④ 1/24 JAGUAR D-Type (Revell)

大型台風と選挙・・・、嵐が過ぎ去った後にはゴミと落ち葉、改憲(国民投票)と消費税10%が残った。  どちらも私だけではなく、困った話だな~と思われている方も多いと思う。 時代はどんどん進むが、この先がどうなるかを判断するのは至難の業だし、タイムマシンでもない限り未来(明日)はいつでも神(未知)の領域だ~・・・。

メインフレームだけ適当に切り出して放置していたRevellのXKSSのローリングシャーシーがやっと出来上がった。 現時点ではボディーのマウントも完了し、後はこまごました内外装パーツをちまちま作っている状態。 今回のDタイプは最近のボディーでもあるので、以前に使っていた現行のラビット・モーターを搭載して簡単に済ませている。 したがって、ヴィンテージと云える代物ではない。 ただ、ホイルやシャフト等はインチだし、スーパーなども当時の余りものを利用している・・・。 当時のエンジン(モーター)さえ使わなければ、シャーシーは比較的簡単に出来る様な気がする。    (今回も適当だからかな~・・・? 笑)

今回は写真の様な当時物の自作シャーシー用の軸受けをフレームに直接バーナーで銀ロウ付けしている。 一番問題になるのがホイルべースの長さで、それをまた平行にロウ付けするのに苦しんだ。 3枚目の写真は、ローリングシャーシーにボディーを被せて左右のホイルベースだけ確認したもので、ボディーマウントはまだされていない。  最初にしっかり位置決めをしておき、軸受けの中にパイプを通してしっつかり固定してバーナーをかけたので、殆ど1回の作業で上手く収まってくれた。 ロウ付け後、メタルを入れて左右のシャフトのズレを確認したのだが、0.1mm位の差で収まっているので、自作のクラブ・レーシングカーとしてはこんな所だろうと思っている・・・。    クリアランスも事前に計算しておいたので、シャーシーも低すぎず、丁度良い所に収まってくれた。   4点接地も問題ない様だ・・・。

モーターマウントは現行のサカツウのマウントを使用しているのだが、今回は逆向きに取り付けてリアモーター状態にしたのではなく、モーターの回転軸に合わせて修正(切り出)して取り付けている。  細かいことを云えば見てくれが良くないのと、現行のピニオンとCOXのスーパーでは、いまいちかみ合わせがしっくりしない事だ。 歯が噛むような事は無く綺麗に回るのだが、やはりちょっと音が出る。 インチの現行の薄いスーパーに換えるか、逆にピニオンを古い物に換えれば良くなるだろうとは思うのだが・・・。   また今回の取り付け方法では細かいギアレシオの変更が出来ない。 フレーム側に2mmのタップを切ってモーターマウントを固定してしまったので、スーパーとピニオンのレシオの良さそうな物を選んで現状では組み合わせる他はなさそうだ・・・。

これもどうやって接着しようかと悩んでいたヘッドレストだが、結局合わせ面だけしっかり削って面取りし、溶着剤で接着している。 塗装後に部分的に剥がれてしまうのが心配だったので、3か所ほど穴あけして伸ばしライナーで抑えている。  Meritのボディーからバキュームで起こしたヘッドレストなので、それほど大きいとは感じないのだが・・・、Meritよりは多少大きめになってしまっている点は、目をつぶるしかあるまい。


 高齢化と老後・・・?

先月末の事だが、久しぶりに田舎の家に週末行ってきた。 ちょっと早いのだが暮れは忙しくなるので、早めの水抜等、家の冬支度の為だ・・・。 写真は帰り道で、缶コーヒーでも買おうかと車を止めた時の山の夕暮れと、人気のない所にぽつんと立っている電話ボックス。 ・・・寂しい写真なので、勘違いされては困るが、決して ”命の電話” などではない。(笑)

ブログを書く時に、個人的な心象風景やその時々で感じた心の動きにタイトルを付けると云うのも結構難しい。 こんな重そうなタイトルを付けてしまったが、実際はその時々で頭の中を駆け巡る支離滅裂な感情にあえてタイトルを付けているに過ぎない。  (”たそがれ”ぐらいにしておけば良かったかな~・・・?!)              現に帰り道の車の中で考えていたのは、この田舎も何時まで維持できるのかな~?とか今度の選挙(後の株価)はどうなるのかな~?、とか、今晩の夕飯は何が良いかな~?などと云う、些細で取り留めのない事ばかりだ・・・。

ただこの歳になると、心の隅に漠然とした老後の不安と云うものは確かに存在する。  壁のタバコの黄ばみと同じように、知らず知らずのうちにだんだん濃くなっているのもまた事実だ・・・。                               ただこれは私だけではなく, ”生きとし生けるもの” の定めなのだから、長い短いの差はあるだろうが、深く考えても所詮詮無い事なので、人に何んと云われようと、動けるうちにやりたいことは、やはりやっとくべきだと思っている。(笑)

今回も一度に2台のDタイプに手を付けてしまったので、使えそうなジャンクパーツをいろいろ探し回っていたら、大昔に手を付けて忘れていたプレミア?のイレブンとクラウン?のヨーロッパのボディが出て来た。 多分四半世紀前ぐらいにいじり始めて放置してしまったボディーなのだが、久しぶりに見るとその当時に何を作りたかったのか?しばし思い出に浸ることが出来る・・・。 これもひと段落したら、削ったりサフェを噴いたりして形を確認してみたいと思っている。

何年か前から好きなミステリーの主人公でもある、ロバート・ラングドン教授が着けているミッキーマウスの壊れたリストウォッチもUPしてみた。 ムーブメントは機械式で、子供のおもちゃの様な時計なのだが、以前に裏蓋を開けて中をいじってみたのだがすぐに止まってしまう。(爆)  動けば着けてみようかとも思ったのだが・・・、ここ数十年、私は冠婚葬祭の時以外には時計をすることも殆どないのだ。 主人公の子供の頃の思い出の時計らしく、45~6になっても身に着けているトレードマーク的な物なのだが、そんな子供時代から大切にしているものが身の回りに一つ位はあっても良いかな~・・・?(今となっては遅いのだが・・・)と、思った次第。


③ 1/24 JAGUAR D-Type (Merit)

・・・ここの所、夏の疲れが出たのか?またちょっとスランプ気味で、夜な夜なボディ関係の細かいパーツを探し出したり作ったりと、ちまちました作業をのんびりやっていた。  中秋の名月とやらで、一昨晩はベランダに出て久しぶりに明るい月を眺めて見たのだが、雲も多く出たり隠れたりのお月見だった・・・。  今晩は雨か~・・・。

結局、Merit のボディーは1956年のセブリングの#14の方が作りやすいだろうと、クラークの#38から乗り換えて、Revell のXKSS を上手く修正して、なんとかクラークの#38にしてみようか?と、計画が多少変更になった。(ドアのラインとかマウスとか、微妙な所が幾つか違うんだよな~?!)  新しく全面のウインドスクリーンのレールを引き回すのは、スクリーンのしっかりした形状が判らなければ難しいからだ・・・。   ・・・仕方なく、2台同時進行の状態になっている。

出来上がっているMerit 用のシャーシのフロントシャフトは、いろいろインチのシャフトを探したのだが丁度良い長さの物が見つからず、結局切断してヤスリで面取りして長さを合わせてみた。 今のホイルロックタイプのストレートのシャフトと違い、古いネジ切りシャフトは、下手な切り方をするとホイルやナット側のスクリューが上手く入らなくなってしまう事があるので、断面の均一な面取りには気を使う。

モーターのシャフトも詰めなければならないのだが、これは場合によってはモーターを分解して、上手く入るスーパーギアがあれば、シャフトごと交換した方が良いと思っている。 モーターにシャフトを付けたまま両側を切断し面取りするのは、切子の問題もあるが、下手をするとシャフトやモーター自体を歪めてしまう可能性もあるのでちょっと難しそうだ・・・。  出来たら短いリード線も付け替えたいし・・・。

Merit のDタイプのジャンクにはスクリーンとエグゾーストとハンドルが欠品している。 最古のプラのスタティック・キットに近い車なので、フロントの一部とホイルアーチは修正しているのだが、出来るだけMerit のオリジナルパーツ(レジン取りしたレプリカ)を使いたいと思っている。

・・・それにしても、ボディー下部が内側に大きく巻き込んでいるボディー形状なので、通常のスロットの内装を作る時の様にドライバーをセットしたバスタブを簡単に押し込むと云う事が出来ないので、これも難儀している。