・それではなぜこの映画を観に行ったかと云うと、初体験の

3Dだし、冒険活劇、時代背景、新しい漫画の写実表現である

パフォーマンス・キャプチャーであった事。 もう一つ付け加え

れば監督、製作がスピルバーグとピーター・ジャクソンだった

事だ。 ・・・やはり漫画であっても、この時代の風物や謎解き

絡みのトレジャー・ハントの冒険活劇を私は大なのである。

物語は「インディー・ジョーンズ」のシリーズと同様、早いテンポ

でどんどん進み、この手のクラッシックな冒険活劇を好む観客

を飽きさせない。  ”細かい所は気にせずどんどん進む”と

云った感じだ。

私にはタンタンが少年時代のマックイーンの様な感じがして、

また、大酒飲みのハドック船長はウォルター・マッソーとトミー

リー・ジョーンズを足して2で割った様な風貌に見えた。 (笑)

ここの所、老眼に乱視が進み、めがねを掛けた上に3Dのめが

ねを掛けての鑑賞で、ちょっと観づらかったが、それでも十分

に楽しめた・・・。

  

 

1/24 Scalextric AlfaRomeo TZ (その4)

毎年同じ様な事を書いている様な気がするが・・・、今年も余す

所1月になってまった・・・。  クラブレースも無事終了した

が、今年もテール徘徊し、結果的には何の進歩の跡も見られ

ていない1年であった・・・。 (涙)

・・・ここの所訃報が多く、また年末の恒例行事である忘年会も

いくつかあるのだが、昔とは違い、楽しかった忘年会もだんだ

が重くなってきている・・・。 

(先輩に付き合って2次会、3次会でボッタクリ・スナックに飛び

んだり、また風邪を引き込んだりもしたくないものだ・・。 笑)

  

  

一番上の大きな写真は、出来上がったレジンパーツを瞬着で止

めて、1/24 のアルファのダイキャスト・ミニカーと感じを比べて

見たものだが、ミニカーがそこそこの出来なので、SCALEのTZ

と比べると時代も違うが、ホイル・アーチやホイル・キャップの有

る無しで随分感じも変って見えるものだ・・・。

この後、内側から強度を持たせる為に、ゴム系接着剤を接合部

に流し込む予定でいる。

 

下の6枚はレジンのパーツ作りの工程を載せたものだが、自前

のリアパネルのデカルがゴムにくっ付かなくて、上手く元の固体

に戻せたのはラッキーであった。

これで前後の不足していたパネルは上手くいったが、他にライト

やグリル、ミラーなどもレジン取りしている。

私の場合、各々のパーツが浮かない様に、最初に両面接着テ

ープで注入口になる部分をしっかり止めてから、ゴムをゆっくり

流し込んでいるのだが、それでも一部に気泡による欠落が起き

る事が多い。 (涙)

オリジナルのSCALEのインナーは、カバーが付いているので、

24のダイキャスト・ミニカーのホイル・パターンも一緒に型取り

しておいた。 このミニカーは中空タイヤなので、ホイル周りに

余計な物が付いていて、これから上手くホイル・パターンだけ

を削り出すのはちょっと大変だ・・・。

フロントやリアのこの程度のレジンパーツ取りは、数個作れば

よいので、上手く型から出ない時はシリコンゴムのサイドを少し

切って取り出している。   再度、シリコンにレジンを流し込む

時は、シリコンの周りを輪ゴムで止めて型を押さえて流し込ん

でいるが、僅かにラインが残る程度で、塗装前のペーパーで

すぐに消す事が出来る。

上の段の右隅の写真で、型取りのダンボール箱の隅に載せて

あるシリコンゴムの切れ端は、シリコンが不足した時にアンコ

として量を増やす為に用意して置いた物。