⑪ 1/24 Aston Martin DB4-GT

・・・それにしてもここ数年の夏の暑さは半端ではない。 猛暑などと表現されてい

るが、仕事も趣味の効率も大分スポイルされている。 巷は夏休みなのだが、隣の公

園も夕方遅くにならないと子供たちの声も聞こえてこない。 それまでは ”蝉しぐれ”

公園を独り占めしている。 ・・・ここの所いろいろあって心身ともに疲労困憊気

味なので、ひと段落ついたら、子供の頃の様に1か月ぐらい夏休みを取らせてもらお

うか?などとひそかに夢見ている。(笑)

大人になると、お金だの仕事だの責任だのと子供の頃とは違う側面から人生に縛られ

てしまうことが多い。 最後にどうせ怒られるんだったら、子供の頃の夏休みの宿題

と同じで、「ごめんなさい!」で済むんだったら、たまには全てを投げ出して、狂っ

て好き勝手をしてみたいと云う誘惑にかられる。 ・・・もうそんな歳だ~。(爆)

さて、1か月ぶりぐらいで再開したおもちゃ作りも、アストンのフロント周りと、数

放置していた2735GTのボディーワークから無理をせず始めてみた。

 

この2735GTもどうにかしてやらなきゃいけない車なのだが、嬉しいことに何年も寒暖の激しい工作室に放り出しておいたのにボディーのねじれがない。 パテ類も十分に乾燥してるし、トースカンで簡単に引けた部分などをチェックしてみる。 幾分盛りや削りは有りそうだが、素人の車作りなのでこのまま行ってもそれほど大きな問題はなさそうだ。 ただライト回りと位置だけは再度チェックをしといた方が良さそうだが。

最初からこの車に付いていた前オーナーのシャーシーを使うか?、はたまたオリジナルのレヴェルのシャーシーでヴィンテージ仕様で行くか? 今悩んでいるところだ。 もともとはSWBのショート・ホイルベースのシャーシーの上にコーチワークされた車なので、レヴェルの250GTでは多少ホイルベースが長いのではないかと云う心配はある。・・・しかし、ここまで来ちゃったものはしょうが無い、前オーナーの手の入っていない部分を綺麗に修復してこのままのボディーで行こうと現状では考えている・・。

この車には最初、RASSKITのワイヤー・オイルが付いていたのだがこれは実車の雰囲気を出す為に、自作のそれらしいワイヤーに変えたいとは思っている。 内装もレヴェルのオリジナルが使えると良いのだが、これはステアリングの位置も違い、ボンネットに突き出したフロントのキャブを隠しきれないので、大仕事になるので思案橋だ・・。シャーシーもまたブラスの板を切り出す羽目になるのかな~?

後は度重なるサフェーサーとサンディングで大分削れてしまったフロントウインドゥのサッシを、昨晩からエバーグリーンの細いプラ棒で作り直し始めたところだ・・・。


 水無月

人生には時として、暇を持て余して何をしてよいのか判らない様な日々も有るし、好

と好まざるに関わらず、やらなければいけない事(問題)が山積し、寝るのもまま

ならない様な日々も有る・・・。 20代や30代の前半ならば、4~5日徹夜が続い

ても4~5時間熟睡すればすぐに気力体力は回復したが、60代ではなかなかそうは

いかない。 まさに先月はそんなだった・・・。

そんな訳で、工作机にも半月以上も向かっていなかったので書く材料も無い・・・。

まぁ~いいや~・・・。 そう云えば日曜日の ”なでしこJAPAN” のオーストラ

戦には、恥ずかしながら年甲斐もなく興奮して涙してしまいました~。 6時か

録画を途中から観たのですが、男子のカップ戦を観るより遥かに感動したのはな

だろう? イングランド戦には、別な意味でまた感動させてもらったし・・・。

最近はTVでも時代劇が少なくなっているが、昔から周五郎や吉川英治時代物小説

好きで、ミステリーと一緒に電車の中で良く読んでいた。 歳と共に涙が緩んで

いるのは承知しているが、昔読んだ時代劇小説と同じような感動の涙を、久しぶ

”なでしこ戦”で経験した。 最近はTVを観る時間が減っているのだが、再放送

藤沢周平だけは楽しみにしている・・。(笑)

話は変わるが、ギリシャもやはり左翼政権なので来るところまで来ちゃいましたね~。

本来なら自国領土を売ってでも借りたものは返さなくちゃいけないのが”人の道”なの

が、最近の国際借款はグローバル化の名のもとに、利子さえ払っていれば負債をど

どん先送りする傾向が強くなって来ている様だ・・・。(返せなくても、借りた者

ちだ~。) ”なでしこ”を観た後にユロ話を聞かされると、グループの結束とは

何かと云う事を考えさせられる。 結局、ギリシャの穴を拭くのが実質ドイツじゃ~、

ドイツがEUを離脱したくなっちゃう~。 ・・・後はメルケル夫人ありきか?!

小さな個人社会より、国際社会の方が無責任でいい加減だと云う事を痛感する。

将来的に、AIIBもADB等が貸出を始める様なことが有れば、ノンバンクと同じで

たて不能の単なるサラ金と同じ様な機構の銀行になってしまう懸念もある・・・。

大体がこのような国際借款のトラブルは誹謗中傷の果てに紛争に発展することもある。

 

・・・そろそろ、自分の終活ものんびり始めといた方が良いのかな~? (苦笑)