Source: CHAPARRAL 1961-1970 (Motor Books)
私がCOXのシャパラル(良くチャッピーなどと云う愛称で呼ばれ
る事もあるので、子供の頃に良く呼んでいたチャパラルが正し
い呼び方なのであろう)のキットに初めて出会ったのは、12才
の夏の終わりの頃であった様に記憶している・・・。
そこは若林手前の世田谷線の脇にあったアパートの一部を改
造した小さな模型屋さんで、当時は”チャンバレーラー”などと
カタカナで書かれたタグが貼られていたが、それがチャパラル
と呼ばれる車であった事はその後友人に教えられた・・・。(笑)
当時私の行きつけのこの模型屋さんの主人は、確か人刺し指
と中指だったかが2本程無かったのだが、いつも器用に電池に
モーターを繋いでテストしてくれたし、ラジコンも沢山置いてあっ
たので、私は勝手に「ラジコンのぺラで指を切断したんだ~。」
と、子供ながらに思い込んでいた・・・。
スロットの最盛期には2レーンだが、コースも店の中に隙間を
縫う様に作られていた。
さて、TZはちょっとお預けで、次回のレースのお題がチャパラ
ルなので、以前にブログにもUPしたストロンベッカーの2Aの製
作を再開した・・・。 (ストロンは当時手にした事は無かったし
またサーキットでも殆んど見かけた事が無かったメーカーだ。)
大体それらしくボディーは作り、放置してあったのだが、写真と
見比べると「ここもやらなきゃいけないな~、ホイルアーチもち
ょっと違うんじゃないの~・・・?」と、いろいろ出てくるのだが、
今回も時間が無いので、やはり雰囲気だけと云う事で、細かい
所は目をつむって、先を急ぐ事にしよう・・・。(苦笑)
・・・現状はこんな所で、”鼻が短い、ホイルハウスを少しずらし
たい”等の願望はあきらめた。 時間があればレジンで起し
て仲間内に配ろうか? ・・・などとも考えていたのだが、この期
に及んでは作るだけでも精一杯で、複製どころかレースに間に
合うかどうかも危うい所に来ている・・・。(涙)
プラ板を張りっぱなしにしていた後部カウルは、内側の余分なプ
ラをリューターで大分削り落としたが、それでも結構重そうだ~。
後はウォーリーウエーブ状のホイルと、一番の問題である、ウ
インドー・スクリーンのヒートプレスだ・・・。
この初期型の2Aはサイド・スクリーンが後期型の様なラウンド
型ではなく、ストレートの平板なのと、フロント・スクリーンも比較
的ストレートなラインで、センターにもはっきり折れ線が確認で
きる。 内装もインパネも判らないし、・・・参ったな~・・・!!