④ LIONEL Racing Automobiles (STUTZ?)

Source:  The Old Motor. com

ソチ冬季オリンピックも無事に閉会式を迎えテロも無くホッとしていた

が、ただでさえ春眠なんたらの所へもってきて、毎夜の夜更かし・・・、

朝起きるのが辛い日が続いた。 ヘレン・ケラーではないが、そんな

弱り目のところに先日の大雪だ~・・・、2回目の雪かきには本当

った。 痛めた腰も大分良くなったが、仕事には未だに雪

残っている今日この頃・・・。 

2台とも分解したのは良いが、1台のリア・ホイルが未だに抜けず、悪

闘しているLIONEL・・・。

  

  

ブラスで出来ているボディーのコンディションは、直せば何とかなるだ

が最悪で、そのままの状態では板金屋の真似事も出来ないので、

とりえずガスコンロの上で焼いて左右のフェンダーやコクピットの半

田をて取り払ってみた・・・。 (半田ごてを使うよりはるかに簡単

に、瞬バラバラになった。)   ・・・実際、このブラスのボディー

はちょっ力を入れれば引きちぎる事が出来るくらい薄い。  

蒲鉾の板の上で叩いて板金屋さんごっこをしてみたが、小さな曲がり

簡単に治せるのだが、板が余りに薄すぎて、変な癖が板状にでてし

まい、再半田が難しそうだし、後のパテ盛り修正でもべこべこしすぎて

いるのでパテの乗りと割れを心配し、このボディーは残念だが廃棄し

うかと思っている。(涙)  ・・・当時のオリジナルなので何とかし

やりたいのだが、残ったオリジナルのラダー・フレーム等を使って1台

車高げた当時風のレーサーでも仕立てようかと考えている。

・・・いろいろ探して見つかったのが一番上のレーサーの写真。

そもそもLIONELは車高もちょっと高めだし、ホイルベースもボディー

合っていない。 ・・・どうせオリジナルが叶わないのであれば、1台

らいはブラスの板を切り出して、半田付けで新しいボディーを載せ

みるのも面白いかもしれない。 また、オリジナルのモーターを使う

やはりハイトが出てしまうので、・・・多分一生スロット・カーには使う

事が無いだろうと思われる、パワフルで大振りの電関用モーターでも

下げて搭載してみようかなどと妄想は広がる・・・・。

・・・後はタイヤだよな~!!(笑)

 

⑩ 巴里の5日間

ここの所、LIONELのリア・ホイルがなかなか外れず、おもちゃの製作にちょっと

手こずっているので、また古い旅日記でお茶を濁させて頂こうと思う。

・・・・おまけにソチ・オリンピックの深夜観戦で無駄な夜更かしも続いているし。

・・・パリと云う街は、そこらじゅうに大小の美術館や無数のカフェが点してい

で、雨降りの日などは逃げ込む場所が多で助かる。 大した目的も無く、ふ

らりとやって来ても時間を無駄にすることなく過ごせる街だ・・・

眺めの良いカフェでコーヒーを飲みながら通り過ぎるパリジャンや街並みを見てい

るだけでも、1~2時間はまったり過ごせる。 ・・・私の場合はお茶にスイーツ

ではなく、タバコがあれば十分だ。 とりあえず、メトロのホームからルーブルに

繋がる商店街のパン屋で美味そうなサンドウィチとデーニッシュを買い込み、昼食

を兼ねて地下食堂に向かった。

・・・ん~、ただこのルーブルだけは、今回の旅行でも余り重きを置いていなか

ったし、祭日、雨降りと重なり来館者も多く、モナリザ、ミロのビーナス、サモト

ラケのニケもろくすっぽ観てない有様・・・。 もともとロココや古典主義、新古

の大作家の大作を観ても良く判らないのだ・・・。 バックボーンのに対

する知識もないし、特に雨の日の日曜日のグランド・ギャラリー混んでいて、オ

ルセーと同じで1枚観るにも人垣をかき分けなければならない。 大作は少し離

れて観なければ全体の感じが判らないし・・・。 午前中にクリニャンクールを歩

回った疲れも出てきたし、比較的空いているリシュリー翼とシュリー翼のごく僅

かな彫刻群だけ観て、地下のスーベニア・ショップでおみやげを色しただけで終

わってしまった・・・。(涙)

ただよく云われる賛否論のある入り口のガラスのピラミッドの建築方法と、入り

口付近のモン建築と旧館への繋がりの巧みさだけはしっかり拝見してきた。

以前観た映画の「ダヴィンチ・コード」のローズラインの行き着く果てを思い出す。

ルーブルを出てからも、ちょっとARAGOの子午線のマークを路上に探してみたの

だが一つも見つけることが出来なかった。 雨も上がった様だし、ルーブルはまた

の機会にのんびり来たいと思う・・・。

この日の夕飯はちょっと早めだったが、醤油味が恋しくなりオペラ座の途中ぐらい

まで戻り、日本人がやっている味噌ラーメン屋に家内を説得して上がりこむ。

ちょっとばかりしょっぱかったが、久しぶりなので美味かった・・・。(苦笑)

③ LIONEL Racing Automobiles (STUTZ?)

ダニの発生を危惧して、お煎餅の空き缶に密封保存していた当時

LIONELの車を正月明けに久しぶりに引っ張り出してみた・・・。

・・・レプリカを手に入れる前は、一世紀近く前のおもちゃだから

なもんかな~?とは思っていたが、久しぶりに見てみると、やはりと

でもない代物であることを再確認!(涙)  子供の頃に観たポッツ

の”チキチキバンバン”より酷いや~・・・。 入手当時から塗装は2

塗りであることは判っていたが、欠品パーツも多く、何よりボディー

状態が最悪だ~・・・!!  以下は正月明けから始めた解体写真。

  

  

今、シャーシーの方の分解にかかっているのだが・・・、とりあえず、ボ

ィーの簡単な剥離だけは1月後半に終わった。 不思議な事に2台

ボディーの素材がブラスとブリキである。 ・・・これは前のオーナー

が、何処かのトイ・ショウで1台づつ別々に固体を入手したのかな~? 

特に薄いブラスで出来ている固体の損傷状況は半端じゃない。 ボン

ネットは凹み、ブリキで出来ている左リア・フェンダーも千切れている。

分投げたり、クラッシュごっこでもしない限り、普通に走らせていたら、

こまで酷い状態にはならないと思うのだが・・・? もう1台のブリキ

ディーの車の方は、曲がり凹み等は有るものの、そこそこボディ

ーのを留めている。 ・・・普通に持った感じでも、ブラスのボディ

ーは板が過ぎる為か、直ぐに凹む感じだ。 その点、ブリキのボデ

ィーの方が強は有りそうだ。 またスカットル部分の板を見ると、レ

プリカはボンネットのラインがストレートだが、当時物のボディーには

僅かなRが付いている事が見て取れる。