② 1/24 1957 Ferrari 335S (Hasegawa)

先週、この335SをブログにUPしてからはしばらく気温が30℃を切る日が続いてくれたので、ボディーの厄介な箇所に手を入れることが出来た。  一番の問題点であったのはアウトレットの両サイドの大きな開口部だったのだが・・・、これはこのボディーを作り始めた時に残っていた250TRのパネルパーツを使用する事とした。

250TRの内側に入り込んだプラのボディーパネルには幾分Rが付いているので、上手く入りそうな大きさに切り出し、Rが直線になる様にしばらくの間、万力に挟んで出来るだけ平面になる様にしておいた・・・。

ボディーへの接着は御覧の様な適当な物なのだが、実車の写真と見比べると幾分小さい様にも思える・・・。  大体の位置決めが決まったら隙間にプラ板の破片を出来るだけ細かく埋め込み接着して、後はパテで隙間を埋めたら削り出そうと思っている。

ボディーの前後のバルジ等も接着したので、しばらく時間を置かなければならない。  本来は250TR用に切り出したサカツウのシャーシーだったので、335Sのボディーでは無理をしてこのサカツウのシャーシーを使わなくても良いのではないかと思い、待ち時間を利用して残り物の真鍮板から簡単にいつも通りのフレームを製作してみた・・・。

残り物の真鍮板なのでうまい具合に大きさが合わず、継ぎはぎだらけのフレームになってしまった・・・。(涙)  またホイルはハセガワから別売りパーツとして販売されているエッチングのワイヤーホイルを利用していつも通りのインナーホイルとしている。

新しくフレームを製作した一番の理由はFT16が上手くすれば入りそうであったからだ・・・。  もう一つの理由は、昔最初に250TRを製作しようとした時のシャーシーなのでそのまま250TRに装着し、時間はちょっとかかりそうだが2台まとめて製作してしまおうと思ったからでもある。

・・・まだまだ内外装品をこれから作らなければいけない訳だが、いつもの事だが行き当たりばったりの作業である!(苦笑)

① 1/24 1957 Ferrari 335S (Hasegawa)

世界的気候変動のせいか・・・連日酷暑が続き、今年は日本でも秋と云う季節を殆ど感じられずにもうじき10月を迎えようとしている。  この高温化は個人的な趣味の問題だけではなく、日本の産業(工業、農業、水産業等)にも大きな負の変動をもたらしている様だ。 おまけに今年は大型台風や集中豪雨等により各地に甚大な被害をももたらしている!

私自身もあまりの気温と湿度の高さでおもちゃ作りが捗らない日々が続いていた。  今日は予報に反して高湿度ではあるが久しぶりに涼しい日となったが・・・。

ここのところ大したものを製作しているわけでは無いのだが、今回も10年ほど前にハセガワから発売されたフェラーリ250TRの放置車両を引っ張り出し、1957年のフェラーリの335Sに改造したスロットカーの事でも書こうかと思う・・・。  この335Sは既に国内外からも良質の1/24のレジン・ボディーキットが発売されている。

ボディーは当時既にフロントフェンダーやインパネなどは左から右に改造していたので、今回は外装の細々したルーバー、フロントグリル周辺、両リアフェンダー上の細かいルバー、内装、ドライバー等が製作対象になるのか・・・?!

写真に写っているローリング・シャーシーは、当時250TR用にサカツウのシャーシーのメインフレームのフロント両サイドをボディーに収まる様に切ったものである。  ・・・その後335Sのオークションのニュースを見聞きし、急遽衝動的にもう1台のハセガワのボディーを改造し始めた経緯をもつ放置車両である。 

現行物のサカツウのシャーシーと現行物のラビット系のモーターを使用する車だったので今日まで日の目を見ず、箱の中で惰眠を貪っていた車である・・・。  結構、切ったり貼ったり盛ったりしたボディなのだが、ねじれや引けが殆ど無いのが嬉しい・・・。