③ 1/30 1967 Oldsmobile Toronado (Mitsuwa)

取り敢えず手持ちのパーツでモーターライズのプラモデルがスロットカーになった・・・。 殆どが手持ちのパーツから拾い出して製作した物なのだが、古い車のプラモデルを見ると酷い状態のボディーの物から比較的状態の良いものまで、最近は殆どスロットカーにしてしまうのは私の性かも知れない?!(笑)

フレームもヤフオクで最近入手したミドリのロングホイルベースのパイプフレームだし、ホイルも初期のプラフィット?の物を幅をつめて使っている。 今回、自分で作った物と云えばアルミのアングル材でモーターマウントを製作したくらいか・・・?

モーターはリアシャフトにほぼ直角に当たらなけらばならない。 その為にパイプフレームの丁度良い部分にブラス材を当ててバランスを見て半田付けをするのだが、その時に下に置いたバランス用のブラス板迄一緒に半田付けしてしまった~。(涙) シャーシー自体が軽いので、「ま~いいか~?!」と云う事でそのままになっている・・・。

今回はボディーのポストをそのまま利用したので無駄な手間が省けて助かったのだが、フロントのポストが丁度ガイド部分にあるのでその処理だけがちょっと気がかりであった。 ボディーへの装着にはコグレと同様にタッピングビスを使っているので、少し緩めるだけで多少のガタを持たせることが出来る。

スクリーンのグルー落としに手間取った位で、ボディー、内装にも手を付けずにこのままの状態で無塗装で保存しようと思っている。 タイヤも当然、芯出し接着などもしていない。  ・・・万が一、走らせる様な事があればタイヤも変えなければならないのでホイルも幾分幅に余裕を待たせて切り出した。 (現在では、この時代のナローでハイトがある良質のゴムタイヤを見つけるのは非常に難しい!)

② 1/30 1967 Oldsmobile Toronado (Mitsuwa)

先週後半は、昼夜マスターズ・ゴルフトーナメントの録画をTVで見るのが忙しく、おもちゃ作りははかどっていない。 ・・・瞬く間にマスターズも桜の季節も終わってしまい、時間の速さを感じている!

下の写真は大きさがバラバラで見てくれが悪いのだが、手持ちの2種類のスロットカーの物で、UHPのトロネードは実車同様のFF機構になっている。 

AMTのストックカー用シャーシーを前後逆に取り付けてFF機構にしているのだが、その分ガイドはピアノ線による簡単なスイングアークに改造されている。 このUHPという会社も60年代当時に存在した会社なのだが、これ以外にクリアボディーのマコシャークを箱入りRTRで販売しているのだが・・・、良く判らない会社だ。 

ミツワのボディーとUHP(多分AMT)のボディーとを比べるとこんなにも違うのだが、タイヤ径はほぼ同じくらいなのだ・・・。

赤のデフォルメがきついクリアボディーはクラッシックから発売されたもので、オーソドックスなILのシャーシーが付いている。 クラッシックはマンタレーをはじめとして海外では結構人気があるメーカーの様だが、殆どがクリアボディーのスロットカーばかりなので保存するのが大変だろう・・・。(レプリカボディーも結構発売されている。)

下は当時のボディーキットとスタティックキットである。  COXのガニーフォードの発売前にはこのトロネードも候補車両に上がっていたのか・・・?!  リアリティーを重視したメーカーだったせいか?、実車でレースに出ていたフォードギャラクシーがキットになったのもうなずける。  ・・・ところでこのトロネードの実車だけど、レースに出場したことがあるのかな~? 私はトロネードのレーサーのを見た事が無い。

ミツワのジャンクのタイヤのゴム質が想像以上に良かったので、無謀にも内側を切り取りその内面にペーパーを当ててタイヤを作ってみた。  後は残り物のホイルの中から口径が合いそうな物を拾い出し、とりあえず取り付けてみた写真。 ・・・1セットだけでもフロントタイヤに使えればと思っている。(苦笑)

① 1/30 1967 Oldsmobile Toronado (Mitsuwa)

借景の桜も一昨日、昨日が満開だった様だが、今日の春の嵐で大分散ってしまった・・・。 毎朝コーヒーを飲みながら窓越しにそれとはなしに桜を楽しんでいたのだが、花見に出かける様な事はない。  一般的には春は桜の花が象徴的だが、昔からの日本の慣行で入学や卒業と云った人生の曲がり角に差し掛かる時期でもある。 右に曲がるのか?左に曲がるのか?、時代背景も影響するかもしれないが、その時々の人それぞれの考えで人生が大きく変わってゆく・・・。

本来であればこんな古いスケールも曖昧な車などいじらずに、子供の時に入手できなかったプロダクション・モデルのスロットカーを修復するのがこのブログの趣旨ではあったのだが・・・、どうした訳かここのところ、当時のスロットカーにちょっと食傷気味になっている。

私がトロネードと云う車を知ったのは実車からではなく、実を云うとスロットカーの面白いモデルを数十年前に見てからなのだ。 今回のミツワのトロネードのジャンクも「他に製作途中の物が有るのに、なんでこんな車に手を付けちゃったんだろう・・・?!」と自分でも不思議に感じている。   ・・・やっぱり春なんだろ~か~??(笑)

私が入手したのはフロントタイヤの付け根が折れた状態の御覧の様なジャンクだったのだが、70年代に入ってからの製品の様でボディーの整形もしっかりしているし、特にホイルカバーの出来が綺麗なのには驚いた。 スロットの場合は当時はホイルインナーなど入れずにアルミホイルむき出しで走らせていたことが多かったので、この綺麗なホイルカバーが私を引きずり込んだ一因になっている事は確かなようだ。

内装は当時のスロットカーと同じ様な上げ底の物で不思議な事にドライバーが乗っていて、おまけにヘルメットまで被っている。 また前後のスクリーンが薄いブルーで成形されているのには何か意味があるのだろうか・・・?  いつもの事だがスクリーンにはグルーがはみ出し、おまけにデカルまで貼ってある。(やはりスクリーンに付いたグルーの修復には泣かされる!)

実車自体を知らなかったくらいなので、トロネードのスタティック・キットを今まで買ったことはない。 友人が当時のモデルスピードライフに「トロネードのスロットの製作記事が出ているよ~・・・」と写真を送ってくれた。 当時のアルミダイキャストのスピードホイルを装着してもタイヤが少し小さく見えるくらいなので、AMTやJO-Han等の1/25前後のストックカークラスのボディーだった様だ。