② 1/24 Chaparral 2A (001)

ここのところ、雪は降るは寒いはで、中々おもちゃ作りの神輿

が上がらないのだが・・・、来月になればすぐに春が来ると云う

訳でもないし、もっと寒波でも来ようものなら尚の事作業がは

かどらくなってしまうので、とりあえず、♪寒さ堪えて編んでます。

私のボディー作りは、プラ板の板金屋が多いので、半端なプラ

板が沢山残ってしまう。 そんな余り物のプラ板で、それらしく

スクリーンの原型を作り、試しに1発ヒート・プレスをしてみた。

64年当時の2Aは2台体制で、1台はドライバー側のスクリー

上部にバイザー状のリップがあるものと、まったくフラットな

スクリーンの物が存在する。 タイトル上はいち様001と云う

にはなってはいるが、今後の成り行き次第では002の方にな

ってまう可能性もある・・・。 ただメガホン・マフラーの2

Aにしようとは思っているのだが・・・。

・・・そんな訳で、未だにゼッケンも決められないでいる。

下の写真はストロンベッカーの厚ぼったいコクピット周りを、ス

ジ彫りタガネで切り出したもの。

最初から広げないとダメだな~とは思っていたのだが、どうや

って上手く切り出す事が出来るかを思案していた。 リューター

は上手く切り出す自信が無く、結局、スジ彫りタガネを深く入

て、後はプラが薄くなってから、カッターで切り離した。

これから試し引きしたスクリーンに合わせて、面を調整し、左

右のコナー部分に多少のRを持たせる為に、薄いプラ板を内

側から貼り付けて調整しようとかと思っている。

① 1/24 Chaparral 2A (001)

Source:  CHAPARRAL 1961-1970 (Motor Books)

私がCOXのシャパラル(良くチャッピーなどと云う愛称で呼ばれ

る事もあるので、子供の頃に良く呼んでいたチャパラルが正し

呼び方なのであろう)のキットに初めて出会ったのは、12才

の夏の終わりの頃であった様に記憶している・・・。

そこは若林手前の世田谷線の脇にあったアパートの一部を改

造した小さな模型屋さんで、当時は”チャンバレーラー”などと

カタカナで書かれたタグが貼られていたが、それがチャパラル

と呼ばれる車であった事はその後友人に教えられた・・・。(笑)

当時私の行きつけのこの模型屋さんの主人は、確か人刺し指

と中指だったかが2本程無かったのだが、いつも器用に電池に

モーターを繋いでテトしてくれたし、ラジコンも沢山置いてあっ

たので、私は勝手「ラジコンのぺラで指を切断したんだ~。」

と、子供ながらに込んでいた・・・。

スロットの最盛期には2レーンだが、コスもの中に隙間を

縫う様に作られていた。

さて、TZはちょっとお預けで、次回のレースのお題がチャパラ

ルなので、以前にブログにUPしたストロンベッカーの2Aの製

を再開した・・・。 (ストロンは当時手にした事は無かったし

またサーキットでも殆んど見かけた事が無かったメーカーだ。)

大体それらしくボディーは作り、放置してあったのだが、写真と

見比べると「ここもやらなきゃいけないな~、ホイルアーチもち

ょっと違うんじゃないの~・・・?」と、いろいろ出てくるのだが、

今回も時間が無いので、やはり雰囲気だけと云う事で、細かい

所は目をつむって、先を急ぐ事にしよう・・・。(苦笑)

・・・現状はこんな所で、”鼻が短い、ホイルハウスを少しずらし

たい”等の願望はあきらめた。 時間があればレジンで起し

て仲間内に配ろうか? ・・・などとも考えていたのだが、この期

に及んでは作るだけでも精一杯で、複製どころかレースに間に

合うかどうかも危うい所に来ている・・・。(涙)

プラ板を張りっぱなしにしていた後部カウルは、内側の余分なプ

ラをリューターで大分削り落としたが、それでも結構重そうだ~。

後はウォーリーウエーブ状のホイルと、一番の問題である、ウ

インドー・スクリーンのヒートプレスだ・・・。

この初期型の2Aはサイド・スクリーンが後期型の様なラウンド

型ではなく、ストレートの平板なのと、フロント・スクリーンも比較

的ストレートなラインで、センターにもはっきり折れ線が確認で

きる。  内装もインパネも判らないし、・・・参ったな~・・・!!

1/24 Scalextric Alfa Romeo TZ (その9)

上の写真は、正月休みに何とか引っ張り出した自前のSCAL

EXTRIC SUPER124 のUSED CAR・・・。

フェラーリとロータス38はまあまあなのだが、E-TYPEは大分

引けとねじれが来ている。 やはり素材が、塩ビかポリカの様

で見るに忍びない状態だ。 それにしてもフェラーリとロータス

の2台は、この時代のスロットカーとは思えないスケール感で、

当時のスロットカーのなかでもピカイチの出来なのだが、この

E-Typeだけはいかん・・・。  TZと同じでいまいちだ~・・・。

  

  

さて・・・、昨年から年をまたいでの製作になっているTZだが、

書き忘れていたライトまわりの修整はこんな風に対処してみ

た。 SCALEには付いていないライトまわりの金属のリムだ

が1/4 円のプラ材を使い、フリーハンドで感じをみながら、

まわりに貼り付けてみた・・・。

このプラ材は古い車のルーバーに使うために買っておいた

だが、最初に少ししごいてRをつけてから接着したが、や

はり継ぎ目がピッタリとは決まらない。 後は高さをペーパー

でうく削り、それらしく見せたいと思っている・・・。

後はボディーと一体の欠落しているハウジング(?)をやは

薄いブラ板で製作したが、接着剤がピッタリ隙間無くボデ

ィーに着くように、しばらくは円錐形のペンを差込み抑えて

いた。 後は薄いプラ板なので、工作用ナイフでリムに傷を

付けない様に切り出し、エッジにはペーパーを掛けてみた。

レジンで型取りしたリア・パネルは、テールライト部分に気

が入り上手く行かなかったので削り落とし、ドリルで穴を

開けてある。 

・・・これから合いそうなプラ棒を探さなくてはいけない。

  

欠けていたホイルも、瞬着の流し込みでどうにか見てくれ

だけは上手く行きそうだが、のんびり走らせる古い車だか

ら良い様なもので、ホイル・バランス云々などと云う事は次

元の違う話になる。(笑)

まともな昔のねじ切りホイルだとて、精度の高い現在のホ

ルと比べれば大体が多少はよれているものだ・・・。

この割れたホイルはチップだけではなく、その左右にもク

ックが入っていたの何回かはサフェを吹き、ペーパー

で様子を見ているが、最終的にはインナーを入れてシル

ーを塗装してどうかな~?と云う事になる・・・。

 

A HAPPY NEW YEAR 2012

 

今年の正月は家内と2人、例年よりノンビリとした日々を送れ

た。 大晦日から娘が泊まりに来たし、今日は午後から息子

来るらしい・・・。 すでに3日なので、御節は食いつくし、殆

ど平常の食生活に戻りつつある。 また明日から仕事だ~。

上の写真は、暮れの自室の片付け中に出てきたボディーをア

レンジして撮ったものだが、レジンは昨年から時々手を入れて

いる自作の COOPER BRISTOL 。 MERITのCOOPER

のジャンク・ホイルが上手く利用出来そうなので、昨年から始

めた物。 赤のボディーはおもちゃのJAGUAR Mk10だが、

きさはハッキリしないが概ね1/32位だろうか・・・。

余りもののシャーシーを見繕って、そのうち形にしてみたいと

思っている。(笑)

Source:  Scratchbuild Guild (Web)

これは今朝方見ていた海外のビルダーが作った32のCOOP

ER T59 FORMULA J だ。 時々覗いているサイトなのだ

が、参考の為、自前のCOOPERを引っ張り出してみたが、こ

サいSCALEXTRIC(C66)がこうなっちゃうんだから驚きだ。

雰囲気と云い、バランスと云い、製作者の力量が伝わり、私も

”がんばらなくちゃ~” と云う良いお手本となっている。 (笑)

このT59は60年代当時の車がモデルになっている訳ではなく、

近年のヴィンテージ・イベント出場車がモデルになっているとの

事だが、カラーリングもなかなか渋くていい色だ・・・。

スクリーンはオリジナルがハーフなので、自作でプラ板を足し

いるし、キャブのカバーもロール・バーも、リアの足まわりも、

32なのにすばらしい!!