⑥ 1/25 1963 LOTUS FORD (AMT Lotus 29 Indy : Junk)

ストロンベッカーのロータスフォード2台をどうにか作り終え工作机の上を片付けていた時に、一緒に引っ張り出した大昔のAMTのスタティックボディーに自作シャーシーを取り付けようとしていたクラークのNo92のグリーンの車に引っかかってしまった。  シャフトはインチでCOXのロータス40のホイルが付いている・・・?!

多分、当時は早く製作したかったのだろう・・・?、自作フレームに現行のラビットモーターを半田で直付けしている。  おまけにフラックスを綺麗に洗わずそのまま放置したせいで、モーターの缶の回りにも酷いサビが広がっている。  ・・・試しに通電してみたのだが、これが良く回るのだ。(笑)

・・・古いF1等は別にして、インディーカーにはそれほど興味を持っているわけではない私自身が、当時この車をどういう風にしたかったのか・・・?、それは“忘却の風の中”で殆ど思い出す事は出来ない。  ただ、古いピットマン等のモーターを使わず、現行のラビットモーターをそれも直に半田付けして迄製作しようとしたことが不思議だ~?!(苦笑)

残っているパーツを見てみたのだが、すべての必要パーツがそろっているわけでは無く、出来はいざ知らず、先般のストロンのロータス29に使用したデカルがどうにか使えるかな~?と云うくらいで、使えそうなパーツだけ外して思い切って処分するかどうかと云う瀬戸際の車である・・・。 

・・・そう思いながらもハンドリューターにワイアーブラシをセットする私であった。(爆)

⑤ 1/24 1963 LOTUS FORD (Strombecker Lotus29 Indy : Junk)

2台のジャンクの片割れであったダン・ガーニーの93番のロータスフォードもどうにか形になった・・・。   ホイルもストロン以外のアルミホイルを使えば、インディーのオーバルコースに合わせて左のトレッドを広く取れたのだが、ストロンのプラホイルでは無理は出来ないので、出来るだけオリジナルに近い状態で製作してみた・・・。

ストロンの93番のデカルも残っていたので、なんとかこのデカルを使ってみようと思ったのだが・・・、水から出し台紙から剥がす段階で既にボロボロと割れてしまい、とても使える代物では無かった。   仕方がないのでAMTの2枚入っている(1/25の92番と93番)少し小さめのデカルを貼り直した・・・。

デカル自体も既に半世紀も前の物なのでAMTのデカルも大丈夫かな~?と、内心心配しながら水に漬けたのだが、こちらは何とか上手く貼ることが出来た。  ただ下塗りのブルーのラインにフロントのゼッケンサークルが上手く合わず、修正を加えなければならなかった・・・。

簡単な方法ではあるが、クリアデカルに同色の塗料を使って烏口でラインを引き、それをオリジナルデカルの不足部分に継ぎ足し・・・、どうにか見てくれだけは整えてみた。  

デカル自体も古い為、透明部分も大分黄ばんでいる。  スポンサーデカルも実車にそぐわない大きさではあったが、AMTの当時物のデカルをそのまま貼ってしまった・・・。  肝心のピュア―ガソリンの細長いデカルは当時のキットにも入ってはいなかったので、今回はある物だけで貼ってはいない。

リアのホイルパターンは実車と同じようにハリブランドに変えはしたが、当時のストロンベッカーのスロットカーの雰囲気だけは出来るだけ残したいと思っている。

インディーを走ったロータス29のプラスティックボディー(ストロン、AMT共に)リアのエグゾーストの出口下部部分が半円形に切り取られているのは何の為なのかな~?  実車では開いていないのに不思議だ~?!

足回りのアーム類は形だけ洋白線で製作してみた。  ボディーがモナカ形状なので上下に2分割されてしまうので、アッパーのアーム類は上のボディーに取り付け、アンダーのサスペンションラインは下部のボディーに取り付けてある。  

ラインの形状には多少の無理は有るのだが、ある意味では簡単にボディーを開ける事が出来るので、見てくれは悪いがモナカボディーにも多少のメリットはある様だ・・・。

またエグゾーストは1/20のタミヤのロータス25から持ってきているのだが、殆んど切らずにそのまま使用しているので8mm程?長めになっていると思う。(私が切り忘れたのではなく、この位の方が私的にはバランスが良い様に見えるからだ・・・)

リアタイヤはストックの物に変えてはあるが、削り出し等はしていない。  ・・・ただただ取り付けてあるだけである。(苦笑)