
今年の5月の連休には田舎にも行けなかったし、娘の交通事故被害などでバタバタしていて、久しぶりに10日ほどおもちゃにも手を付けられない状態が続いていた。 (幸いにも娘の横断歩道歩行中の交通事故被害が軽傷で、数日の入院で済んだことが何よりであった!)
私だけではないだろうが・・・、そんなこんなで自分の中で夢見ていた老後とは程遠い現実なのだが、これも人生、運命、宿命などと云うものなのだろうか?、じたばたしても仕方がない事であるのだが人生とはなかなか思い通りに行かないものらしい。 そしてまた、ブログを書くのも億劫になって来ている・・・。(苦笑)
最近は老眼も進みおもちゃも上手く作れなくなってきているのだが、タミヤのP2製作時の“待ち時間”にジャンクのK&Bのロータス30をいじってみたのでUPしてみようかと思う・・・。
素材は写真の様なオレンジのジャンクカーで、上下のボディーを6か所タッピングビスで留める事でFT36モーターをしっかり抑え込むことが出来る。 フロントの軸受けは鉄製の別パーツでこれもネジ止めだ。
車にはマブチのFT36がSWで搭載されているのだが、その割にはボディーの固定用のネジのポストの為か?、COXと比べるのはちょっと可哀そうだが、コックピットの造作が簡素でやや貧弱な感じがする。 箱には9V ローヤル ボブキャット モーターと記載されている。
ボディーカラーはオレンジと御覧の様なダーク・グリーンの2種類だけであった。 プラスティック・ボディーではあるのだが、K&Bとしては珍しいノーフレームの車で、イマイのF1シリーズやMPCの1957年リベントロウ・スカラブ、ランチャ・フェラーリと同じ様なモナカ形状のボディー構造を取っている。(私は以前からK&Bのフレームの種類は他のメーカーと比べても多いメーカーだと思っていた。 それが今回はノーフレームの車である!)
この車はK&BとしてはCOOPER-F1と同時期(1964~1965年初期)に発売されたRTRのみのスロットカーで、御覧のような箱入りの物と、ビニール袋にただ完成車が入れられた形での2種類の販売方法がとられていた。
RTRのスロットカーの残念なところは、綺麗に塗装された現在の1/32のRTRのスロットカー達と同じなのだが、車種によっては本来実車には無い金型合わせの為のラインがボディー上に出てしまう事だ。 このロータス30もモナカ構造の為、ボディーを真横に切った様な合わせのラインがしっかり出てしまっているが、パーティングラインや合わせのラインが気になってしまうのは、今の目で見ているせいからかも知れない・・・。
当時の子供達がガンガンサーキットで走らせた事を考え併せてみると、このモナカ構造のボディーは通常のプラスティック・ボディー+金属シャーシーのスロットカーよりもクラッシュした時の剛性は良かったかもしれない・・・?!






