


このセミスクラッチとでも云いたい335Sもフロントグリルの製作で長考し時間を食ってしまったがどうにかごまかせたかな~・・・?! サイドから見るとワイヤーホイルのエッチングプレートのずれなどにより、各々のホイルの感じが微妙に違う様に見えるし、ボディーもステップのラインが平行ではなく、フロント側がちょっと上がって見える・・・。 最初のプラ板の継ぎ足しに問題が有ったのかもしれない。
御覧になれば判ると思うのだが、実車の写真を参考にしながらの製作ではあったのだが、最初の構想ではただのポンツーン・フロントではない普通のフルカウルのTRを作るつもりであったのだ。 それがWebでホーソンが乗った335Sがオークションにかけられていると云うニュースを見聞きしてからこのボディーを再度作り替えた代物なのである。
変更点はトランクの一部がドライバー席の周り迄入り込んでいる事と、ドライバー側のシート後部のボディーが凹むように削られているのが大きな改造点であった。
今回ターゲットにした車は1958年のルマン出場車なのだが、既に過去にバルジはプラバンのヒートプレス物で250TRと同じものを接着してしまっているので形などが多少小さくなってしまっている・・・。
また室内のギアボックスの形状などもハセガワの250TRのままである。 流石に学生時代に卒論で使用したインレタは50年以上の歳月を経過している代物なので上手くクリアデカルに付かなくなってきた。 ・・・その為にナンバープレートは御覧の様な汚い物になってしまっている。(涙)
前述したように、ハセガワのTRのキット以外はドライバーシートをはじめとして殆どが手持ちのジャンクパーツの利用か、シャーシーと僅かに新しく製作したパーツなどで構成された車である・・・。
幅のある古いFT16がリアに載っているのでリア下部のボディーの一部も切り取らなければならなかったので、サイドから見るとエグゾースト・パイプが短かすぎてちょっと格好悪くなってしまった・・・。
250TRもこの335Sもとりあえず完成させることを優先したので、現状ではタイヤはハセガワのキットのゴムタイヤをそのままはめたままの状態である。
・・・放置車両も2台がどうにか形になった!











