MPCのマンタレイは、66年後半から67年にかけて発売されてい
たおなじみのカスタム・ロッドのスロットカーだが、日本の日模から
発売されていた同じマンタレイの方が65年の発売だから、先輩と
云う事になる。 クラッシックの訳のわからない”ひょうたん”マンタ
レイとは違い、この2台はそこそこのリアリティーを持っているのだ
が、私の個人的な好みから云えば3:0の判定で日模に軍配が上
がる。 ・・・ここの所、何の変哲も無い自分勝手なスロットカー作り
に終始していたので、久しぶりにこのMPCのマンタレイのボディー
に付いての素朴な疑問について書いてみたいと思う。 それは数
年前にレストアしようと思いボディーの塗装を剥離剤で落としたジャ
ンク・カーに始まる・・・。
(コロンボ風) ・・・いやね~・・・、あたしゃ、初めは厚めのクリア・ボ
ディーだとてっきり思ってたんですがね~・・・、クリア・ボディーなら当
時は内側から塗装しまさね~・・・?! それがこのボディーは外側
から2トーンで塗装されてるんですよね~。 おまけに、クリアにしちゃ
裏側の食い込みが深くてね~・・・特にフロントなんか。 ・・・そこで思
ったんですが、厚めのボディーだし、どんな型を使って抜いたんだろう
~ってね。 ・・・その時はあまり考えもせずに剥離剤に投げ込んじゃ
ったんですがね~、これが上手く剥離できちゃったんですよね~。
後で知ったんですが、普通の塩ビじゃ~、とけちゃいまさ~ね~。
そこでまた思ったんですが、塩ビじゃ~ないなって・・・。 今でこそ白
のサフェーサーまで噴いて有りますがね、剥離当時は黄色の半透明
の古いクリア・ボディーと、そりゃ~見た目は殆ど変わりゃしませんで
した~。 古い話なんで剥離した当時の証拠写真はありませんがね。
しばらくして白のサフェが乾いてからよく見たら、リアとサイドに変なラ
インが浮き出して来ましてね~?! ・・・そこでまた思ったんですが、
こりゃ何のラインだったんだろ~ってね・・・。 もう一台のジャンクの
フロントを見たらやはり有るんですね~・・・。 ・・・これ俗に云うパー
ティングラインですよね~!! ・・・そこで思ったんですが、このボデ
ィーも日模と同じツーピースの合わせじゃないのかってね?! 調べ
たら素材はスチレンらしいんですけど・・・、そこで考えたんですがね、
どうしてそんな面倒くさい方法を取ったのかな~と思いましてね~・・。
・・・その点、何かご存知ありませんかね~?!