Lotus 11 & Batmobile

2~3日前からだろうか?、蝉の声が聞こえる様になってきた。 人間界ではコロナ禍で大騒ぎなのだが、昆虫や野生動物の世界では今年の夏は例年になくのんびりできるかもしれない。(笑)  それにしても今年の梅雨は例年よりも長い様で、毎晩工作室の窓を開けて室内の空気を入れ替えるのだが、その湿度たるや相当なものだ。(クーラーが使えないのが実に辛い!)  今年も天の川もネオワイズ彗星も見ることが出来なかった・・・。

このLOTUS11達も既に20年ほどの放置車両になっている。 1台はHモデルのレジンボディーで、後の2台はMERITの簡単な自作流し込みのやはりレジン製である。 50年代の名作プラモであるMERITのボディーは、ドア等のラインが現代のプラモと違い凸モールドになっているので、これを削り落としてから再びスジ彫りで凹のラインを引き直さなければならない。 当時も結構手間をかけたボディーだったので、レジン取りして複製を4~5台作っただろうか・・・。 しかし、このMERITのレジンボディーに初めてシャーシーが入ったのはつい4~5日前だ!!  Hモデルのボディーとは違いコックピットがシングルなので、未だにホイルもターゲットになる車も決まっていない。

このバット・モービルの方が製作を始めたのはロータス11よりも早く、レベルのフーチュラが再販された直後にボディーの改造を始めたので、既に30年程経っていようか? この車を作り始めた頃は、たしかRTRのクリアボディーのバット・モービルを1台しか持っていなかった様に思う・・・。 雑誌で見かけたK&Bのバット・モービルを探していたのだが中々見つからず、K&Bのカンガルー・シャーシーで自作を始めた車だ。

その後、ポラーライツから1/25のプラモで塗装済みのすばらしいバット・モービルが発売されたので、この車の惰眠も長くなってしまった・・・。 今回久しぶりに引っ張り出しては見たものの、ロータス11も3台同時進行ではちょっと荷が重いので、当時を振り返り、今回再び少しだけ手を入れてみた。 パーツは殆ど自作になるので、フーチュラからバット・モービルを作るのは結構大仕事になってしまうだろう・・・。  この車も完成させられるかは判らない。(苦笑)

1/24 Lotus 18 (Ripair)

再びCOVID-19の都内の感染者が増えてきた。 お盆の休み位には大分沈静化してくれるだろうなどと云う希望は、もろくも私の中では崩れ去っている。  ・・・少しは郊外の空気も吸いたくなってきているのだ。  最近のTV番組は殆どが再放送物ばかりで、好きなスポーツ番組は殆ど観られないか、見られてもBS系列の有料放送ばかりだ。  ・・・相変わらず余程のことが無い限り家からは出ない様にしているのだが、軟禁状態も長くなると結構応えてくる・・・。  TVはつまらないし、おもちゃ作りにも飽きてくると読書と云う事になるのだが、ここの所、1か月以上読み掛けの本も放り出したまんまだ~・・・。  ストレスとまでは云えないが、やはりたまには車で遠くに行ってみたくなる・・・。  最近では “with-corona” なんて云われ始めているので、ワクチンが出来るまで・・・、来年まで収束は難しそうだな~。  ・・・本当に参ったよな~!

もう何年か前になるのだが、クラブ・レースでクラッシュさせてしまい、そのままになっていたLOTUS18を久しぶりに引っ張り出して、フロントのアームを含む軸受けのフロントフレームをアッセンブリーで交換してみた。  これもLOTUSの16を作らなければ永遠にお蔵入りしていたかもしれない車だ。  クラークのヘルメットやボディーの僅かな傷は当時の塗料が少し残っていたので、タッチアップ程度の補修なのだが・・・。  ダミーで取り付けたフロントのスプリングサスも片側を紛失し、16のサスを作る時に一緒に1個製作しておいた。 左のミラーも紛失していたので、レジンのパーツだけを集めたケースから合いそうな物を選び塗装して再び取り付けたので、簡単なリペアーはこれで終わらせたいと思っている。

・・・とにかく何か1台を作り始めると、その関連からか?いろいろなパーツや放置車両等が次々に出てくるので「ありゃ~、忘れてたけどこんなのもあったんだ~?!」と、下手な整理は認知症を再認識させるのと同じ効果があるようだ・・・。 男の工作部屋はあまり整理しない方が良いのかもしれない。(笑)

久しぶりに出てきたのは同じLOTUSなのだが・・・、それこそ10年以上前にMERITから型どりした11と、同じくモデナ時代に買ったH-モデルのやはり11だ。  既に製作は大分進んでいる様なのだが、何かにつまずいてお蔵入りになっていた車達である・・・。  しばらく眺めていたのだが、H-モデルのLOTUS11には、多少の “引け” が来ている・・・。 自分で流し込みで作ったMERITのボディーの方には不思議なことに殆ど引けが無かった。 抜いてからあまりボディーをいじっていなかったからだろうか?! 2台程は友人にあげているのだが・・・、引けが来ていないことにちょっと安堵している。

今年はジャンクのプロダクション(既製品)の車を少しいじろうかなどと思っていたのだが、この難物のH-モデルの11もそろそろ形にしないとボディーの引けも進んでしまうかもしれない。  参ったな~・・・。     (下の写真は簡単なリペアーを済ませたLOTUS18)