⑧ 1/24 Aston Martin DB4-GT

また、今年も ”桜” の季節がめぐって来た・・・。 隣の借景の数本のソメイヨシ

ノも2分咲きだ。 どうも年明けからおもちゃ作りに身が入らず、工作机の上の未完

成車を夜な夜な眺めては、なんとなく寂しい思いにかられていた。 本当はもっと粗

修正してからなどと思っていたのだが、そんな事を云っていたら、ゴミが増えるば

りでいつまでたっても完成しない。 ・・・・昔とは違うのだ!!

・・・昨晩遅く、とりあえずテーピングして、テープが浮かないうちに先程久しぶり

に吹いてみた。 未だ8分乾燥ぐらいなのだが、マスキングテープを外して全体の感

を見てみたが、やはり調合が上手くないな~とつくづく感じる。 隣のEタイプは

明るすぎるし、DB4-GTは若干暗く、青竹色がもう少し入った方が良かった様に思

う。 Bピラーは大分前にボディーの修正時に外してしまったので付いていない。

3層塗りよりこれから接着してシルバーとクリアの2層の方が、多少はシャープにな

かも?との考えも有ってだ。 ん~・・・、ボンネットのダクト前の赤白の僅かな

トライプは実車には無いミスプリだ~。 ・・・参ったな~、どうするかな~?、

すか?、・・・それともこのまま知らんぷりで通しちゃおうか~・・・?!(涙)

・・・これから、まだそれらしいゼッケンナンバーも探し出さなくちゃいけないし。

 

② 1/24 MITSUWA 1964 CORVETTE

オリジナルのコルヴェットのコンバーチブルと云うのは、実際のところ私の中では

あまり印象的な車ではない。 子供の頃に白黒TVで夜遅く、祖母が寝た頃にそ~

とTVを点けて見ていた「ルート66」ぐらいだが、これはスティングレイになる

の丸みを帯びたコルヴェットのコンバーティブルだった・・・。

このタイプのコンバーティブルで僅かに印象に残っているのは、遠い昔の記憶だが

映画「青春の光と影」(Changes) に出てきたか?、・・・薄いシルバーブルーだ

ったか?ただのシルバーだったかのコルヴェットぐらいか・・・?! どちらかと

云えば、この映画に出て来た黒のスピードスターの方が、若い頃の私の心を鷲掴み

にした事だけは覚えている。 ジュディー・コリンズのタイトル曲(Both Sides

Now)も良かったが、実際、英車好きの私だが社会人になりたての頃、この黒の

スピードスターに憧れて中古を探しかけた事もあった。(笑)  ・・・まだどこ

かにると思うが、昔作ったトミーの1/32のスピードスターも確か黒に塗った覚

えがある。 ・・・話が脱線してしまったが、このミツワのコルヴェットのスロッ

ト・キットには、どう云う訳かクーペとコンバーティブルの2台が存在するが、

人的には何で同じ車の屋根違いを、ほぼ同時期に出したのかな~?などと云う素朴

な疑問もわいてくる。(当時興味がなかったせいか、このキットをサーキットや模

型屋さんで見かた記憶も殆どない。) ・・・コグレのファーストチョイスも同じ

手のコルヴェット・スティングレイだし、おけにコグレの方がバリが少なく出来

が良い様に見える。 ある意味で云えば、レヴェルやAMTなど数あるコ

の中でも、コンバーチルのキットはこのミツワのみと云う事も出来るが・・・。


前回手持ちのジャンクのボディーを剥離した際に、多少の ”欠け” が有るなどと書いたが、実際はリアのホイルアーチも大きく欠損していて、直さなければとても見られる状態ではなかった。 仕方がないのでオリジナルのアーチを確認するた為にキットを引っ張り出したが、やはりスロット・キットの方には内装の位置決めの為の小さなポストが存在した。(3枚目の写真右)・・・したがって、左のボディーはスタティックのキットのボディーと云えると思う。


① 1/24 MITSUWA 1964 CORVETTE

東日本大震災から今日でちょうど4年だ。 復興も遅々として進まぬが、福島第一の

処理には100年以上がかかる・・・。 この4年で世界が大きく変わった気もする。


時のたつのは早いもの。 確かに年が明けてからの2か月間は、大したこともしない

うちに流れてしまった DB4GTは塗装さえ済ませれば、後は内装も大体出来てい

でパーツを組むだけでそこそこ形にする事は容易なのだが、いまいち気乗りせず、

たまた脱線している。 DB3Sはフロントのフェンダーカバーの型紙を作ってみた

が、左右が微妙に合わず思案中。 上の写真はK&Bの初期物のフォードGTのシャー

シーにコバーチブルのボディーを試しに載せて見たもの。 ビスでマウントした訳

ではないのが、フロントは上手く合いそうだ。ミツワの シャーシーは1台分しかな

で、か巡り合う日までこのK&Bのシャーシーでも付けておこうか・・・?!

他のメーカーのシャーシーでマウントが合いそうな物が無いかと、東京プラモなど、

幾つかの手持ちのシャーシーのジャンクを夜な夜なずいぶん探し回ってしまった。

勝手気ままなストレスをためない為の趣味なのだが、こんなにあちこち食い散ら

しの脱線ばかりだと、またパーツを無くしちゃうんだよな~・・・。

前回のコグレのEタイプの塗装のシルバーが見るに堪えなかった様で、友人二人からメールでシルバー塗装のご指導を頂いたので、今回はオリジナル状態でメッキパーツを出来るだけ外してみた。 そのままのオリジナルのメッキで行ければ良いが、難しそうなパーツもある。 その後ボディーを剥離剤に漬け込んで塗装を落とした。 モールドにも塗装が残らず綺麗に剥離出来たしボディーの光沢も有るので、このままボディーは未塗装で行こうと思ったりもしたのだが・・・、残念な事にホイル・アーチの1か所に欠けがあり、そこを修復しなければならなくなった。(涙)

クーペボディーに付いていた内装を剥離後、それを利用してコンバーチブル用の内装とパーツの一部をレジン取りしたのだが、ドライバーをコピーするのを忘れてしまった。 歳を取ってからの模型作りは、自分なりの手順を事前にメモって工程表を作ってからにしないと失敗や無駄な作業が増えてしまう。それは特にボディーの塗装、後付けパーツ等の時に必要になりそうだ・・・。 しばらく様子を見るが、内装のチジミが少なければよいのだが・・・。