④ 1/24 Jaguar XJ13 (Resin: Handmade Body)

1月もそろそろ終わりに近づいて来た先週の事、夕飯にピザを食べていたのだが急に前歯が“ぎくり”として差し歯が緩んでしまった。(涙)  

高校時代に運動部で痛めた上顎の切歯(前歯)なのだが、食事をしようにもぐらついて麺類も上手く噛み切れない有様。  何年も問題は無かったのに・・・、翌日からかかりつけの歯科医院に通う羽目になってしまった。    

ピザでだよ~・・・?、本当に歳は取りたくね~もんだ~!!  

目は乱視が酷くなってきてるし、耳も遠くなった。  おまけに普通名詞や人名なども、喉元で引っかかってて言葉として直ぐに出てこなくなっている自分自身に腹が立つ!  ・・・そろそろサリバン女子が必要かな~?!(苦笑)

下の写真は残り物のパーツを拾い出して何とかジャガーの12気筒エンジンを再現(でっち上げ)したものだが、ヘッド部分も6気筒の物を2個つなぎ合わせてそれらしくしている。

ウエーバーキャブもやはり残り物のコブラRSのプラパーツで、今回は3mmのアルミパイプでファンネル(ラムパイプ)を作ってみた。  又このボディーはサイドの吸気ダクトが8列しか開いていなかったので10列に簡単に作り直した。

フューエルパイプには釣り糸の様なナイロン糸を使ったので色と流れがちょっと不自然になってしまったのだが、これは上からそれらしい色をさしても綺麗には直らないだろうから仕方なく目をつぶる事とする・・・。

テールライトもどうにかしたいと思っていたのだが、このXJ13自体がEタイプをミッドシップにしたようなスタイルなのでグンゼのEタイプのテールライトが利用できないかとレジンで簡単に抜いてみた。 

ただこのテールライトが上手く合うかどうかは判らない・・・。  ・・・やはり難物だ~!! 

③ 1/24 Jaguar XJ13 (Resin: Handmade Body)

Source: JAGUAR (The Sporting Heritage) and Post War Classic.com

過去にルマンで輝かしい戦績を残しているジャガーカーズは1966年にこのXJ13のプロトタイプを製作した。  しかし財政的な問題が顕在化していた状態ではBMCとの合併の問題等もあり、ルマンへの再挑戦は凍結されてしまう。  その後この車の開発は頓挫し数年間は倉庫で惰眠を貪っていた様だ・・・。

1971年に映画の撮影中(ジャガーのCMだったのか一般的な映画だったのか?そのいきさつを私は知らないのだが・・・)に酷いクラッシュをし、その後は2年程倉庫で再び放置されることとなる。  

一番上の写真が当時の物だが、リアのボディーパネルは吹っ飛んでしまいエンジンを覆うリアのスクリーンパネルもめくれ上がり僅かにくっついているだけだ・・・。

2年後にこのクラッシュしたオリジナルカーはレストアされてコベントリーのジャガー博物館?に展示保存されていると記されていたのだが、このコベントリーにジャガー博物館なる施設が実際有るのかを調べてみたのだが判らなかった・・・?!(日本にはH先生のジャガー博物館が存在する。)  ・・・2枚目の写真がそのレストア当時のものだと云われている。

3枚目の写真は1990年のGOODWOOD(フェスティバルオブスピード)に登場した時のものだが、既にフロントフェンダーやリアのホイルアーチの形状が初期のプロトタイプからは変更されている。   その後この車が元になったと思われるのだが、翌年の1991年よりプロテウス(Proteus)社により7台のレプリカが製作されることとなった。

・・・この車の生い立ちはここまでだが、貰ったボディーもレジンの片面流しなので内装の合わせも難しい!  とりあえずコックピットとリアのエンジンルームをプラ板で作製してみる・・・。  

この車の資料写真を見てもメーターパネルの構成が非常に変わった独特の作りになっているのが判る。  ドライバーの目前にはメーター類が皆無なのだ!  殆どのスイッチ、メーター類は斜めに切られた助手席側に並んでいる!

後はシートやドライバーを手持ちのパーツの中から拾い出して合わせて行く事になるのだが、メーターパネルとエンジンルームの製作に結構時間を取られてしまっている・・・。

② 1/24 Jaguar XJ13 (Resin: Handmade body)

正月気分は既に抜けきっているのだが、今日はまた成人式と云う事で日月と連休であった。  今日は朝早くからハワイで開催されているSONYオープンゴルフの最終日を・・・、午後はラグビーの大学選手権の”帝京vs早稲田”の決勝戦と、スポーツ番組のTV観戦と昼寝で1日が終わってしまった~・・・。  

大学ラグビーの決勝は中々の好ゲームだったが、帝京大学がWスコアーで4連覇した。 凄い!! (部員も160名も居るそうだ。) 今年の早稲田も久しぶりに強豪復活を思わせる素晴らしいチームではあったが、後半のノートライは痛かった。 やはりフォワードの差が出たのかな~?!

さてと・・・、正月中からちまちまと製作していたいつもと変わり映えのしないシャーシーは既に完成して久しいのだが、今回は久しぶりのミッドシップ物になった。  メインフレームもいろいろ探し物をしている時に出てきた古いブラス板を利用している。 リアのタイヤは現状では仮付けだが・・・。 

ただリアのクリアランスを多少なりとも下げる為にFT16Dをエンジンに選んだのだが、やはり16Dはマウントするのが難しい!  缶側のモーター軸受けが大きいためにパーツを自作しなければならないからだ・・・。  ILならば比較的簡単なのだが・・・。

一番上の白黒写真は開発当時のオリジナルのXJ13と思われる車なのだが、内装の製作もあるので色々画像を調べていたら、今まで私が知らなかったレプリカが7台も製作されていることが判った。  ・・・フロントフェンダーやリアフェンダーの形も違うし、ルームミラーの位置も違う。

日野サムライと同じようにエンジンルームが丸出しになっているこのXJ13ではエンジンの補器類等が写真によって大きく違うのだ。 中には左ハンドルの車も存在する。 ・・参ったやな~!!

普段Web等で良く見かけるXJ13のロードテストなどの過去の記事の殆どは、どうもプロテウス社が製作した7台のレプリカのものの様だ!  

この件に関しては長くなりそうなので、次回に回そうと思っているのだが、私が今回製作しようと思っている車もレプリカがモデルになっているのか~・・・?(苦笑)

謹賀新年  (Happy New Year)

明けまして おめでとうございます。  今年もよろしくお願いいたします。

例年であれば大晦日の夜に私自身の1年の総括とでもいう様な反省を含めた文章を書くことが多かったのだが、歳をとってからは過ぎた過去はどうでもよくなり、新しい年も不安な要素が多く、あまりネガティブな事ばかりは書く気にもならなくなっている・・・。

私達の世代は歌の歌詞ではないが「戦争を知らない子供達」である。  ・・・それだけでも幸せな事であると思っている!

・・・下は昨年のお正月休みに作った自作シャーシーに載せたコブラ・クーペ達だが、今年は “巳年” という事もありコブラのファイルから引っ張り出して載せてみた。  すべてがミニッツのボディーから製作したしたものだが、何台かはクラブレースで使用している。

今年の正月休みにもジャガーのXK13の製作は進めてはいたのだが、今までにないほどの難物で苦戦している。  手先を使う事や「どうしようか・・・?」と考える事は多少は認知症の遅延に効果があるかもしれない。(笑)  ・・・後は運動不足か~?!

・・・スロットカーには厳しい環境になっては来ているのだが、今年もジャンクや過去に手を付けてしまった「放置車両」が何台もあるので自分のペースでのんびり製作していこうと思っている。