アルファのミニカー


20日に、急に父が肺炎に腎不全を併発し入院してしまったので、ここの所おもちゃ作りどころか、私の仕事にも支障が出ている・・・・。
自分の事だけでも手一杯なのだが・・・、やはり、時間は家族みんなに平等に流れている事を痛感する。 
・・・・後は自分の立ち位置だけだ。
         
      
イタリアの自動車雑誌 ”クアトロルォーテ(?)” と ”アシェット”(付録が主体の分冊百科を出版している)が組んで、アルファロメオの ”世紀のコレクション” と銘打って発売されたミニカーが1週間ほど前に手元に届いた。
しかし、父の入院等でバタバタしており、ダンボールから引っ張り出したのは昨日だし、UP用に写真を撮ったのは今日の0時をまわってからである。
多分、ミニカーの製作等はアシェット社が担当し、付属する解説書をクアトロルォーテ社が書いたのかも知れない・・・。    これから、20数種以上のアルファのミニカーが順次発売される様だ。
(出版社も、あの手この手で読者獲得に大変なのだろう・・・。)
ミニカー・コレクターでも無い私がこのミニカーに手を出してしまった最大の理由は、車種の魅力もさることながら、1/24と云うスケールに負う所が大きいと思う。
(スロット・カーの素材にもなるし(笑)、何より昔から一番好きな、なれたスケールなのである。)
だめだ~・・・、 こんな事ばっかりしてたら・・・。
(♪ いい加減に、白~い、ボス!!)

 Serendipity   (・・・偶然の出会い!!)

歳を取ると、頭の中では色々と行動予定を立ててはいるのだが、いろいろの諸事情(?)で実行出来ないでいる事が多くなる・・・。
今週もだらだらとJAGのドライバー・フィギュアだの内装だのをちょこちょこ進めていたのだが、ちょっと食傷気味だ・・・。
(やはり、TVでのんびり日本オープンなどを見てしまう。  苦笑)
そんな折・・・、縁あってか?、古いスケーレクストリックの車達が私の所に何台かやって来たので、丁度書くことに窮していたので、今回UPしてみようかと思う。
(UPに当たっては、又ダンボール箱をひっくり返す事にはなったのだけれど・・・。  笑)


昔(と云っても15~6年前だが・・)、一時イギリスのスケーレクストリックのコレクターズ・クラブに入会していた事があるが・・・、最近は1/32のスケレに対する興味は大分失われかけて来ている。
時々、ヤフオクで破格値で現代のスロット・カーを購入することは有るのだが、それも稀である。
我が家に今週やって来た車達の中で、一番うれしかったのがFIATのTC600とトライアンフのTR4である。
(TC600は、最近再販されたと聞くが、結構良いお値段の様だ・・。)
昔、随分探していたのだが・・・、有っても高くて中々手が出なかった2台である。
期せずして、今回は向こうからやって来てくれたので、なんと ”幸福な偶然の出会い” であろうか・・・。
上段の右の写真はレストア途中のジャンク車で、10年以上、ダンボール箱の中で惰眠をむさぼっていた物。
いつもの事だが・・・、私の持っている車の殆んどはジャンクで、この車達もボディーがゆがんだり、熔けたり、タイヤが何個か無かったりのGOOD~POORなコンディションの代物達ばかりである。(爆)
取り合えず ”一度は手にとって見てみたい” との思いから入手したものなのだ!!
Dタイプは初期物で、ガイドのホールがラウンドではなくスクエアな物なのだが、久しぶりに箱から出したら、ミルクが腐った様な匂いがして、・・・これには閉口した!!
初期のスケレは、フロントがフローティング・シャフトになっているものが多く、・・・云ってみればガイドとリア・タイアとの3点支持で走っている車が多い。
DB4の一つのレンズは透明レジンであるし、1台のDは穴にパテ盛りを付している。
タイフーンはベルト・ドライブのサイド・カーで、ベルトは伸びてしまっているが、制作上のアイディアを提供してくれそうな面白いアイテムだ・・・。

② MkⅠのその後・・・。

秋の連休がスタートしたと云うのに、今日は無情の雨である・・・。
ここの所少し風邪気味なので、今日の午後は自宅で鈴鹿のF1予選でも観戦しようと思っていたのだが・・・、こちらも雨で中止!!
仕方がないので、のんびり横になり、”日本の里山” 特集などを観ていた。
(紀行物や対談物など、歳とともに最近はこういう ”ストレス” の掛からない番組を観る事が多くなってきた・・・。 苦笑)
今年も日本人2名がノーベル化学賞を受賞し、誠におめでたい事では有るが・・・、中国人の「民主活動家」にもノーベル平和賞が贈られる事となり、・・・こちらは中々面白い展開になってきたと、心の中では ”ほくそ笑み” ながら展開を注視している。
中島誠之助流に云わせてもらえば・・・、ノルウェーのノーベル賞委員会は 「いゃ~・・・、実に良い仕事をしましたね~!!」 と云えると思う。 (笑)
いくら近代化が進んでも、文化の継承と人権の無い国は先進国とは云えない!!
        
        
今週は、古いドライビング・ヘルメットの製作に苦慮していた。
単純なお碗型のヘルメットならまだしも、後付け?の麦わら帽子の様なバイザーの製作が上手くいかない・・・。
結局、バラバラで製作してみたのだが、いまいちだ・・・。
ホイルは長谷川のテスタロッサの物に色を塗り、仮組みしてみたが・・・、パターンは違うが、タイヤの大きさも丁度良いようだし、後は上手くインナー・ホイルを接着し、芯を出したいと思う。
色がモスグリーンと云う収縮色なので、5枚のエッチングの内、一番裏側に来る1枚を抜いて組んでみた。
本来は、ホイルの内側のドラムは黒系統の色なのだろうが、ホイルのパターンが消えてしまうので、あえて、ドラム(ディスク)の部分は下地のアルミを出してみた・・・。

MkⅠのその後・・・。

ばたばたしている内に、今年の9月も行ってしまった・・・。
振り返れば、今年も 3/4 が過ぎてしまった事になるのだが・・・、歳を取ると共に、月の変わり目は仕事上の区切りでしかなく、 ”明日は休みだ~” と云う週末とか祭日前の方が、私には漠然とした区切りとして定着しつつある。
早い話が、”ゆとりが無い” と云う事なのだろうが、日本人として、四季の祭事や暦にもうとくなると云うのは寂しい話だ・・・。
それにしても、今月はMkⅠに随分夜の時間を割いてきた・・・。(苦笑)

コーナーにRを付けた窓枠の内側に、0.5mmのプラの角棒でサッシを貼り付けて見たのだが、液体の接着剤が溢れたり、サフェーサーが溶け出したりと、一苦労であった。
また、シャーシーも真鍮板から切り出そうか?とも考えたのだが、ボディーだけで手一杯だったので、古いジャンクの中からサカツウのシャーシーを引っ張り出してみた。
軽く組んで、シャフトを通してみたのだが、リアの軸受けがずれていて、4点接地してくれない・・・。(爆)
・・・だからジャンクだったのだが(笑)、仕方なくヤスリでメタル穴を修整し、プラ板の短冊を挟み込みベアリングを接着し、どうにか4輪が上手く接地する様にしてみた・・・。
室内を作るには、この手のフラットなシャーシーが私には一番うれしい。
(車も車なので、速く走ろうなどと云う事は最初から望んではいないし、第一、完成するかも判らない・・・。)
ホイルも悩みの種なのだが・・・、形は違うが、出来ればテスタロッサのリアルなワイヤーの物を使ってみたいと思っている。

大体出来上がってきたボディーだが、目が悪くなってしまったせいで、細かいところのペーパーが中々行き届かない。(涙)
ドアノブの凹も今だ修整していないし、サフェーサーの吹きすぎで、ラインが大分ダルになっているのは仕方ないところか・・・?!
スジ彫りの脱線もある程度目をつぶらないと、先に進めないだろう・・・・。

数日前、サッシを張る前に長谷川のホイルで感じを見た時の写真。