① 1/25 Batmobile

長い梅雨が明けたかと思ったら、やはり想像していた様な猛暑、酷暑の日々になってしまった。  今年はCOVID-19の全国的な広がりから、5月の連休も今回のお盆休みもどこにも出ないで、自宅でのんびりしている・・・。  のんびりしているとは云っても、93歳の母が同居しているので、今までの様には外に泊まりで出ることは、なかなか出来なくなっていることもある。

・・・そう云えば2~3日前の深夜に、ペルセウス流星群の流れ星を何年かぶりに一つ見ることができた!

暑くなってきたので、おもちゃ作りもなかなかはかどらない・・・。 今週初めには思い切ってマスキングをしてボディーに塗装を吹いたのだがマスキングが細かすぎて上手くいかず、殆どの部分がフリーハンドのタッチアップになってしまった。

古いボディーではあったのだが、塗る前の下地処理を怠ったせいか、サフェーサーの荒い下地がそのまま出てしまい、軽くクリアーを吹いただけでは表面の荒れは隠せそうにない。 ・・・仕方がないのでこれから数日乾燥させてペーパーで面取りでもしようかと思っている。

既に30年ほどの歳月が経過しているのだがボディーの歪み等はなく、僅かなチップが幾つかあるがおおむね良好の様だ。 ・・・ただし、パテを盛った部分には一部ヒビが見られるところもある。 ・・・ラインの殆どの部分がタッチアップを兼ねたフリーハンドなので、ドアのバットマークも全体の出来に合わせて、今回はフリーハンドで描いている。 実際には羽の下部が3つの小さな曲面に別れているのだが、上手く描けそうになかったので、これで良しとしようと思う・・・。  コクピット内の作りも良く判らないし、肝心のバットマンもどうにかしなければならない。 ・・・まだまだやらなければならないことが結構残っている。 

問題はバットマンのヘッドを上手く作れるかだが・・・、やはり歳とともに、二度童子の工作になって来ている。(苦笑)

Lotus 11 & Batmobile

2~3日前からだろうか?、蝉の声が聞こえる様になってきた。 人間界ではコロナ禍で大騒ぎなのだが、昆虫や野生動物の世界では今年の夏は例年になくのんびりできるかもしれない。(笑)  それにしても今年の梅雨は例年よりも長い様で、毎晩工作室の窓を開けて室内の空気を入れ替えるのだが、その湿度たるや相当なものだ。(クーラーが使えないのが実に辛い!)  今年も天の川もネオワイズ彗星も見ることが出来なかった・・・。

このLOTUS11達も既に20年ほどの放置車両になっている。 1台はHモデルのレジンボディーで、後の2台はMERITの簡単な自作流し込みのやはりレジン製である。 50年代の名作プラモであるMERITのボディーは、ドア等のラインが現代のプラモと違い凸モールドになっているので、これを削り落としてから再びスジ彫りで凹のラインを引き直さなければならない。 当時も結構手間をかけたボディーだったので、レジン取りして複製を4~5台作っただろうか・・・。 しかし、このMERITのレジンボディーに初めてシャーシーが入ったのはつい4~5日前だ!!  Hモデルのボディーとは違いコックピットがシングルなので、未だにホイルもターゲットになる車も決まっていない。

このバット・モービルの方が製作を始めたのはロータス11よりも早く、レベルのフーチュラが再販された直後にボディーの改造を始めたので、既に30年程経っていようか? この車を作り始めた頃は、たしかRTRのクリアボディーのバット・モービルを1台しか持っていなかった様に思う・・・。 雑誌で見かけたK&Bのバット・モービルを探していたのだが中々見つからず、K&Bのカンガルー・シャーシーで自作を始めた車だ。

その後、ポラーライツから1/25のプラモで塗装済みのすばらしいバット・モービルが発売されたので、この車の惰眠も長くなってしまった・・・。 今回久しぶりに引っ張り出しては見たものの、ロータス11も3台同時進行ではちょっと荷が重いので、当時を振り返り、今回再び少しだけ手を入れてみた。 パーツは殆ど自作になるので、フーチュラからバット・モービルを作るのは結構大仕事になってしまうだろう・・・。  この車も完成させられるかは判らない。(苦笑)

③ 1/24 Lotus 16

どうにか6月中にこのロータス16も形になって、今はホッとしている所である。 やはりドンガラのシェルだけから、シャーシーやパーツを作ったり探したりしてどうにか形にするのには、ちょっと歳をとりすぎたかもしれない・・・。 古い水道管ではないが、何処かで水漏れでもしている様で、昔の様な情熱や集中力がなかなか注ぎ込めないのだ・・・。 昔であればスクリーン等はインセクトピンで留めたりしていたのだが、最近はインセクトピンで簡単に穴開けして、最後にそこにエナメル系の塗料を流し、簡単にふき取ると云う方法をとっている。 また今回もゼッケンのデカルを押さえるためにクリアーは軽く吹いているのだが、磨き出しは殆どしていない。 ボディーに映りこむ光の反射を見れば一目瞭然だ・・・・。

入手したボディーシェルは初期の16をモデルにしたもののようで、グラハム・ヒルを乗せたかったのだが、良い写真が見つからず、ロータスの初期の重鎮ドライバーであったクリフ・アリソン(Cliff Allison)の車にしてみた。

製作していて問題点になったのはコックピットがやや長く、その調整の為にダッシュパネルを多少長めにとってごまかしてある。 またフロントの軸受けはサスの無い細い物に交換したし、ボディーのマウントはリジットなので、リアのサスがわずかに効く程度で、殆どリジット・マウントと云っても過言ではない状態だ。 もし、マウントの留めネジを緩めて多少のサス効果を出すのであれば、ボディーに開けたシャフト・ホールを多少大きめにしなけらばならないし、リアのシャーシーの一部が僅かにボディーに当たっている部分があるので、こちらも少し削らなくてはならない・・・。

取りあえず外装品は大体取り付けたし、リアにはレヴェルの当時物の未使用のタイヤを履かせてはいるのだが、接着も芯出しも未だしていない。(ベンチでの通電テストではあたる箇所も無く良好だった。)  ・・・出来ればリアだけは同等のレヴェル風のウレタンタイヤに履き替えたいと思っている。  これから気温の上がる時期なので保存状態にもよるのだろうが、半年から1年程時間を見なければ判らないのだが・・・、上手くボディー下部等が変形しない事を祈っている。(笑) 

② 1/24 Lotus 16 (Rolling Chassis)

・・・未だに新しいブログの操作に苦しんでいる。 10年以上の歳月は、ITの進化と使い手側の退化の溝が広がり、認知症が進んでいるのではないかと不安な気持ちにさせられるほど上手く行かない。 「・・・多機能すぎるんだよ~!」 上手く操作できない理由の一つは、1週間もすると、上手く出来た操作方法を忘れてしまうのだ・・・。(涙) 仕方がないのでまた古巣へ戻りブログを書いたら、新しいブログの方に移す事にする。 「・・・やはり、そろそろ病院に行った方が良いぞ~!!」(天の声)

ボディーの粗を大体修正して、必要な罫書と穴開けなどを行い、とりあえず見繕ったシャーシーをセットしたのが上の写真である。 今回は自作のシャーシーも考えてブラスの2mm厚の板(棒状)も切り出しては見たのだが、手持ちのユーズドのダイナミック(DYNAMIC)のFT16D用のフレームが入りそうなのでそれを使う事とした。

ダイナミックのメインフレームはアルミダイキャスト製で別売りの個別パーツ数も多く、簡単な構造なのでどんなスロットカーを作る時にも非常に便利なのだが、他のメーカーのブラスシャーシーの様に半田が効かないという欠点がある。 また、ボディーを取り付ける為のフランジや穴などが殆どフレーム上に用意されていない。 ダイナミックのシャーシーにハードボディーを取り付ける為には、ちょっとした工作が必ず必要になってしまう・・・。

今回のLOTUS 16もボディーはリジット固定の為、ボディーとシャーシーに幾つかの工作をしなければならなかった・・・。 これは個人的な感想なのだが、ダイナミックのシャーシーを初めて見た時から(見てくれからか?)、あまり好きになれなかった。(苦笑) ダイナミックのシャーシーは当時殆ど日本では見かけなかったし、タミヤの様なダイキャスト成型なので、まず半田がダメで、タン(棒状のメインフレーム)を無骨なビスで固定するだけの簡素な構造で、やはり一番の問題はどうやってボディーに固定したら良いのか?と云う問題があったからだ・・・。 (最近になって、その使いやすさやパーツの豊富さに、その良さを再発見している次第なのだが・・・。)

下の写真が今回使用した中古シャーシーなのだが、フロントのサスが入った軸受けは幅が広すぎて入らなかったので細い物に交換し、フレームのセンターにはブラス板でボディーを留める為のプレートを新設した。 またリアにはやはりアルミの角材からマウント用のプレートを切り出し、こちらもフレームに細いビスで固定している。

その他にも問題点は幾つかあり、メインフレーム(タン)の先に付くガイドホールが少し先に付きすぎていて、ガイドを付けるとガイドの先端がフロントカウルの先に出てしまうのだ・・・。 仕方がないのでガイド自体を改造しポストの位置が先に来るトレーリングタイプのガイドに変えてみた。(ナイロン素材のガイドの上に長方形の小さな小窓を切り出すのにはちょっと骨が折れた・・・。)

入手したのが殆どドンガラのシェルだけなので、これからいろいろパーツを探し出したり作っていかなければならない・・・。

① 1/24 Lotus 16 (Body shell)

このLotus16の body shellはオークションで無競争落札で入手したものである。 既にレジンの16のボディーキットは一つ持っているのだが、自分でもどうしてBIDしてしまったのか?いまいち理由付けが曖昧なのだ・・・。 当然パーツなど何も付いていないただのボディーのみなのだが、手持ちの16と見比べたかった事もあるが、やはり値段が安かったことが一番大きな理由かもしれない・・・。(笑)

最近は出たばかりの新作プラモデルでも、気に入ったものは結構なお値段になっているご時世だ。 この16のボディーは個人製作の物の様で、当然両面取りのレジンボディーではなく、私も以前良くやっていたメス型のみの流し込みのボディーである。 ・・・サルベージなどとは云わないが、やはり一部にレジンの大きな絡まりが残り、一番レジンが薄くなってしまう裾の辺りの一部にも欠損と厚み不足が存在していた・・・。 自分で元型を起こすほどの元気は既に失われているが、全体のバランスが良さそうであれば、何とか形にしてみたいと思っている。

レジンのボディーをいじっていて常々思うのだが、レジンの接着やパテ盛りには、同じレジンで行うのが強度が保ててスロットカーのボディーには一番良い方法の様に思う。 また片面のみの流し込みボディーは、経年変化によって、前後のホイルアーチの間のステップ辺りからだんだん外に開いてきてしまうことが多い・・・。

今回のボディーも内側のレジンの大きな塊を削り落とし、裾の欠損部分にレジンを足しているので、シャーシーを入れるためのシャフト部分の切り込みも入れづらい。 

・・・そんな訳で今回はちょっと実験も兼ねて、前後のシャフトの切れ目を入れずに、シャーシーを先にマウントしてからシャフトを通す方法を試してみようかと思っている。 ・・・果たしてうまくいくのかな~?!(苦笑)

1/24 Revell Lotus 23 Again (White Body)

季節は廻り、新緑が清々しい時期になってきた。 ・・・そろそろ日本も梅雨入りするのだろうが、それが過ぎればまた暑い夏がやってくる。  COVID-19のアウトブレークも、日本ではどうやらパンデミックの一歩手前で収束してくれそうな気配だが、まだ油断は出来ない!

このブログを始めた頃に、RevellのLotus 23のテストショットの白のボディーの事を書いた事があるのだが、最近オークションで通常のボディーと同じ白いボディーを入手したので、ちょっと書いてみようかと思う・・・。 

一番上の写真は、今回入手したその白のボディーなのだが、どうやらこのボディーはタグがあるところから見ても、当時ビニールの袋詰めで売られていたボディーキットの物の様だ。(R-3253)  下の写真は10年程前にブログにも簡単に書いた、オレンジと白のテストショットと思われるボディーの写真。

またこの白のボディーのロータス23はキットでも販売されていた様だが、私はこのキットの存在をつい最近まで知らなかった・・・。 昔からレヴェルのキットの箱絵は白なのに、キット(箱入りボディーキットも含む)では実車でも殆ど見たことも無い様な鮮やかなオレンジのボディーが入っている事には違和感を覚えていた。

当時私が知らなかっただけかもしれないが、日本に入ってきたレヴェルのボディーキットはすべて箱入りで売られていた。 エアーフィックスのキットではないが、ビニール袋入りで販売されたキットは見たことが無い。 またこのビニール袋入りで販売されていたボディーキットには、ロータスの23以外にもコルヴェット・スティングレイの赤のボディも在った様だ・・・。 (多分、UK-Revellで製作販売されたものではないかと思うのだが・・・?!)

COXのフェラーリ158とBRMにも、FT16用のボディーとFT16D用のマウント・ポストの位置が違う2種類のボディー(キット含む)が存在するが、(半世紀前の)モデルカー・レーシング・キットにも、今の目で見れば・・・、忘れ去られてしまう様な細やかなミステリーが存在する・・・。(笑)

Source: slot retro forum

このロータス23はキットの状態でも販売されていた様で、左の箱絵のR3153:600となっているのが、当時私達が作っていたオレンジ色のボディーが入ったキットで、白抜きでR3153とだけ入っているのが白のボディーが入っているキット。

③ 1/32 Ferrari TestaRossa Junk (Doyusha)

例年ならばそろそろゴールデン・ウイークで、天気が良ければ全国の行楽地は賑わいを見せる頃なのだろうが、今年は新型コロナウイルスの関係で、“ステイ・ホーム”を強いられることとなってしまった・・・。 だが、飢餓や内戦や災害で家を失って苦しんでいる人達の事を考えれば、これしきの事は次元の異なる些細な事の様に思える。

この童友社の1/32のTRも出来れば今月(4月)中に仕上げたいと思っていた。 どうにか完成と云う事にはなったのだが、やはり車種(レース)選定を誤ってしまった様で1958年のセブリングの#15、#16辺りの左ハンドル車にしておけば良かったかな~と云う後悔が残っている。 ミッレミリアの車はトノカバーも付けなければいけなかったし・・・。  

いつか作るであろうハセガワの1/24ではこの辺もカバーされているので、そちらに期待して・・・、今回はホーソンのヘルメットもボディー・シェルもいじらずに、出来るだけ童友社の当時のままの素組に塗装した形に留めた。 タイヤはまだ弾力の残る当時物の残り物のスポンジタイヤを使用し、車高もオリジナルのままだ。 ただ、既にモーターがボディーに当たっているので車高はこれ以上は下げることは出来ない。

やはり元型になったであろう、ストロンのTRの名残りがメーターパネル付近に残っているし・・・、2車を比べてみれば、やはりストロンの方がタイヤも大きいし、バランス的には良く見えてしまう。 また古いスロットの割にはストロンの方にはエグゾーストパイプもパーツとして付いているし、ホイルのワイヤーの表現も童友社はただの放射状のラインだけだが、ストロンはそれなりにワイヤーホイルの表現がなされている。 

さてと・・・、今回の投稿で長い間お世話になったホビダス・ブログとお別れする事になるのだが、未だに新居に慣れておらず、しばらくは写真の並び、文章切れ等の見苦しい投稿になるかもしれない。 また滞り等もあるかもしれない。 新しい住所は以下になるので、お暇な時にはまたお立ち寄り頂ければ幸いである・・・。

https://leticiavscc.com/

② 1/32 Ferrari TestaRossa Junk (Doyusha)

今、ボディーの方は欠品パーツをどうするか?、ボディーの修正はどの程度までにしておくか?、・・・とりあえず塗装を剥離したので、当時のどの車をターゲットにするか?、選択肢が幾つかあるので迷っている。 ・・・助手席側のトノカバーの件もあるし、また右ハンドルの車も結構多いのだ。

今回もやはりジャンクのフレームからローリング・シャーシーを組んでいるのだが、前後2ピースのフレームもひん曲がったりしていたし、シャーシーをボディーにマウントするホールも切れている。 本当にフレームの一部は、金床の上で木をあてがってたたいて直した。 ・・・あとはボディーを固定した時に、上手く4点接地してくれることを願っている。

今回はオリジナルのホイルも2個ほど欠品していたので、他の国産の1/32の車の同径ホイルを選んでみたのだが、オリジナルのホイル・インサートが大きすぎて入らないのだ。 ・・・童友社のオリジナルのホイルも同じ状態なので、仕方なく2個だけ外周を上手く削り、それをレジン取りして使用した。 ・・・それでもちょっときつい位であった。 いかにホイルとインサートの大きさの違いが大きかったか・・・、当時の写真でも、インサートが上手く入っていないのが良くわかる。

あとは外装のクリアパーツなのだが、今回はバキュームではなく、最近変色が少なくなったと云われているクリスタルレジンを試してみた。 ・・・配合が微妙で、また硬化時間も長いので1日半で1セットをシリコン型から取り出せると云うローペース。 それでも昔の様に、2~3か月で黄変(酸化?)してしまう様ならば、やはりクリスタルレジンでもスクリーンの様な薄いパーツには使えないという事になる。

童友社の1/32の2台のキットは、1/24のフォーミュラ用のシャーシーを、上手く前後のフレームを反転させて利用して作られている。 ジャンク3台のシャーシーの写真がそれなのだが、リア・フレームにクラウン・ギアの調節用の半円が両側に開いていない長方形の開口部のものが初期のものである。

① 1/32 Ferrari TestaRossa Junk (Doyusha)

「・・・ごめんくださ~い。」 「3月一杯で閉店と聞いてたんですが~、まだやってるんですか~・・・?」                               「・・・フェラリー、テスタロス、見せてくださ~い。」

今年の春は、COVID-19の拡散で殆どどこにも出られずに、仕事後は自宅でおもちゃ作りと読書と、至って不健康な生活を(喜んで)強いられていた。 ・・・出ても内庭ぐらいだった。      (私たちの年齢では、感染すれば殆どOUTだろう・・・!!)

借景の桜も昼食時に眺めてはいるのだが、今年は花の持ちが良かった様な気がする。 ここ数日で春らしい新緑の若葉が増えてきたが、まだ一部花をつけている枝もある。

この分ではゴールデン・ウイークは無理だろうが、夏のお盆休みのコロナら少しは収束しているかな~?、やはり年内の収束は難しいのか~・・・?! 参ったよな~!!

今回UPした童友社のジャンクは数か月前にオークションで安く買い求めたもので、外装部品が“ほとんど無い”と云うボディーである。 この車の成形色はフォードのレーシングカーに良く使われるブルーメタリックだと思っていたのだが、あにはからんや、このブルーメタリックは塗装であった・・・!!

また外装パーツ(スクリーン、ライトカバー)も殆ど無いので使えそうなパーツを探して 1/32のストロンベーカー(Strombecker)の古いテスタロッサを引っ張り出してみた。  今度もまた、い(あ)にはからんや、ストロンのスクリーンとライトカバーが殆どぴったりなのだ。 ストロンベーカーの初期(ファースト・バージョン)のフロントエンジンのD-TypeとこのTRの2台セットの発売はたしか1963年頃であったと思う・・・。    多分、当時の童友社はこのストロンのボディーの原型をパクッているのだろう・・・?!

下の8枚の写真の上段はすべて童友社のジャンクボディーである。 下の4枚のブルーのボディーがストロンのセカンド・バージョンのボディーで、写真はこの2台の違いを撮ったもの。  何とかこのストロンのクリアパーツを利用して童友社のテスタロッサを、どうにか形にしたいと思っている・・・。

④付録 1/24 Ferrari 158 F-1

1964年後半から66年までのモデルカー・レーシングの最盛期には、丁度モデル化するのに最新のF-1であったフェラーリの158は、最適な素材であったのかもしれない。 見出しの写真は、私の手元にある製作途中の物や製作済みのRTRを買い込んだものまでを引っ張り出して並べてみた・・・。 中には自作シャーシーを取り付けた車もあるのだが、当時、各社から出ていたボディーの大きさやボディーの雰囲気を見てもらいたかったからだ。                             

今回は思いつくままに1/24の車だけを集めて写真を撮ってみたが、肝心のストロンベーカーの158の製作済み車両が見つからなかった。  おまけに東京プラモのボディーには自作シャーシーが入っているので、ストロンと東京プラモはキットの写真とボディーキット、ローリングシャーシーだけ別に拾い出して写真にしてある。

1/24ではフロントのノーズコーン両サイドにある砲弾型のインレット・ダクトはストロンベーカーの158にのみ付いていた。  1/32のプロダクション・キットにはこのダクトがしっかり付いているものが多いのはなぜなんだろう・・・?!

 そうそう、紹介が遅れたが、一番上の写真は左から今回製作した日東(Nitto)、製作途中のコグレ(Kogure)、自作シャーシーの東京プラモ(Tokyo Plamo)、おなじみのCOX(FT16バージョン)、当時のオリジナルのままのミドリ(Midori)、そして最後はサーキット・セットに付随していた大滝(Ootaki)のRTRである。    最後の写真が、まともなRTRが見つからなかったストロンベーカーと東京プラモである。 ・・・やはり、今回製作した日東とコグレが一回り大きいのが良くわかる。