① 1/24 #15 FORD GT RS (Overhaul)

な~んも良い事が無いまま今年も半分が過ぎてしまい、陽気

のせいもあり模型作りも中々はかどらない時期になってきた。

そろそろクラブレース用のFORDーGTも何とかしなくてはいけ

ない。 古いスロットのFORD-GTは32も含めて4~5台は作

っているので、なんだかあんまり触手が動かないのだが、下手

な車でも何とか持ち込まなくてはレース運営に支障をきたす可

能性もあるので、昔作った#15のルマン・カーをオーバー

ルでもしてごまかして持ち込もうと、これまた古いジャンクを引

っ張り出してみた。  それにしても、引っ張り出して最初に見

た時はダメージは少なそうだったのだが、ヤニとホコリで、みす

ぼらしい状態であった事だけは確かだ。 やはり時間の経過は

人間と同じで、だんだんみすぼらしくなるものだと痛感する。

・・・それにしてもVINTAGEの車をいじる時間が殆んど取れ

いな~・・・、参った!! (涙)

  

   

この車は6~7年前のクラブ・レース用に製作したもので、もと

とはモラムのウインド・スクリーンが無いジャンク・ボディ

ーを使っている。  当時はリアのホイル・アーチとファンネ

カバー、サイドのエアー・インテイクをいじったくらいだった

な~?   あっ、・・・たしかライトもいじったな~?!

それでもって・・・、スクリーンが無かったので、ジャンクのクリ

ア・ボディーのFORD-GTからウインドウだけ切り出して使

ているし・・・、至って適当に作った車なのである。(苦笑)

さてと・・・、ばらしたまでは良いが、どうしたものかな~?

内装はフジミのFORD-GTから拝借してるし、ドライバーもC

OXだったかな~? ヘルメットも当時の写真を見てみるとちょ

っと違うみたいだし、古いスポンジ・タイヤを剥がして見たら、リ

アのホイル・リムにもチップがある・・・。

とりあえず色あわせだけして、タッチアップから始めようか・?!

 

④ 1/24 TAMIYA の MORGAN (TOK258)

だらだらと先送りで、なかなか完成車が出来ない、日本の政

局そのもの様な私のスロット・カー作りだが、昨晩遅く、どう

にかこのTOKも形になきた・・・。  

・・・こんなんでも、1年以上掛かったかな~・・?

実はこの段階でも、出来上がったコクピットとファイバーのトッ

プだけは接着していないし、マフラーもこれからだ。 (苦笑)

  

  

デジカメの写真は粗を隠してくれるので、下手な模型も綺麗に

見えるので助かるが、それでも大分失敗が目立つ車ではある。

(もう一回作る事があれば、今度は上手く手順が踏めるだろう)

ボディーにはクリア掛けはしてあるのだが、この車は殆んど磨

き出しをしていないし、簡単にデカルを押さえる程度にしか噴い

ていない。  傍で目をこらすと塗装の粗が判るが、これは私

自身もある程度納得している。  一番の失敗はフロント・スク

ーンの付け根を折ってしまった事だ。 キットには2枚フロント

スクリーンが入っているので、それを切って利用したが、継ぎ

目がはっきりと判ってしまう。  後はプラのメッキと銀の塗装

との違和感だが、これは他の車を作っている時もいつも感じる

事だ。  スロット・カーなので走らせるし、シャーシーも調節

なければいけないので、手にとっていじる事が多いので、どうし

てもデカルなどをクリアーで抑えなければならない。  

その為、スタティック・モデ等で使える金属感を出せる塗料

が上手く使えないことだが、これは動くモデルの宿命なのかも

しれない・・・。  

また、歳をとると時間の制約や体力、根気の問題等、上手く出

来ない言い訳も揃ってくる。  趣味のアマチア・モデラーなの

で、これも仕方がない事なのかな~?などと諦めてはいるのだ

が・・・。  こんな模型作りも、いつまで続けられるのかな~?

 

 PLASTIC MODEL CARS

 

・・・・窓の外は大分風雨が強くなってきた様だ。

ここのところ、少し地震は減ったかな~?と思っていたら今度

台風だよ~。 下手をすると本州縦断だなんて云う予報が出て

るので、東地方がまた心配だ~・・・。

ギリシャもかろうじて踏みとどまったみたいだけど、日本と同じ

で先送り・・・、この先どうなるかは判らない・・・。 

最近、”民意とは何なのか?” 良く判らなくなってきた・・・。 

ルマンではトヨタとニッサンが当たって、禍根を残さなければ良

がな~と思っていたが、トヨタの素早い謝罪で事なきを得た

様だ。 それにしてもデルタの走りをもう少し見たかったな~。

女子サッカー、テスト・マッチもアメリカに惨敗だ~・・・!! 

(・・・なぜしこ踏まないんだ~?! JAPAN)

・・・後一ヶ月、なんとか立て直してもらいたい。

 

  

  

リアは良いとしても、フロントを切り刻んでしまったアストンの3S

をどうしたものかと思案している所なのだが・・・、当時のメリット

のモデルカーのディテール・アップ法を書いた本が50年前に出

版されている。  著者はセシル・ギブソン氏で、この方は古い

モデル・メーカー誌等にも寄稿しているので、私も何回か目にし

ているのだが、それらの記事に加筆されて出版されたのがこの

のプラスチック・モデル・カーズだと思う・・・。  (1962年版)

ちょっと女性の様な著者名なのだが、見開きには To my wife

と書かれているので男性だし、・・ちょっと微笑ましい感じもする。

序文は若き日の、あのスターリング・モス氏が書いている・・・。

エアーフィックスが極一部含まれるが、殆んどがメリットのレー

ング・カーのディテール・アップ本と云っても過言ではない。

当時は改造と云っても今の様にいろいろな工具や素材が無い

時代だったので、色々なところで紙が使われている。 トノ・カ

ー等は、プラ板よりも紙の方が感じが出て良いかもしれない。

ちなみに、メリットは1950年代にイギリスで創業されたトイ・メ

ーカー、J&L RANDALL LTD のプラスティック・トイの一ブ

ランドで、もうひとつ、SELと云うブランドも持っている。  

こちらはダイキャストやブリキ等の金属を使った教材的な動的

模型で、特にミニチュア・スティーム・エンジンはメリット以上に

有名だ。 

 

 

③ 1/24 TAMIYA の MORGAN (TOK258)

 

Source :   Lawrencetune Engines LTD

                    Morgan Motor Company

                    Morgan Wire             etc

関東もどうやら梅雨入りしたらしいが、今週はワールド・カップ

予選やらゴルフ、テニス、F1だのとTV三昧の日々が続いてい

て、工作の方は殆んど進んでいない・・・。

昨晩、今製作中のTOKの記事をPCでいろいろ物色していたら、

BRDCのHPにクリス・ローレンス氏とロイ・サルバドーリ氏の訃

報記事が載っていた。 ローレンス氏の当時のヘルメット・カラ

ーとドライビング・スーツの色を探していたのだが、誠に残念!!

今回TOKを作る事にならなければローレンス氏の事も殆んど

知らなかったのだが、いろいろ読んでみたら、MORGAN社の

建て直しやDEEP SANDERSONS、エラン+2をふた周り大き

くした様なMONICA560、MORGAN AERO8の生みの親と言

っても過言ではないすばらしいエンジニアである事が判った・・。 

独自のローレンス・リンク・サスペンションも大きな功績だし、ま

たドライバーとしてもすばらしい腕の持ち主でもあった。 

これもやはり知らなかったのだが、F1にもスポット参戦していて

T73のCOOPERーFERRARIを走らせている.

日本流に云えば、”文武両道” のナイスガイで78才であった。

 

  

  

今回使用している古いサカツウのシャーシーも、モーター搭載

の再変更で、別のジャンク・シャーシーと交換する事となった。

リア・モーターにしても、モーガンのリアのボディー形状により

マウントにガタを持たせると、やはり幾分ボディーに干渉してし

まうのだ・・・。 仕方なく再び自作のマウントで、通常のモータ

ー位置に立てて、ギリギリで搭載してみた。

コクピットを出来るだけ広く取りたかったので、マウントは殆ん

ど固定状態で、微妙な調節も、今度は内装に干渉してくるので

動かす事が出来ない。 したがってレシオはピニオンとスーパ

ーの合いの良い所をセットで見つけると云った、タミヤのD型と

同じ様な古典的なシャーシーになってしまった・・・。(涙)

ドライバーの着座位置を実際の写真と比べて見ても、若干前

に出ている事が判ると思う・・・。 ただ、これが限界だ~・・・。

作ったホイルも、モーターの エンドプレートに当たるので、カッ

ーで多少切っている。  古いフォーミューラ程ではないが、

この手の車のフル・コクピットには毎回泣かされる・・・。 

 

② 1/24 TAMIYA の MORGAN (TOK258)

数日前、梅雨になる前に裏庭の小さな欅の枝を剪定しようと

枝切り鋏を持ち出したら、山鳩(キジバト)が巣を作っていた。

この欅も隣の公園から飛んできた種子が自然に発芽したもの

で私が意図的に植えたものではないのだが、折角育って来た

ので、数年前から遊びでボンボリの様に丸く剪定して楽しんで

た木なのだが、流石に家人や仕事場の従業員も「育つまで

いじらないで下さい」と云うものだから、私も巣立ちを楽しみに

観察させて貰う事にした・・・。

愛猫に見せちゃったら・・・、ジビエだよ~?! (こらこら・・・)

  

今週はモーガンの内装を再びいじり始めた・・・。

タミヤのモーガンは、比較的新しい4/4がモデルになっている

ので60年代前半の+4のインパネに戻さなくてはいけない。

以下が作業工程なのだが、メーターのデカルだけはタミヤのキ

ットの物を使い、ハンドルは古いメリットから複製したレジンの

それらしい物をチョイスし、スポークにスリットを入れてみたが

出来は良くない・・・。

後、夜な夜なやっていたのは内装作りとドライバーの位置決め

等だが、やはりモーターマウントはリア・マウントが上手く行か

ず、再度通常のサイドワインダー方式に変更することとなった。

クリス・ローレンスのルマン当時のドライビング・スーツの色も

判らないし、ヘルメットのカラーも不明だ・・・。

マウントの変更等の顛末はまた後日・・・。