③ 1/24 JAGUAR E-Type RS (Gunze)

6月に入ってすぐの事・・・、私の学生時代のクラスメート2名の訃報を知った。

一人は昨年の暮れの事で、もう一人は今年の1月との事であった・・・。 一時、

”一生命に走っていた” 学生時代に想いをはせるが、それと同時に今の自分を見

つめ直す。 まったく 何の関連があるのか判らないが、多分その頃に観たのだろ~

と思うのだが・・・?、 中村雁次郎の「死神」と云うTVの怪談話が急に頭の中に

浮かんで来た。 ・・・あらすじは定かではないのだが、その話の中に出てくる洞

窟の中の命の蝋燭の事が急に思い出されるから不思議だ・・・。 自分の ”命の蝋

燭” の長さなど判らない方が良いのではないかと私は常々思っているのだが、ま~

それも人それぞれで、占い等を信じる方もいるし、また私達と異なった先のある若

い世代層では知りたい方もいるかもしれない・・・。

・・・もし知ることが出来たとして、若い時の私だったら、ある意味で自分の人生

の設計図の組み替えも可能だし、描きやすかったかな~?などとも考えてしまう

60代では今のご時世、逝くには多少早いかもしれないと客観視されるが、前にも

書いたことが有るが、私達の年齢になると墓穴はすぐ隣に開いているものだ・・。

80代後半の私の両親を見ていると、目的や希望などと云う意識も殆どなくなり、

院通いと睡眠と、楽しみと云えばTVとお茶飲みぐらいと云う生活になっている。

両親には、”ただ生きてるだけで良いんだよ~” とは話すものの、体が動くうちは

良いのだが、痛みを伴ったり動けなくなってしまった時には、長生き(生きると云

う事)の本当の意味と云うものを考えさせられる事となる・・・。

・・・また、なんか訳の判んね~、つまんね~ブログを書いちまったな~。(涙)

そもそも今回のEタイププロジェクトは、ジャンクを引っ張りだしてしまった為に始まった様なもので、計画性に乏しかったし、このグンゼのEタイプも捨てても良いと思っていたボディーなので、私自身も作っていて ”なんで同じ車なんか作ってるんだ~?” と云う疑問とも後悔ともつかないような感情を抱きながら製作していた。

とりあえず、スーパーが当たる部分の穴を隠し、コグレが幌付なので今回はオープン仕様にしてみた。 最初は幌を付ける事を想定していたので、コクピットのリア部分には幌を固定する為の ”のりしろ” のプラ板を回していたのだが、折りたたんだ幌のカバーが上手く取り付けられないので潔くカットする。 既にヒルのドライバー・ヘッドも作ってあったのだが、今回はイメンスのヘッドを試しに取り付けてみた。 イメンスのヒルのヘルメットは多少上部のハイトが不足している様で、COXなどの昔ながらのジェットタイプと比べるとドイツ軍のヘルメットのトップの様な感じにみえる・・・。あとはグンゼのキットに入っていた幌の収納カバーをそのまま取り付けただけだが、当時の実車のカバーが同じ形をしていたのかは不明。 発表当時のEタイプにはフロントカウルを外から開けるストッパーはフェンダーサイドには無かった様だが、実車のECD400には付いている様なのでアルミ棒を削り出して簡単に装着してみたが、形等は適当だ・・・。 レーシング・スーツの袖の白のラインも私の腕では面相筆で表現するのが不可能なので細いナイロン糸を巻いてある。 表題の大きな写真のバックはグッドウッドの年刊誌に載っていたロード・マーチ卿のグッドウッド・ハウスの本棚を撮ったもの・・・。 (間違っても私の書棚ではない!!)

この車をこかせたら、レベルのコブラ・フォードと同じで、スクリーンは一発で飛んじゃうだろうな~・・・。(笑)