① 1/24 Jaguar XJ13 (Resin: Handmade Body)

年の瀬も押し迫りクリスマスもやっと終ったし、後はカウントダウンを待つ日々がまたやってきた・・・。  若い頃は12月は気ぜわしいのだがそんなに嫌いではなかったが、やはり高齢者になってくると掃除だの年賀状書き、買い出しだのといろいろな雑用が苦痛になって来る。  

「門松や 冥途の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし 」(一休)  ・・・心情的にはそんなところだろうか?(笑)

この車はこの前の整理の時に出てきたジャガーのXJ13なのだが、確かスロットカークラブの友人から何かのお礼に頂いたハンドメイドのスロットカーボディーだったと思うが・・・定かではない。   

・・・おまけに小箱の中を見るとこの車に合いそうなプラモのホイルもさがしだしてあるし、第一、ボディーを私が大分いじっていることが判る。  私の好きな車だったのだが当時のクラブレースには出られない車種だった。  ・・・すでに大分ボディーの整形も進んでいる。

・・・ここまでボディーを整形したのは私なのだが、その当時の事がとんと思い出せないのである。 ここまで片面流し込みのボディーを削り出すのは結構大変な作業だったはずなのだが。  

この車を頂いたのは20年近く前の事になろうか・・・?!  多分関西のAさんが製作されたボディーだったと記憶しているが・・・。

時間が大分経っているレジンボディーなのだが、あまり変形やねじれが無いのでとりあえず当時私が選んでいたプラモのホイルからスロット用のホイルだけでも製作してみようかと思い、先週はホイル作りにはげんでいた・・・。  

初めてレジンのスロットカーボディーが出たちょっと後の頃のハンドメイドボディーなので、ローリング・シャシーは製作出来てもこのボディーを形にするのは・・・・・・    

・・・途中で挫折する可能性が大きいが、とりあえず頑張ってみるか~?!(笑)

④ 1/30? Sunbeam Rapier (Hong Kong Toy : Junk)

昔から、子供が古い時計やおもちゃを分解し直そうと試みる事があるのだが、子供のすることなので上手く直す事が出来るのは殆ど半分以下ではないだろうか・・・?   

私も古い腕時計を分解しリューズが上手く針を回し、ゼンマイを上手く巻けるようになった事は殆ど無い。 それにはやはりそれなりの新品のパーツや工具が無ければ難しいのだ。  良く云われる「いじり壊す」と云うやつだ!

・・・時計どころか子供の頃に無理を云って買ってもらったスロットカーも、すべてのパーツをしっかり取り付けて近所のサーキットに走らせに行った事が無い。  ローリング・シャーシーが組み上がるとボディーだけ簡単に取り付けてホイルインナーやスクリーンも付けずに走らせに行ったものだ。  

・・・子供と云うのはとりあえず新しいく作った車を直ぐに走らせたいと云う衝動を抑えられないのだ。  車を訳も分からず走らせて早いだの遅いだのと云いながらボディーを壊して帰ってくるのが関の山であった・・・。(爆)

その後、小遣いも使い果たししばらくの間はその壊れた車をセメダインで接着したり、色を刷毛塗したりホイルやタイヤを変えたりして性能アップに励むのだ!   ・・・当時のモデルレーシングカーは子供の小遣いから考えても相当高価なおもちゃだったと思う。

今回製作したサンビーム・レイピアもテーピングでの塗装が上手く行かず、殆んどの部分がフリーハンドの刷毛塗りになってしまった。  シルバーのモールド部分はアルミテープでも貼ればそこそこ綺麗には行くのだろうが、私の経験では長いラインなどは数年もしないうちに皺が寄ったり一部が浮いたりした事が良く合った。  ・・・そんな経験があるのでスロットカーの場合は細いラインは洋白線を使うか?、後は昔ながらの塗装と云う事にしている。

実際にはラッカー系アクリル系エナメル系と3種類の塗料を使っているのだが、やはりしっかりしたテーピングでテープが浮かないうちに直ぐに部分塗装をするのが望ましい様だ。  判ってはいるのだがテープの切り出しや貼り付け等で結構時間を使ってしまい、その日の内には塗装に移れない事もある。  

時間が経ったテープの細いラインなどはピースコンでもエッジ部分の僅かな浮きが大きな染み込みを作ってしまい、仕方なくタッチアップでごまかすと云う事になる。   ・・・このサンビームはそんな塗装になってしまった!!

・・・毎度の事だが雰囲気だけで、”子供がいじり壊した” 様な車になってしまったのが残念だ~!(苦笑)

③ 1/30? Sunbeam Rapier (Hong Kong Toy : Junk)

・・・内装作りでちょっと苦労していた。  今年も既に年末となり孫の誕生日や七五三、クリスマス等もありで、ちょっと精神的にも気ぜわしくなってきている。  もともと子供のおもちゃであったホンコン・トイをスロットカーにしようと云うのであるから、こちらも「二度わらし」ではあるのだが・・・。(笑)

このレイピアのボディーにも訳の分からない凹みがフロント・フェンダーのライト横に見られる。  パテで埋めようか?どうしたものかと迷っていたのだが、内装もこのおもちゃの物を利用しようと思っているので、今回はあえて手を入れずにそのまま残して素朴な車に仕上げたいと思っている。

前回のブログではリアのポストの写真を入れられなかったが、御覧の様なフロントよりも短いポストなのでプラのパイプを足してスペーサー代わりとしシャーシーを製作した。  その為にモーター缶の一部がわずかに当たりポストの一部を削らなければならない羽目になってしまった。

一番手こずったのがドライバーの選択だ。  ・・・通常、屋根のあるツーリングカーのドライバーはゴーグルは付けない。  おまけに1/30位と云う半端なスケールなので手持ちのジャンクから探し出すのにも苦労していた・・・。   結局、バットマンのロビンのフィギュアの頭だけを取り替えてなんとか形にしているが、バランスがいまいちだ~・・・。

内装もこのおもちゃに付いていた物を利用したのだが、レーサーでリアのシートがそのままと云うのもいかがなものか・・・?  プラ板で箱を作る事も考えたのだが、ボディーもいじらずそのまま行くと決めたので、室内もこのままホームレーサー的な雰囲気で行こうと思う。  

本来であればロールバーではなくロールケージにしなければならないが、60年代当時のクラブレーサーを考えればこれで十分かな~とも思っている。(最近のGOODWOODのレースではロールバーも無しで本気でバトルしているスポーツカーもあるもんな~・・・、驚き!!)  

・・・と云う事はナンバープレートも必要かな~?!