① ボイド氏のリスター・コーヴェット


大分秋らしくなって来ましたが、夏の疲れが出たのか・・・、いまいち模型作りの神輿が上がりません・・・。
P2の製作も切羽詰まってきました・・・。(苦笑)
今回は7月頃にeBayで一目ぼれして買い込んだ、この車の事でも書こうと思います。
買ったのは7月頃なのですが、この車のオーナーとなんだかんだメールのやり取りをしていて、到着したのはつい2~3日前なのです。
自分自身でもラスキットのバキューム・ボディーで、無手勝流のリスター・ジャガーを作っているので、なにかの参考になればと云う思惑も有りました。

さて、ご覧の様な車なのですが、スケールは1/24で、ボディーはグラスファイバーで出来ています。
一部リアのフェンダー両サイドにチップが有りますが、全体としては良い感じを保っている様です。
ラスキットのバキューム・ボディーとは違い、ボンネット右サイドにエアー・スクープが付いています。
ボディーは未塗装で、このブルーはエポキシ自体の色の様です。
ホイルはアルミで、ダンロップ・レーシングの雰囲気を出していますが、ホイルの穴はどうやら当時ボイド氏が自分でボール盤で開けた様で、4個の内、1個には穴が開いていません・・・。
(ボイド氏の内諾がまだ取れていないので・・、お許しが出れば色々と当時のことを聞いてUPしてみたいと思います・・・。笑)

シルバー・ウィーク

シルバー・ウィークの前半は、息子と高枝切りや、間伐作業で丸一日を過ごしていた・・・。
5~6mの高枝を、竹ざおに普通のノコギリをテープでぐるぐる巻きにして縛りつけ、数本切っただけで、昨日今日と体はがたがたである。
・・・本当に歳は取りたくね~もんだ!!
*高枝切りバサミではちょっと切れないような、高所の5~6cmの枝を切る ”高枝切り小型チェンソー” でも開発したらビジネスになりそうな気がする・・・。(笑)

(電動チェンソーで薪を切っているのは息子…。)
    
そんな訳で、今日も体中が痛く、とても模型作りを楽しむ状態ではないので、懸案であったP2のホイルにコグレの古いタイヤを履かせ、写真撮影だけしてみた。
左がDタイプのホイルで右が今回作ったP2のホイルである。
アップの写真が無いことで、ホイルの精度はお判り頂けると思う。
(これはいずれ、時間を見つけて作り直さなければならないだろう・・・。 涙)
・・・タイヤのハイトでも感じは大分違って見えるものだ。
    
写真ついでに、当時タルガを走るP2の写真と似たようなアングルで、ズームを使い、車の感じをみる為に遊びで写真を撮ってみた。
大分ピンボケの写真だが学研のP2のボディーの感じが判ると思う。
私が追加したフロント周りの穴は、実車とは大分場所が違っていることが判る。
それでも、60年代当時のスロット・カーのボディーとしては良い方ではないだろうか・・・?!

試行錯誤

昨日は朝起きたら、悲しいほど天気が良かったが、今朝はちょっと雲が多い様だ・・・。
毎日屋根の下で仕事をしている身としては、気候が良く抜ける様な晴天の日は、人生の無駄使いをしている様な気になってしまう。
ここの所毎晩、P2のインナーを”あ~でもない””こ~でもない”と試行錯誤を繰り返していた。
(第一の失敗)
シリコン・ゴムにデカルを貼って、レジンを流し込んだインナーは見た目はそこそこ上手く行ったのだが、デカルが剥がれなくなりあえなく失敗。
一晩、ハイターやマジックリンに漬けたのだが・・、歯ブラシで擦ってもまったく駄目!!
(第二の失敗)
それならばと、手持ちの洋白線の先を四角く研ぎ出し、それをライターであぶりレジンのインナーに焼印してみた。
温度と加圧具合が決まり、安定して圧着出来れば良いのだが、10個もの穴を同じ様に出来るはずが無い・・・。
上手く行ったものも有るが、熱すぎてレジンが吹っ飛んだものも有るし、レジン自体が膨張して周りが膨らんでしまった箇所もある。
ブログにUPするほどのモノでもないが、あえて何かの参考になればと、ゴミにご丁寧にサフェーサーまで吹いてみた。(涙)

「もう、この辱めをどうしてくれるの~・・。」  ・・・こらこら。
(第三のあきらめ)
仕方なく基本に戻り、ピンバイスで穴を開け、手持ちの一番小さい角棒やすりでひとつづつ削ってみた・・・。
穴の間隔等はずれたりしていまいちだが、これを再度シリコンで型取りし、とりあえずの完成とした。
(ふぅ~・・・!!)
今晩にでも着色して、感じをみてみよう。
   

P2のホイル・インナー


ここの所3~4日、やはりP2のホイルのことが気になり、土曜日頃から上手く行くかどうか判らないが、自作のインナーを作り始めた・・・。
上の写真は友人のM氏が送ってくれたもので、氏も今、フェラーリの同じようなインナーを作っているとの事である。
   
左の写真は現在のP2に付いているジャガーのインナーの穴をパテで埋めて、表面をならし、レジン取りしたもの・・・。
今までの経験では、この出来上がったホイルに四角く切ったデカルを貼り、クリアーで留めていたが、今回はシリコン・ゴムの型にデカルを貼り、それにレジンを流し込み、マスターを造ろうと考えている。
また、デカルの厚みがどの程度レジンのホイル・インナーに反映されるかも楽しみだ・・・。
実はもう少し小さい四角いデカルを貼ろうと思っていたのだが、上手くゴムに付いてくれなかったので、大分形が不ぞろいだが、多少大きめのデカルでトライしている。
(デカルが浮かず、上手くレジンがまわれば良いのだが・・・。?!)
    
先週から何か使えそうなインナーを探していたのだが、以前作ったタミヤのP2も四角穴は8個で違うし、K&Bやストロンはワイヤーで、ファーラーは10個穴は開いているが、楕円形でとても使い物にならない・・。
今晩これから、デカルが乾いた様なのでレジンを流し込んでみるが、上手く行ったらお慰みである・・・。
上手く行ったら今回のP2のホイルとタイヤは、作りかけのリスター・ジャガーに使おうと思う。
この車も放置期間が長く、現在はグンゼのハイテクTR3のホイル・パターンが入っている。(笑)

9月

今日は、はや9月の8日か~・・・。
ここの所蒸す日も有ったが、大分涼しくなり、台風12号は来ているものの、良いお日和が続いていた。
今月の週末は、雑用だ選挙だ防災訓練だと外出することが多く、なかなか落ち着いて模型を作る時間が持てなかった・・・。
(最近は外出すると結構疲れ、模型を作る元気はなくなってしまう。 ・・・涙)
クラブ・レースもメンバーの急病やら所用やらで1ヶ月伸びた事が、P2が出遅れていた私にとっては、”恵みの雨” でもあった。
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それでも夜な夜な少しずつ進め、現状はこんなところである・・。
今回は時間が無かったので、ジャガーDタイプのダンロップの鉄チンのレーシング・ホイルのパターンを拝借し、それらしく見せようとごまかしたのだが、やはりフェラーリのオリジナル・パターンのホイルの方が良いに決まっている。
大分前の事だが・・・、皆で日模のコースを敷いて遊んでいた頃に、友人のT氏が旋盤で挽いてくれたホイルが有る。
    
左の写真の左のホイルだが・・・、外形は非常に良いのだが、ホイルにパターン穴が開いていない。
(四角い穴を開けるのは大変だ~・・笑)
中央は当時私が塗装し、四角く切ったデカルを貼り、クリアーで留めて感じをみたものだが、四角いデカルの穴の数も2個ほど足りないし、また、その間にあいている小さな穴も表現されていない。
(後は私が、この好素材をどう上手く表現できるかなのだが・・・。)
またこのホイルは無垢のアルミの引き物でちょっと重く、おまけにシャフトは2mm用だ・・・。
(当時はプラモデルのパーツを利用してスロット・カーを作っていたのだ・・・。 笑)
そんな折、昨日T氏が右の大口径のホイルをまた作って来てくれた!!
(右写真の真ん中の4個)
このホイルはベントレーやメルセデス等の古いワイヤー・ホイルの車を作るときにぴったりである・・。(感謝!!)
持つべきものは友達か・・・。(笑)