④ 1/24 LOTUS FORD F1 (TOHO模型 : JUNK)

上の写真は最前列がトーホーのロータス・フォードで、中ほどの車はレヴェルのオリジナル(ジャンク)で、一番後ろの車はやはりレヴェルのオリジナルボディーのフロント部分を7~8mmほど延長したカスタムボディーである。

・・・この写真を見てもトーホーのロータス・フォードのホイルベースが短いのが良くわかる!

以下の写真を見れば、当時の東宝(トーホー)のロータス・フォードをそこそこに作れば「こんな感じの車だったんだな~」と云う事が判って頂けると思う。

手を入れた所は、入手した時には無かったスクリーン(バキューム)とリアの1本欠けていたエグゾーストのパイプを追加しただけである。  ロールバーも欠けていたオリジナルの物を修理し取り付けているし、ゼッケンサークルの数字の字体はちょっと違うのだが、サークルの大きさもオリジナルのデカルに準じている。

シャーシーではトーホーのオリジナルのプラ製のホイルは使うことが出来なかったので、レジン取りしたホイルパターンをレヴェルのデッドストックのリアタイヤで抑え込んでいるので、キットを製作した時と雰囲気はそれほど違わないのではないか?と思われるが・・・。

トーホーから発売された2台の車だが・・・、コグレや童友社の他社のスロットカー・キットと比較した場合、発売が僅か1~2か月早かったという事で “国内初のスロットカー・キット” と云われてはいるのだが、内容的には大分開きがある様に思ってしまう。  

一番笑いを誘うのは、リアにギアボックスが見える開口部がなくフラットで、ギアボックスのお飾りのプラパーツすらも付いていない。  そしてドライバーヘッドも当時のキットでは見たことも無い様な独特の造形だ!(笑)

アルミフレームもワンピースの物だし、モーター(FT16)の取り付け方もあまりにもファジーだ。  ドライバーの着座姿勢を見ても60年代初頭のプラモの様で、65年当時の初期の他社のスロットカー・キットの物とはリアリティーという点から見れば大分違う様だ・・・。

当時、もしこのキットがプラケース入りで発売されていたとしても・・・、ケースに費用をかけるよりモデルカーレーシングと呼ばれた位なので、車本体の造形にもう少し時間をかけて欲しかったと思うのは私だけでは無いと思う。 

・・・ちなみに当時の販売価格は800円であったそうだ。

③ 1/24 LOTUS FORD F1 (TOHO模型 : JUNK)

既に11月も終わりに近づいたのだが・・・、よくよく考えてみたら今年は2025年だから2000年の21世紀騒ぎからはや4半世紀が過ぎてしまったと云う事なんだな~?!  ・・・本当に時の流れは早い!

今月はスポーツ番組が目白押しだったし脱線もしていたので、このトーホーのロータス・フォードにもあまり手を掛けてやれず時間が結構かかってしまった~。  

本来であればロールバーもアルミの無垢棒を丸めて作ろうか~?などと考えていたのだが、結局折れたオリジナルパーツのロールバーにプラ棒をつぎはぎして使う事になってしまったし・・・。   まぁ、オリジナルのパーツだから使えればその方が良いのだが・・・。

一番難儀したのがやはりタイヤであった。  いろいろジャンクを探し回ったのだが、外径や幅などの問題で良いものが見つからず、デッドストックのレヴェルのリアタイヤをどうにか見つけ出した。

このトーホーのロータスもフロントとリアのタイヤ径やパターンが同じ様なので、このレヴェルのゴムタイヤが一番当時のこの車の雰囲気を表現できそうなので選んでみた。  ホイル装着後の外径も殆ど同じぐらいだ。

一番下の写真はオリジナルシャーシーからシャフトとクラウンギアを抜き取り、長さを測り(58.5~59mm弱)、ギアもトーホーのオリジナルギアに変えて写真撮影している。  

オリジナルのクラウンギアとシャフトはまた元のシャーシーに戻し、私のこのジャンクカーには最初に付けていた他の国産メーカーのギアやシャフトに戻すつもりだ・・・。(苦笑)  

そうそう、ボディー側のリアのマウント用のポストは壊れていたので、現行のビスとインナーナットを利用している。

出来上がった車の写真が多いので、完成車の写真は2~3日中に改めてUPしようと思う。

② 1/24 LOTUS FORD F1 (TOHO模型 : JUNK)

11月も半ば過ぎともなると、何かと気ぜわしくなる・・・。  週末はラグビーやゴルフ、昨晩はサッカーと、スポーツ番組の目玉も目白押しなのでTV観戦も忙しい。   おまけにダン・ブラウンの日本語訳の新作が数年ぶりに出版され、、古本を待っていられず早々に購入して(文庫本はまだの様だが、本が高いな~!)ちびちびと読んでいる・・・。(苦笑)

トーホーのロータス・フォードだが、手持ちのジャンク・カーの欠品パーツをホームサーキットのキットからレジン取りし、直せそうなエグゾーストなどはプラ棒から製作してみた。

欠品であったスクリーンも最初は透明レジンで製作しようか?とも考えたのだが、過去の経験から数年で黄色く変色してしまうので、今回も簡単なバキュームで作ってみた。  レジンで元型が取ってあるので、良い透明レジンが出ればそれに置き換えれば良いかと思っている。

デカルも友人に頼んで製作してもらうと云う手もあるのだが、今回はジャンクデカルの中からそれらしい物を拾い出して使う事とした。  問題はホイルとタイヤである・・・。

オリジナルのホイルは、プラスティックの中にシャフトを止める部分だけにブラスのインナーナットが使われており、おまけにタイヤは中溝のものである。  ・・・さすがにこれは製作出来ない!

ホイルパターンも通常良く利用されるレヴェルパターンとはちょっと違うものなので、レジン取りしたホイルパターンの径に合わせたホイルを探し出して、インナーをホイルに接着した後にタイヤで抑え込もうと考えている・・・。

当時の同時期に発売された他社のスロットカーキットと比べてみても、悲しいかな既に手持ちのジャンクでトーホーのロータスフォードのおもちゃの様な実態はつかんでいたので、・・・とりあえず当時のトーホーのロータスフォードの完成した時の姿を残しておきたいと始めたプロジェクトでもある。

既にボディーにも簡単な塗装は済ませたのだが、ボディーサイドのパーティングライン等にはあまり修正を入れずに、綺麗に作ろうと云う事ではなく、このボディーの特徴を出来るだけ残すような方向で作業を進めた・・・。  

それにしても・・・、当時の他社のドライバーヘッドとの違いにも驚いている!!  ある意味で云えばオリジナリティーと云えば良いのか?、このボディーにして、このドライバーヘッドなのか~・・・?!(笑)

① 1/24 LOTUS FORD F1 (TOHO模型 : JUNK)

私もかれこれ50年以上に渡り、新旧の車のプラモデルやスロットカーで遊んでもらった一人なのだが・・・、今まで写真ですらお目にかかった事が無いスロットカーキットが幾つかある。          その1台がトーホーの1/24のロータス・フォードなのだ!  

今までに色々と暇な時に調べてはいたのだが、このキットには未だにお目にかかれないでいる。  箱絵写真は存在している様だが、本当にロータス・フォードのキットは発売されたのか~・・・?

先日トーホーのホーム・サーキットを入手したのだが、その中に2台の未製作キット(通常のホームサーキット・セットの車はRTRの状態で入っている事が殆どなのだ・・・)が入っていた。 

実は長年放置状態にあったジャンクカーが1台あるので、当時のトーホーの雰囲気を残した車の再生を試みようと思って入手してみたのだ。(笑)  このトーホーのスロットカーについては2008年発売の「日本プラモデル50年史」の中で、平野氏が詳細に記述されているのでその一部も載せてみた。

私は昔から車のモデルを中心として遊んできたので、日本国内で最初のスロットカー・キットと云われて久しいこのロータスフォードの再生過程と、そのうちに、世界最古のプラスティック・モデルのメーカーと云われるフロッグの車のスタティック・モデルキットもUPしようかとも思っている・・・。

まずはトーホーの当時発売された2台から・・・

下の写真の最初の3枚は入手当時のジャンクの車で、最後の1枚が、とりあえず部分再生して長い事放置していた車である。  フレームはひん曲がり、スクリーンは無く、プラで出来ているホイルは殆ど使えない状態であった。  入手直後にフレームを簡単に直し、残り物のホイルとタイヤを付けて長い冬眠状態に入っていた・・・。

⑤ 1/24 1963 LOTUS FORD (Strombecker Lotus29 Indy : Junk)

2台のジャンクの片割れであったダン・ガーニーの93番のロータスフォードもどうにか形になった・・・。   ホイルもストロン以外のアルミホイルを使えば、インディーのオーバルコースに合わせて左のトレッドを広く取れたのだが、ストロンのプラホイルでは無理は出来ないので、出来るだけオリジナルに近い状態で製作してみた・・・。

ストロンの93番のデカルも残っていたので、なんとかこのデカルを使ってみようと思ったのだが・・・、水から出し台紙から剥がす段階で既にボロボロと割れてしまい、とても使える代物では無かった。   仕方がないのでAMTの2枚入っている(1/25の92番と93番)少し小さめのデカルを貼り直した・・・。

デカル自体も既に半世紀も前の物なのでAMTのデカルも大丈夫かな~?と、内心心配しながら水に漬けたのだが、こちらは何とか上手く貼ることが出来た。  ただ下塗りのブルーのラインにフロントのゼッケンサークルが上手く合わず、修正を加えなければならなかった・・・。

簡単な方法ではあるが、クリアデカルに同色の塗料を使って烏口でラインを引き、それをオリジナルデカルの不足部分に継ぎ足し・・・、どうにか見てくれだけは整えてみた。  

デカル自体も古い為、透明部分も大分黄ばんでいる。  スポンサーデカルも実車にそぐわない大きさではあったが、AMTの当時物のデカルをそのまま貼ってしまった・・・。  肝心のピュア―ガソリンの細長いデカルは当時のキットにも入ってはいなかったので、今回はある物だけで貼ってはいない。

リアのホイルパターンは実車と同じようにハリブランドに変えはしたが、当時のストロンベッカーのスロットカーの雰囲気だけは出来るだけ残したいと思っている。

インディーを走ったロータス29のプラスティックボディー(ストロン、AMT共に)リアのエグゾーストの出口下部部分が半円形に切り取られているのは何の為なのかな~?  実車では開いていないのに不思議だ~?!

足回りのアーム類は形だけ洋白線で製作してみた。  ボディーがモナカ形状なので上下に2分割されてしまうので、アッパーのアーム類は上のボディーに取り付け、アンダーのサスペンションラインは下部のボディーに取り付けてある。  

ラインの形状には多少の無理は有るのだが、ある意味では簡単にボディーを開ける事が出来るので、見てくれは悪いがモナカボディーにも多少のメリットはある様だ・・・。

またエグゾーストは1/20のタミヤのロータス25から持ってきているのだが、殆んど切らずにそのまま使用しているので8mm程?長めになっていると思う。(私が切り忘れたのではなく、この位の方が私的にはバランスが良い様に見えるからだ・・・)

リアタイヤはストックの物に変えてはあるが、削り出し等はしていない。  ・・・ただただ取り付けてあるだけである。(苦笑)

④ 1/24 1963 LOTUS FORD (Strombecker Lotus 29 Indy : Junk)

ロータス25の基本構造を利用して改造強化されたロータス29のプロトタイプとでも云うべき車がどうにか出来上がった・・・。  今回も手持ちの残り物や、どうにもならないパーツは自前の工作で製作したので、毎度の事だが出来はいまいちだ。

このストロンのジャンクに付いていたドライバーヘッドは1/32と云っても良い位小さい物だったので、手持ちの他のドライバーヘッドと交換してある。   当時発売されていたブレストタイプ(肩から上のドライバー人形)のヘッドではこれまた大きすぎて、丁度良いヘッドを見つけるのにちょっと苦労した。

ストックから引っ張り出したストロンのリアタイヤも、最初に付いていたタイヤと見比べると少し小さい様だ・・・。  フロントタイヤより多少大きい位なのだが・・・、付け替えてみると丁度良い感じになった。 (このタイヤもあまり状態が良い物では無いので、芯出しはやめておいた! 笑)

ジャンクの中から見つかったガイドシューに取り替え、ブラシも新しい物に変えた。  ブラシが下部フレームから直接出ているので、高さを調節することが出来ない。  ガイドシューもはめ込み式なので、ガイド部分の細かい調節は一切出来ない!

完成してギヤの当たりをみる為に通電させてみた・・・。  軸受けのメタルが丁度上下のボディーの中間に挟まれる状態で、メタル部分に多少の遊びが有る為に結構リアのシャフトが暴れてしまう・・・。  

軸受けメタルを前後共にコンタクトで下部(ボディー)フレームのみに接着したら、ばたつきも収まり大分回転が安定する様になった。  ・・・やはり根本的な解決の為には、リアの軸受け部分を自作改造しなければ解決はしないだろう?!

2台の車を同時進行で製作していたので、既にボディーには小傷や僅かな凹みなども出来ている。  ホーム・サーキットを走らせるのに丁度良い程度の車の様だ・・・。(苦笑)

③ 1/24 1963 LOTUS FORD (Strombecker Lotus29 Indy : Junk)

先週は不足しているパーツ作りや、手持ちのオリジナルのストロンのパーツ探しなどで結構時間を費やしてしまった。

ストロンのオリジナルのリアタイヤが見つかったのだが・・・、やはり半世紀以上の歳月はストロンのゴムタイヤには厳しかった様で、ジャンクのRTRに付いていたタイヤと同程度で、弾力は有るのだが見てくれだけで使える代物では無かった。  

今だから云えるのだが、やはり当時のメーカー各社のタイヤのゴム質の違いが大きかった事がうかがえる・・・。  

使えるガイドが1個見つかったのは嬉しかった。  このジャンクのRTRに付いていた60年代初頭の1/32、あるいは自作シャーシーに多かった“楊枝”(つまようじ)の様な1本棒のピンガイドをどうしようかと思っていたからだ・・・。

後はボディーまわりのパーツだが、これは手持ちのプラモの中から使えそうな物を選び、レジン取りした。  今回使用したのは1/20タミヤのロータス25のパーツである。  ・・・特にリアのエグゾースト・パイプは丁度良い太さ、長さであったのでこれに決めた!

ギアボックスもオリジナルパーツが1個残っていたのでこれをレジン取りしようか?とも考えたのだが・・・、あまりにも形が良くないので、これはCOXのBRMのギアボックス(複製)に変える事とした。

ホイル等もとりあえずオリジナルの物にインナーだけ変えて塗装はしてみたのだが・・・、やはりこれもプラの打ち込み式ホイルではなく、しっかりしたアルミホイルに変えたいところだ・・・。  

毎度の事なのだが、古いキットを製作(修復)する時にどこまでやるのか・・・?という事をいつも考える事が多い。  「過ぎたるは及ばざるがごとし」と云うこともあるし・・・。

当時、ストロンからはスケール不明(多分1/32として発売されていたのだろう・・・)の後期型のロータス29(34?)らしきスロットカーも発売されていた。  ホイルパターンもハリブランド様だし、多分ホーム・サーキット用のRTRの車だと思うのだが・・・。  リアのタイヤは1/24サイズだよな~・・・?!

一番下の写真はパーツの探索中に出て来た大昔に自作しかけたAMTのロータス・フォード(29)で・・・、デカルが有るので、何処かにあったよな~?と思っていた車!(笑)

② 1/24 1963 LOTUS FORD (Strombecker Lotus29 Indy : Junk)

62年当時ロータス25はF1で善戦していた。  63年はロータスの当たり年でもあった!!  ダン・ガニーはロータスの創始者のコーリン・チャップマンに賞金総額が高額なインディー500に、ミッドシップ・エンジン形式のロータスの出場を勧めたのがこの29の始まりだ。  

当時のF1とインディー500ではエンジンの排気量が大きく異なるため、ガニーがフォードに掛け合い4.2LのV8を調達したらしい・・・。

当然、ロータスがフォードとのエンジン供給の契約は結んだのだろうが、ロータス25のコベントリー・クライマックス・エンジンより遥かに大きいエンジンを搭載しなければならなくなり、ロータス25のパイプチュブラー・フレームは大改造を強いられることとなる。

実車の細かい改造点や変更点は別の機会に譲るとして・・・、3台製作されたロータス29の最初期のテストカーを今回はストロンのボディーを借りて製作してみようかと思っている。

下の写真がストロンのボディーをそのテスト車に改造しようとした一部と、ストロンのモーターや足回りパーツを清掃(オーバーホール)したものを並べている。  初期のテスト車はスタンド・マフラーで、エンジンまわりにもカウルがかぶされている。   おまけにホイルパターンはロータスのウォーリーウエーブなのである・・・。  参った~!!

このボディーはモナカタイプの上下2分割で整形されており、モーターをボディーに抱えこませるタイプなのである。  その為ボディーサイドに分割ラインが見えてしまい、スケールモデルとしての見てくれは良くない。  またホイルがプラスティックで出来ており打ち込んでホイルを留めると云う、当時のモーターライズ・モデルの様な簡素な作り(構造)なのである。

おまけにこのホイルはリムの中央部に帯状の段差が付けられている。  当然タイヤの内側中央部がホイルの段差に合わせて中空になっているのだ。  現在ではカレラのスロットカー製品等に良く観られるタイプである。

このタイプのホイルとタイヤは横ずれが無くしっかり装着でき、ホイルをテストで空転させてもタイヤが外れる事は殆ど無い。   しかし修復にあたっては新しいタイヤの内側中央部にホイルに合う溝を切り出す事は非常に難しい事なのだ・・・。

古い車のレストアではないが、既にタイヤが製造されていない物はホイルとタイヤをセットで交換しなければならない・・・。

クリーニング(洗浄)したモーターもオタンコでトルクも回転も上がらない様なので、とりあえずわずかに弾力が残っているこのオリジナルホイルを付けておくしかないのか~・・・・??  (久しぶりにおっかなビックリ、このジャンクタイヤの芯出しはしたのだが・・・笑)

① 1/24 1963 LOTUS FORD (Strombecker Lotus29 Indy : Junk)

今年のGWもどうやら終わった様で、私の家の近所もまた元の生活に戻っているお宅が多い様だ・・・。  私は今年のGWは遠出はせずに自宅でのんびりおもちゃのジャンクを整理したり、庭の草むしりやTVでスポーツ番組などを見ながら過ごしていた。  この時期を自宅で過ごすのは久しぶりだ~・・・。

そんなジャンクの中から出て来た古いストロンベッカーのLOTUS29(1963年のインディーのロータス・フォード)をしばらく眺めてから整理中なのに何を考えたのか?フロント周りをいじり始めてしまった。(多分、30~40年位前に購入した物の様だ・・・)

スロットカーではモノグラムのLOTUS38の方が有名だし出来も良く、ボディーとシャーシーがセパレートしていて当時のモデルカー・レーシングの典型的な名車であったと思う。

今回手を付け始めてしまったストロンのジャンクはボディーの傷や欠けがが多く、何よりも欠品パーツが多い事が難点である・・・。 おまけにボディーは2分割のモナカ構造で、古いイマイのF1シリーズを思い起こさせる!  (既に昔、私がフロントはアンダーフレームから切り離し上下を接着しておいた様なのだが、ボディー本体の分割ラインは構造上どうすることも出来ないで放置してしまったのだろう・・・。)

2台のジャンクの固まりが入ったビニール袋の中にはモーターライズ用のインストが入っており、一瞬室内走行用のモーターライズのおもちゃなのか?と勘違いしそうになったのだが、モーターもストロンベッカーのキットに入っているのと同じ五十嵐のオタンコモーターが付いていたので多分、ホーム・サーキット用のRTRのスロットカーだったのではないだろうか・・・?!

下の写真はボディーの構造と付属パーツを見せる事が出来るのでUPしてみたのだが、車と一緒に入っていたパーツは2枚目の写真の物だけである。  Uコンの様に室内で車をぐるぐる回して遊ぶパーツの一部も入っており、肝心のボディーの外装パーツは殆どが欠品である。(インストではモーターはマブチだろうか?、スロットとは違うモーターが描かれている)

ウィンド・スクリーンが1個残っていたのが唯一の救いで、これから簡単にバキュームでもう1個作らなければならない。  フロントのマウスも傷や欠けがあり、個人的にも形が少しおかしいと思ったので修正を始めてしまった~・・・。

タイヤもヒビが入った酷い状態だが、未だに弾力は保っており数回の脱着には耐えられそうな感じだ・・・。  ホイルもプラスティック製で打ち込み式になっており、シャフトもサビていたので脱着には割らない様にちょっと苦労した。(このタイヤとホイルは実際、使い物になるのかな~・・・??)

GWのさなかだと云うのに、なんでこんな車をいじり始めてしまったのかな~?、・・・自分でも判らない!  またまた完成させられるかどうかは判らないのだが、今までいじった事が無い車なので、少し工作を楽しんでみようかと思っている・・・。(苦笑)

Old Hong Kong Toys (Junk)

私がブログにUPするスロットカーの殆どは古いプラスティック・トイや子供の頃のモデルカーレーシング時代の車から製作した物が多い。  久しぶりに新しいキットから製作したフェラーリがひと段落したので、のんびり工作室の掃除と整理をしていた・・・。

作り終わった新しいプラモデルのパーツでも ”またどこかで使うことが出来るかもしれない” と貧乏たらしく区分けして保存しておくことが多いので、この歳になってもゴミは増えるばかりである。(苦笑)    

・・・なかなか断捨離や終活が出来ないな~・・・。

そんな整理中に出てきたのがダンボール箱に入ったジャンクなホンコン・トイである。  ・・・いつ頃購入したのかも判らない代物ばかりであるが、多分・・・、e-Bayで一塊のジャンクとして購入したものが多いと思う。  

当時は自作するスロットカーの素材に良いのではないかと思い購入したのだろうが、だんだん歳をとってくると購入した当時の気持ちが思いだされて、いささか寂しい気持ちになってくる・・・。

これらのジャンク・トイをコーヒーを飲みながら1~2日、夜中に眺めたりしていたのだが、中には43のミニカーでも見かけない面白い車種も存在する・・・。  

過去にもホンコン・トイからアルファのスカラベオを製作したこともあったな~・・・。  数ヶ月前に製作したサンダーバードもこれらの車を購入した頃のジャンク・プロモだったと思う。

数年前に購入した覚えのある未開封の物も幾つか在るが、殆んどはスケールもまちまちでどれ一つ取ってもパーツが揃ったまともな物はない!  形もスケール感のある物から本当に子供のおもちゃとしか思えない車まで色々だ・・・。  

そろそろこれらの車も購入した当時に帰って1台位は好きなスロットカーにしてみようかと思う・・・。