最近はスロットのモチベーションが下がりっぱなしで、あっちをちょこっ
といじったら、こちらをちょこっとと云う感じで、とてもブログにUP出来
る様な作業はしていなかった。 ・・・振り返ってみると、ヴィンテージ・
スロットの記事がここの所あまりに少なかったし、月に1本位はブログ
もUPしなければと云う思いで、久しぶりにCOXの通称”ガニー・フォー
ド”を引っ張り出してみた・・・。
ん~・・・、このキットは1967年の初旬の発売だったと思うが、私自身
がストックカーにそれほどの思い入れが無いせいか?、又今までのク
オリティーを感じさせるパッケージから、ヒッピー・ジェネレーションを想
起させる様な箱絵にがらりと変わってしまったので、これって、本当に
COXなの~?と云う気さえした・・・。 時代は確かに既成のシャーシー
からハンド・メイドの自作シャーシーのクリア・ボディーに移って来てはい
たのだが・・・、私個人としては、今までのシャーシーやホイル、おまけに
コクピットの表現等にCOXのオリジナリティーと素材のクオリティーを感
じていたのだ。 (この車もフルコクピットではあるが・・・。)
この時期はCOX社自体もスロットの衰退により、厳しい時期に差し掛か
っていた様だが、パイプフレームをボディーの平穴に差し込むだけのマ
ウントはいただけない。 おまけにホイルもなんだか訳の判らない代物
が付いているし・・・。 デカルのゼッケン番号のフォントも実車とは大
分かけ離れた物が入っている。 ・・・けなしてばかりなので、この車が
嫌いなのかと思われるかもしれないが、決してそうではない。(笑)
現に、65年、66年のギャラクシーはインパラと並んで、ストックカーの
中では好きな車種で、今までに何台作ったか判らない・・・。
・・・ん~、この後出てくるキットのIFCシリーズもCOXのスロットの進化
の過程とでも云うのか?、スケール感が乏しい不思議な車達が登場す
る事となるのだが、このフォードのストックカーはその転換点と云うか
エポックメイキング的な車だった様な気がする。