⑤ 1/24 Ferrari 2735GT Drogo

若い時は何事も ”頭や感覚で捕えて” 行動できたのだが、歳を取ると思考も長続き

しないし、感性も昔の様にはひらめかなくなってくる。 ・・・仕方がないので過去

の経験からくる ”心で考える” と云う方法論に移行してくるのだが、人間関係なら

いざ知らず、物作りにはなかなか通用しない・・・。 良い物は良いし、ダメな物

めだ。(苦笑)

書画等ならば、わびやさびとして「枯れてていいね~。」となるが、新しく作るお

もちゃにこれは通用しない。 早い話が ”手抜き” と云うことになってしまう。

 

2735GTのパーツも月半ばには大体出来ていたのだが、ここ10日程は個人的な

用事が重なりほとんど手つかずの状態が続いていた。 本来だったら既に決めぶちし

たボディーカラーで塗装も済んでいただろう・・・。

以前使用したシリコンゴム用の段ボールの紙箱を再利用して、とりあえず必要なシートや使えそうなドライバーを適当にレジン取りしてみた。 シートとメインのメーターパネルはグンゼのSWBから持ってきたもので、後は使えるかな~と云う感じのイメンスのドライバーボディーと半袖アーム。

イメンスは意外とドライバーの肉付きが良く大振りなので、中に別のシリコンゴムの切れ端をレジン注入後に押し込み、中抜きをしている。 これで1~2g位は軽くなっていると思う・・・。

シートはメタル物で表面がザラついたものだったので、結構小さなレジンの気泡がゴムに付着してドライバーが座る内面は汚い状態に仕上がってしまった。 また半袖のイメンスのドライバー・アームの親指も上手くレジンが回らず、後から伸ばしライナーを瞬着で止めてごまかしてある。

相変わらずフラッシャーのリムはハトメの利用で、手を付けるのは止めようと思っていた窓枠のリムのRにもナイフを入れてしまった・・・。

もともとインパネ周りの作りが良く判らない車なのだが、適当にプラ板で作ってみた。後はデカル、ハンドル、ライト類等のそれらしい物を探し出す仕事が残ってる・・・。


④ 1/24 Ferrari 2735GT Drogo

ワールドカップ・ラグビーも下馬評通りのオール・ブラックスの2連覇で幕を閉じた。

試合ごとに調子を上げてきたブラックスだが、決勝も後半前半まではオーストラリア

張っていたと思う・・・。 隣国のオーストラリアと比べればNZは小国だが、

グビーけは一枚半ほど上手の様だ。

最近はノーベル賞受賞のニュースを除いてはろくなニュースが無いが、巷では日本の

ハロウィンも最近は大分にぎやかになって来ている様だ・・・。

あ~あっ、・・・もう11月だよ~。  「10月はたそがれの国」か~・・・?!。

 

2735GTもこまごましたパーツを用意はしているのだが、肝心の車のカラーリング

がいまいちはっきりしない。 夜な夜なWebでいろいろ探してはいるのだが、資料に

なる様な写真が少なくて難儀している。 この車が出ていそうな本も幾つか拾い出し

てはみたのだが、高い本を買っても肩すかしを食らって泣きを見そうなので、とりあ

えず、この車のヒストリーだけ洗い出して、それからレース毎の写真を探してみた。

・・・上の写真もWeb上で見つけたものをまた盗用させてもらっている。(謝)

カラー写真が本当に少なく、写真毎に微妙と云うか、場合によっては全く色のトーン

が違うので、この車は何回かボディカラーを塗り替えているのではないだろうか?

1963年のGOODWOODのツーリスト・ロフィー・レースの中の、1コーナーを抜

けて一番スピードが乗る大きなRのあるFordwater(F4)付近を走行中の1枚と思われ

る写真。 ・・・これで行こうかな~?!(苦笑)

Sourcs: www.barchetta.cc

下は手持ちの当時のカタログの中から、Kerrisonの2735GTが載っているものを引っ張り出してコピーしたもの。 該当するものは2冊しかなかった。