① 1/24 BRM bodies

今日は久しぶりに良い天気だったので、先程までモノグラムの36年のフォード・クーペのボディーに塗装を噴いていた・・・。 PC脇の時計は既に28日の日曜日を示している。 湯上りに一服しようと自室の窓を開けてみたのだが、結構涼しくて過ごしやすい晩だ。 普通の家庭だったら今頃は皆さん既にベットに就いている時間なのだろうが、私の場合は長年の習慣からか、これからの1~2時間が1日のうちで一番落ち着ける時間と云う事になる・・・

歳をとると、なるべくゴミ屋敷にならない様にとここ数年は整理整頓、取捨選択(これが結構難しい)に心がけてはいるのだが、本当に探し物が見つからない事が多くなった。 ボケたリスじゃないが、隠しておいたどんぐりはなかなか見つからず、関係ない忘れて久しいクルミの殻が出て来る様なものだ。  ・・・それが今回UPしたBRMのジャンク・ボディーだ。

今更BRMでもないのだが、今までこうやって1/24のBRMのボディーシェルだけを並べて見比べた事は無かった。 写真のボディーもジャンクな物ばかりで、スクリーンやパーツの一部が無い物が殆どだ。 いつか作ろうと思ってバキュームしたスクリーンやレジン取りしたパーツの一部も一緒に出て来ている。(笑) ・・・既に修復を始めたボディーも有るのだが、・・・やはり途中で飽きたか、心変わりして他の作業に移ってしまったのか?、云ってみればやはりボケリスのクルミの殻だ~・・・。

長年のスロットカー・フリークの方達だったら、各々のボディーシェルがどこのメーカーの物かは既にお判りになると思う・・・。 まともなボディーではないし、既にサフェーサーを噴いたりいじったりしている物も有るので、簡単にメーカーだけ書いておこうと思う。

一番上の写真で云うと、左から童友社、エルドン、東京プラモ、COX,アトラス(マルサン)の順に並べてある。 実はこの写真はテールエンドを物差しで抑えてフラットな状態にして撮ったので、写真の多少の歪みは有るだろうが、各々のボディーの大きさ(長さ)の違いが判ると思う。

BRMの実車のヒストリーやこのボディー達のモデルになった車の事は知らない事も多いので割愛するが、モデルカー・レーシングの全盛期を考えてみても、P61の後期モデルからP261までのモデルが殆どの様だ。 (今回はレヴェルのBRMはあえて外してある)

こうやって並べてみると、個人的には各々のボディーの違いや類似に興味深いものがあるが、皆さんはどう感じられただろう・・・?。 判ってはいたがやはり童友社の1/20とも思える様な大きさと、今まではCOXと東京プラモのボディーが一番小さいかな~?と思っていたのが、意外やアトラス(マルサン)が一番小さい事が判った事ぐらいが、今回苦労して並べてみた唯一の収穫だったと云えるかもしれない・・・。(爆)


「追記」                                   書き終わってから、急に思い出した1台、・・・日模(Nichimo)がありました~。 3枚目の写真はCOXと並べています。

② 1/32 日模 Nichimo Ford Mustang FB GT (Junk)

ここの所、私自身の目の遠視乱視も大分進んでいる様で、そろそろ眼鏡を作りかえるだけではなく、目の検診にも行った方が良い様な気がしている・・・。(涙)

昨晩遅く、むかしレジンで抜いておいたLOTUS33の手持ちのレーシング・ミラーをフロントフェンダーに取り付けて無事に完成とあいなった。 写真はキットそのままのクリアランスでマウントしているのだが、大分シャコタンになりすぎている気がする。 また、このシャーシーのリアにはウエイトを積んではいないのだが、この低さは当時の日模が結構走りにこだわっていた事を物語っているのかもしれない。 当然、下げればタイヤとフェンダーのアタリが出るので、多少はトレッドを犠牲にするしかないのだが・・・。(最初から付いてたシャフトも結構短かかったな~・・・。)

全体の雰囲気を見る為に、手持ちの当時の32の同型車を引っ張り出して積んでみた。 やはり日模のムスタングはドアが小さ目で、全体的にルーフが短い(高い?)為に2+2と云うより2シーターの様な感じに見える。 当然ホイルベースも短く感じられるし、フロントとテールのオーバーハングも長めの様だ。  ・・・書き忘れたが、下からAMT,K&B,ニチモとなっている。 ・・・やはり見た目はAMTが一番それらしく見えるのだが、この車はシャーシーの関係(シャーシーが幅広)で、ホイルを外ネジ止めにしなければならないので、その点がちょっと残念だ。 そもそも、AMTのスロットカーにはホイル・インナーを入れる車が殆どないよね~。  真ん中はK&Bなのだが、ボディーはニチモよりはましの様に思えるが・・・、後の判断は個人の好き好きにお任せしたいと思う・・・。

・・・とりあえず、処分するにはちょっともったいない程度のボディーだったので、塗装の方もそれほど気合が入っている訳ではない。 やはり昔作った残り物のフォードGT用のラッカーが、ビンに半分ほど残っていたのでそれを使用した。 ボディーの2本のストライプも、テープを切り出す時にカッターの刃を新しい物に替えなかった為、糊が綺麗に切れずにはみ出し、ライン自体もあまり綺麗ではない。(涙) クローム部分もテープしての刷毛塗だし・・・。  ・・・そもそも2本のストライプの白も、厚塗りしたくなかったので下地に噴いたサフェーサーの色そのものだ~。

ホイルインナーは、ニチモのオリジナルが2個残っていたのでそれを使おうかと結構悩んだが、フロントを開口しているので、手持ちのレジンの32用のハリブランドみたいな感じの物を押し込んである。 ・・・本来で有ればステップのスポーツストライプもMUSTANGと入るのだが、勝手にインレタでFORD289などと入れてしまっている。

タイヤはすべてダメだったので、手持ちの使えそうなストックから拾い出して着けている。 フロント、リアとも簡単に芯だしの削りはしてあるのだが、リアは当時物のアトラスのスポンジを使っているので、まともな走りは望めない。  ・・・万が一の為にと、上手くホイルに合いそうなシリコンタイヤを探したのだが、手持ちの中には合いそうな物が無かった。(本当だったら、ホイルにもCOXのチータの5スポークのアメリカン・マグ辺りをおごりたい所だったのだが・・・笑)

・・・そもそもボディー全体の ”寸詰まり” 感は別としても、フロントライト回りがお粗末で、外国のメーカーの車と見比べるとまるで別の車の様に見える。     ・・・おまけに、この車のドライバーヘッドは、私が知る限りワースト3に入る酷い出来だ~!!(あえて日模オリジナルのヘッドを付けたが、本当だったらヘルメット無しの普通のヘッドに変えたかった・・・。)

しばらくの間はこのボディーを載せておこうと思っているのだが、この車を手に入れたそもそもの理由は、以下の昔の模型雑誌のCMに始まる・・・。 グンゼのエランでもそれらしく改造して、それにこの日模のシャーシーが使えるのかどうか?(トレッド、ホイルベース等・・・)を見たかったのが事の始まりであった・・・。

① 1/32 日模 Nichimo Ford Mustang FB GT (Junk)

今年も早や1/3が過ぎ去り、またゴールデン・ウイークの時期がやって来た。 のんびりと ”5月の爽やかな風に吹かれよう” と田舎に出かけてはみたのだが、山の天気は判らないので、”五月雨続き” だと逆にじい様には応えるのだが、おかげさまで今年の連休は晴天に恵まれ、楽しい日々を過ごすことが出来た。 そしてまた仕事とは違った意味で充分に疲れて帰って来た・・・。

久しぶりの高速道路だったが、最近の車は2時間も走らせると「休憩しませんか?」などとパネルに表示が出てくる。 ・・・急いでるのに ”余計なお世話だ” とばかりに走行を続けたのだが、・・・そんなに酷い運転してたのかな~?。 まぁ、若い頃とは違い安全運転は年寄りには大切な事だし、確かに2時間以上運転していると肩はこってくる・・・。 まずは安全第一と云う事なのだが、NAVIを含めてちょっと装備過剰で、車とつまらぬ会話をしながら運転しなければならない時代になって来てしまったのかもしれない。

五月雨と云えば、私の工作もその日の風任せで、こっちをいじったと思ったら、あちらに飛んだり・・・と、なかなかまともな完成車が出来てこない。 メルセデスの540Kは元の古箱の棺にとりあえずお引き取り頂き、先々週からこんなどうしょもない車をいじり始めている。 イギリスのTV番組の ”Car・SOS” じゃないけど、こんな車に時間を費やすくらいなら、もっと他の車が有るだろうにと思ってしまうのだが、久しぶりに目があってしまったものはしょうがない・・・。 何年か前に、このブログにも剥離剤の所で実験的に登場してもらった日模の65’ムスタングFBだ~。  当時はこの車のローリング・シャーシーだけ欲しくて安く購入したような記憶があるのだが、トリアージュ的には他の車にするべきだったと後悔している・・・。(苦笑)

車の素性はご覧の様な物なのだが、シャーシーは比較的まともでモーターも洗浄したら調子良く回るし、ホイル・インナーも2個残っている。 しかしタイヤはすべてダメ!  問題はボディーなのだが、欠品はフロント・バンパー、サイドのミラー、ボディーの両サイドのステップのモールドぐらいで後はスクリーンのグルー痕ぐらいかな~?!  ボディーのドアノブも変な形をしているし、ホイルアーチから見た全体のプロポーションも外国製キットには及ばない気がする。

やはりフロント・バンパーが無いんじゃ、ステップのモールドはごまかせても、オリジナルに近い状態の車にすることは難しいだろう・・・?!  おまけにこの車は350GTなどではなくただの65年の289のストリートだ。 日模のボディーである証拠のモールドはK&BやAMT(後期にはRevellからもナイロンボディーのムスタングFBが出ていたな~。)と間違われない様に残したいし・・・、走り屋仕様のストリート・バージョンにするしかないかな~?と現状では考えている。  ・・・どちらにしても、シャーシーがメインだった車なので、ボディーはやはりお色直しのおまけぐらいに考えて進めて行こうと思っている・・・。