

1964年後半から66年までのモデルカー・レーシングの最盛期には、丁度モデル化するのに最新のF-1であったフェラーリの158は、最適な素材であったのかもしれない。 見出しの写真は、私の手元にある製作途中の物や製作済みのRTRを買い込んだものまでを引っ張り出して並べてみた・・・。 中には自作シャーシーを取り付けた車もあるのだが、当時、各社から出ていたボディーの大きさやボディーの雰囲気を見てもらいたかったからだ。
今回は思いつくままに1/24の車だけを集めて写真を撮ってみたが、肝心のストロンベーカーの158の製作済み車両が見つからなかった。 おまけに東京プラモのボディーには自作シャーシーが入っているので、ストロンと東京プラモはキットの写真とボディーキット、ローリングシャーシーだけ別に拾い出して写真にしてある。
1/24ではフロントのノーズコーン両サイドにある砲弾型のインレット・ダクトはストロンベーカーの158にのみ付いていた。 1/32のプロダクション・キットにはこのダクトがしっかり付いているものが多いのはなぜなんだろう・・・?!
そうそう、紹介が遅れたが、一番上の写真は左から今回製作した日東(Nitto)、製作途中のコグレ(Kogure)、自作シャーシーの東京プラモ(Tokyo Plamo)、おなじみのCOX(FT16バージョン)、当時のオリジナルのままのミドリ(Midori)、そして最後はサーキット・セットに付随していた大滝(Ootaki)のRTRである。 最後の写真が、まともなRTRが見つからなかったストロンベーカーと東京プラモである。 ・・・やはり、今回製作した日東とコグレが一回り大きいのが良くわかる。