大晦日

今年もまた大晦日がやって来た・・・。

午後から簡単に庭先で洗車した後、先ほどまで買出しに追われ、

正月の御節を実家に届けて、6時過ぎに自宅に戻って来た。

私の生活はほとんど時間通りに毎日同じように過ぎてゆく・・・。

大晦日の買出しもここ10年以上同じパターンだ。  

大掃除も今年は殆んどしていない。 だんだん歳と共におっくうに

なってきて、死ぬわけじゃないから ”ま~・・・、いいか?!”と云

う事になる。  昔は離れて暮らす両親の実家のだらしなさに小言

を云ったものだが、私もだんだんその域に近づいてきている様だ。

毎年同じなのだが、大晦日のひと段落したこの時間に、今年1年

を一服しながら振り返ってみる・・・。 当然、振り返るだけではな

く、おぼろげに、来る年の希望にも思いをめぐらすのだが・・・。

このブログも月に2~3本だが、良く続いていると思う・・・。  

最近では製作ペースが大分落ちてきているし、内容も乏しい。  

来年は作りかけの車をどうにか何台かは完成させたいと思う。

とりあえず、インドアの趣味はスロットがあるから良いのだが、問

題は運動不足を如何に解消するか?、・・・アウトドアだ~!!

今年はゴルフにも2回ほどしか行っていない。 その分旅行で歩

て来たのだが、そんな事は毎月出来る訳も無く、何か考えなく

いけない。 ・・・先日来た昔からの私の知人は、65歳なの

2年程前からマラソンを始めたらしい。 なんでもハーフ・マ

ソンの大会にもここの所出ているらしい。  マラソンを始めて

ら体重も10kgほど落ちて、定年直後より体調も良いし、精神

態もすこぶるポジティブだと話していた・・・。  タバコをくわえ

がら彼の話を聞いていたのだが、何にも変えられない不健康

生活をしている今の自分が惨めになってきた事だけは確かだ。

(苦笑)

・・・・・さて、今年もつたない私のブログにお立ち寄り頂いた皆様

にお礼を申し上げると同時に、良い年を迎えて頂くことを心よりお

申し上げます。

 

1/24 Scalextric Alfa Romeo TZ (その12)

2011年の年末近くに買い込んでしまったアルファのTZも、1年以上

時間を費やしてどうにかボディーワークだけは終盤に近づいてきた。

シャーシーはすでにオーバーホールしてあるので、後は組み立てるだ

なのでさしたる問題も無いと思うが、このボディーには随分遊ばせ

てもらった・・・。(苦笑)

他の車を作っていても、何か問題にぶつかるとこのTZを引っ張り出し

てはサッシ類はテープで行くか?、はたまたマスキングして塗装で行く

か?、悩ませて貰ったな~・・・。  ホイルも問題のひとつだった・・・。

   

最初に手元に来た時は左の写真の様な状態だった。 剥離剤で内装

を溶かしたりいろいろ失敗を繰り返してきたが、やっとあと一歩と云う

ところまでたどり着いた気がする・・・。 (笑)

ホイルは現行のホイルがベースになっているのだが、ルマン出走時は

2ブレードのスピナー付きのホイルだったので、サカツウのスピナーを

利用して取り付けて見たのだが、ホイル・キャップはすでに塗装が終

っていたので、4本のスタッドは削り落とさず、そのままブレードを取

付けてしまった。 当然ホイルが違うので、落とすべきではあった

が、また色を塗りなおす元気がすでに無い・・・。

  

直近のボディーの写真だが、テールランプもアクリル棒から切り出して

塗装してある。  フロントのライトもエポキシで作ってみたのだが、こ

は次の機会にでもUPしてみよう。  一番の問題は、なんっても

ッシのシルバーだった。  この車自体は1968年の発売なでや

はり古いことを念頭に置いて、両車輌とも塗装で行くことにした・・・。

1台はラッカーのマスキングによき出しと、もう1台は全面マスキ

グによるテープの無駄を省く為に、部分的にマスキングして刷毛塗りと

2種類の方法でシルバーを塗ってあるが、クリアー後の見てくれには

れほどの差は無い様だ・・・。  市販のシルバーのテープより塗りの

方が古いおもちゃにはそれらしい雰囲気が出る気がる・・・。

(実際はMkⅠで失敗してるので、曲面の多い車は自信がない!!) 

ライト周りも2台ともフリーハンドの刷毛塗りだが、これも長い事どうし

たものかといろいろ考えをめぐらしていたが、”案ずるより生むが易し

で、この程度の出来であれば、今の力量では満足するしかないだろう。

後は外装パーツの製作と取り付けだが、年内に完成まで漕ぎ着けた

良いなと思っているのだが・・・。 (笑)

  

④ 巴里の5日間

暮れも半ばを過ぎたこの時期になってくると、淡々と仕事はしている

ものの、年賀状だの歳暮だの、おまけに年末調整だのと何かと気ぜ

わしくなってくる・・・。 また、今年も大掃除はこの寒さじゃ体に悪い

で手抜きになるだろう・・・。 信長は人生を50年と謳ったが、最近

長寿なので大方80年弱位だろうか?、・・・人生を四季に例えれば、

もう晩秋から初冬に入った事になる・・・。

さて、このパリの話も初めての経験なので、自分の日記の様なつもり

で書いているのだが、最近は鳥ではないが,大して重要で無いことは

”3歩歩けば忘れてしまう”ので、この旅行からもそろそろ2ヶ月が経

るのでどこまで思い出せるか?、またその時に感じた事や思った

どこまで上手く表現出来るかなのだが・・・。 (苦笑) 

  

シャンゼリゼ通りは東京の銀座通りの2倍弱はありそうな広い通りだ。

車道も広いのだが、歩道の広さには驚く。 歩道の中に2列のポプラ

並木が伸びていて、この歩道の片側だけでも都内の古い主要幹線位

の幅はある。 パリではこのスペースを利用して、観光客を巻き

だフェスティバルがいろいろ行われている様だが、日本で云えば、さ

しずめ東京駅から皇居前までの大通りの様で、ゆったりした感じだ。

歩道には老舗のレストランやカフェが張り出して営業している店もある

のだが、さすがは天下のシャンゼリゼで、蛇足だがメニューは軽食で

もクリーシーのカフェの倍以上していた。 話が脱線したが、今でもゆ

りを持って現在の人口(観光客)増加にこの大通りが何の問題も無

く適応しているところに、古都パリの街作りの先見性を垣間見た気が

する・・・。   ・・・今頃はクリスマスのイルミネーションが綺麗だろう。

  

云わずと知れたヴィトンの本店なのだが、ここのウインド・ディスプレイ

が全面 ”やよい草間” 女史のアート作品でデコレーションされていた

は驚いたと同時に見入ってしまった・・・。 最初、パッと見には村

のフラワーのオブジェかと思ったが、良く見たら下に草間女史の

等身の人形も展示されているではないか・・・?!

・・・まえに何かの雑誌で読んだことがあるのだが、ヴィトン財団は世界

各国のモダン・アートを収拾しているらしく、最近では ”たけし北野”の

作品にも興味があるみたいだ。 ・・やはり花の都と同時に芸術の

都と云われるだけの事はあり、この後もいろいろなモダン・アートとすれ

違う事になった。 (残念ながらヴィトンの店内には入らなかったが。笑)

  

私はこの店を見るまで、トヨタ自動車が今年で創立75周年と云う事を

知らなかったのだが、このパリのショールームにはトヨタの往年の人気

車種が並んでいた。 シャンゼリゼの一等地で、時間が早いせいもある

のだろうが、人あまり入っていなかったが新車を飾るのではなく60年

代のを中心に展示していたのが、”古いものを大切にする”、これは

都パリならではのトヨタのアピールだったのかな~・・?

 

③ 1/32 Cobra GT coupe

ちょっとのんびりとバタバタを繰り返していたら、今年の師走も半ば

なってしまった・・・。  どちらにしても、模型系のブログは作らない

何にも書くことがなくなっちゃうと云うのが辛いところだ・・・。 

おまけに明日(今日)の日曜日は選挙だと・・・。 参ったな~。

雨後の竹の子じゃ~あるまいし、1ダースも大小政党が出現し、マス

コミの予想では自民党の大勝などと云う見出しも何回か見聞きした。

前回は民主党に鞍替えした一部の企業、産業界も今度はまた自民

に鞍替えする様だ。  ・・・とりあえず大勝なら大勝で良いのだが、

決めなければならない法案は早く通して白黒つけて先に進んでもらい

たいと思う・・・。

 私はどちらかと云うと、原発反対、TPPと増税賛成派だ!!

 

  

さてと・・・、KBの32のコブラ・クーペも友人のM氏にフロントサイドの

デカルを作っていただき、どうにかボディーだけはクリアまでこぎつけ

たのだが、今度はジャンクのモーターの回りがいまいちで、ばらしてブ

ラシやスプリングを変えたりとつまずいていた。 

内装はRTRからレジン取りしたものを使用しているのだが、どうやら

この車には設計上の欠点があるようだ・・・。 他のKBの32の車の内

装にはドライバーのボディーが肩ぐちぐらいは付いているのだが、この

コブラ・クーペにはそれすらない。 ただドライバー・ヘッドを内装のプ

ートの上に取り付けるだけだ。 そもそも25と同じチャレンジャー・

モーターを使い、コクピットの低いこの車に押し込むには無理がある。

当然その結果は、モーターが内装のプレートに干渉し、車高を下げる

とができず、ラリーカーの様な腰高の車になってしまう。

最初はEJホビーのオートホビーのレプリカ・パターンが入ったホイル

適当に作ろうと思っていたのだが、やはり当時のキットのコブラ・ク

ーペはどんな物だったのか?を知るのも良いかな~などと思いジャン

クのスタティック・キットからパーツを剥がして出来るだけオリジナルに

近い雰囲気のものを1台作ってみようかと方向転換した。 当然、もう

一台、好き勝手なホイルを入れた車は作ってみたいと思ってはいるの

だが・・。 それにしてもこの32のコブラ・クーペはオタンコだよな~。

ボディースタイルも大きい”おはぎ”の様で、デフォルメがきついし、上

から見るとCOXのチータの様にリアはグラマラスに張り出しすぎている。

ライト・ハウジングの大きさなどは25とほとんど変わらない。・・・その

には貧弱な細いホイルがフロントと同じでリアにも付いている。 

昔作った25のコブラ・クーペを引っ張り出して比べて見たが、同じオー

ラが作ったボディーとは思えない・・・。 

(おまけに塗装した色も作った時の気分で随分違っているし・・・。 笑)

・・・これじゃ~、32のリンドバークのスタティックの方がよっぽどましだ。

 後はパーツを貼り付ければとりあえず出来上がりなのだが、ここ3~4

はあまりのカッコ悪さにどうしたものかと手が止まったままである・・・。