② LIONEL Racing Automobiles (STUTZ?)

この車のボディーは、座席中央にあるボルト1本を取れば簡単に外

す事が出来る。 右側のギアを含む2本のレバーはダミーだ。 

フロントには僅かなステアリング機構とサスが入っている。 前後2

個のローラーがセンターのレールを挟み込み、そこから電源の一部

を取る仕組みになっており、やはり今のスロットとは違い、レイル・レ

ーシングのはしりの形態を取っている。 細かいところまで説明は出

来ないので、後は見ての通りと云うことで・・・、古い車のレストアにも

手を付け始めたので、追って各々の部分の写真も順次UPして行こう

と思っている。

  

  

以前購入した当時物の車と、再販された今回の車を比べると、シャ

シーなどは本当に当時の物を踏襲して作られていることが良く判

る。 モーターもリード線が被覆無しのビニールコードになった位で、

ブラシ、コミュ、ロターの線の巻き方も当時と同じだ。 このセット

の箱には交流、直流とも可能と書かれているが、今で云うパワーパ

ックやコントローラーは入っていない、 あくまで車とレールだけで、

後は自分で如何にかしろ?と云う、直ぐには遊べないセット内容に

っている。 また、昔0ゲージの電関で遊ばれた先輩諸兄には、

さら珍しくも無いモーターだと思うが、60年代のマブチの3ポール

カン・モーターから始まった私などには、ローターの線の巻き方一

を取っても目新しい物に見えるから不思議だ。(笑)

たとえば、3ポールのローターだと各ポールを同じ数だけ巻いたら

のポールに移り、また同じ数だけ巻くし、5ポールのモーターだと、

合わせた2ポールを重ねて巻いて、順次次のポールを巻き込ん

で進んで行く。 ・・・しかし、このLIONELのモーターはローター自

体は6ポールなのだが、対角線上に線を巻いていく面白いものだ。

したがって、ローターは6翼の磁界を持っているが、コミューテータ

ーは3極なので、やはり3ポールと云う事になるのだろうか・・・?!

・・・後はフレームの見えない場所に小さなコンバータ(?)ユニット

付いているのが、唯一今風と云えるかな~・・・。

 

LIONEL Racing Automobiles (STUTZ?)

年明け早々に”せめてブログ位は月に3本ぐらいは書きたいな~”

などと書いてはみたが、おもちゃ作りの手は進まず、おまけに最近

はブログを見ることも書くことも”おっくう”になってきた・・・。(苦笑)

振り返ればアトランティークをはじめ、DB3Sなど、未完成自作スロッ

トのゴミの山ばかりで、湯上りの夜のこの時間、ただただBGMでカ

シーニのアベマリアなどを聞きながら、雑誌をパラパラめくってまっ

するだけで、何をするでも無くただ時間を無駄に過ごしている。

  

  

このLIONELの再販物のSTATZ(だろうと思う)も昨年暮れに中古で

買い込んだ代物なのだが、そのまま箱も開けず正月明けまで放置して

いた。 何年か前に当時物のジャンクの写真をUPした事があるが、そ

の車のレストア(実際には完成させる自信もないし、他の自作スロット

同じき目にあいそうだが・・・。)の参考にしようと以前から売り物を

探していたおもちゃの一つであった。 このLIONELのレーシング・オ

ートモービルズは確か、1990年代後半に再販されたらしいのだが、

その当時、私はこの再販車両の存在を知らなかった。 大きな箱には

車2台と楕円に組めるレール2組、それとなんと表現したら良いの

判らないドライバーとメカニックが入っている。 驚いた事に先日開

みたらインストが入ってない・・・!! 参ったやな~・・・・。(涙)

・・・そもそもこの車はスロット以前のレイル・レーシングの始祖の部類

に入り、どちらかと云うと電関(0ゲージ)の様な送電システムになって

いるので説明書は欲しかった~・・・。 とりあえず今回は写真だけでも

見てもらおうとUPだけしてみたが、追って分解写真や手持ちの古いジ

ャンクとの比較もUPしてみたいと思っている。 ・・・今までの事もある

ので、続きがけるかどうかは今のところ不明だ・・・。

 

HAPPY NEW YEAR 2014

昨年も”あっ”と云う間に過ぎ去り、また新しい年を迎えてしまった・・。

大晦日に今年最後のブログを書こうと思っていのだが、正月の買出し

から帰り、片付け物をし、風呂に入ったら疲れが出たのか?ついつい

居間でうとうとしてしまい、知らないうちに年を越してしまった・・・。

昨年は雑用が多く、一昨年からクラブも休会し、のんびりやらせてもら

ているのだが、やはり、よる年波には勝てない・・・。

老眼乱視は進み、昨年は暮れになってから歯医者にも通い始めた。

さて・・・、私にとって過ぎ去った1年はどんな年だったのだろう?

ん~・・・、多少加速度を増した転がる石の様で、心身ともに磨り減っ

たし、随分失うものが多った年の様な気がする。   

・・・それは特に時間だ。 

さて・・・、訳のわからない私の愚痴はさておき、昨年は大分放置気

味だった私のブログにお立ち寄り頂いた皆様、また直接お世話に

なった方にお礼申し上げると同時に、今年は月に3本以上は自分

の為にもブログをUPしたいな~と思っております。 

・・・何か面白い話題があれば良いのですが・・・、

今年も宜しくお願い致します。 

 

④ COX 1/25 Ford Stock Car (Addition)

Source: RACIN’ Today.com 

今年も余すところ1週間程になってしまった・・・。 今年最後のクリ

マス前の2連休は、久しぶりに家の中の掃除と片付けで過ぎてし

まったが、日頃、忙しさにかまけてほとんど掃除をしたことが無かっ

た愛の電気シェーバーも、半年ぶりぐらいか? 超音波に漬けて

洗浄し綺麗な歯になった。 足元用に使っている2000円程の電気

ストーブの断線も、パーツだけ取り寄せ直したし・・・。

・・・ある意味で云えば、良い休日だったかもしれない。(苦笑)

さてさて・・・・・・・・・。

  

このレジンのボディーキットは、数年前に知人のM氏から譲って頂い

た物で、COXのキットをそのまま”ぱくった”物。 私の様な素人が当

時のスロット・ボディーやメタル・モデルからぱくるのとは大分出来が

違い、オス、メスの2型抜きである事はもちろんだが、レジンの密度

高く、気泡も殆ど無い。 おまけに部分的な”引け”も殆ど無く、外

パーツにはメッキも掛かっている。 そこそこの技術力と道具が無

れば出来なボディーだ。 (残念な事に左Aピラーの根元が折れ

ている。 涙)  M氏に譲っていただくまで、こんなィーが出

たなんて全然知らなかった~・・・。  惜しむらくは、レジ特性で

ボディー全体に僅かな収縮があるので、COXのシャーシーはどちら

を調整しなければ、そのままフィットさせる事は出来ない。

 

上の写真は、以前eBayに出ていたものを拾っておいたものなのだ

が、一部台紙の耳が切り取られてはいるが、シャーシー・キットとし

てはごらんの様な形で発売されていた。 ただこのキットのフロント・

ホイルにはフォードGT用のナロウのマグが入っている。

また、インストにはこのフォード用のパーツリストも付いている。 

しかし、COXのフォード・トックカーのフロントのアルミのフリー・ホ

イルは、ーツとして販売されていたのであろうか・・・?  

私は今までに見かけたこと無いのだが・・・?!

  

これは数年前に海外から買ったCOXのストックカー・フレームの写真

なのだが、キットのフレームとは幾つか相違点が見られるのでUPして

みた。 一つはフロント・アクスルのパイプを巻き込むメイン・フレーム

の巻き込みの爪の長さが若干異なる。 二つ目は、スイング・アーム

ガイド・ホルダーのパイプの長さがこれも若干異なる。 三つ目はモ

ター・クリップ(バンド)の厚みに違いが見られるものがある等・・・・。

これは、いったい何を意味しているのか・・・・?? (笑)

 

③ COX 1/25 Ford Stock Car (Gurney’s Ford)

毎年の事だが・・・、この時期になると、歳暮、忘年会等、一通りの

年末行事もひと段落を迎え、いよいよ新年に向けての苦痛の大

除や年賀状の印刷等の面倒な作業の時期を迎える・・・。 

孫のいない60過ぎの爺さん婆さんには、クリスマスも関係ないし。 

歳とともに大掃除は手抜きになってくるが、やはり仕事でお世話に

った方々や先輩等には年賀状ぐらいは書かなくてはならない・・・。

来年は”午年”か~?! 参ったな~、良いアイディアが浮かばない。

  

  

やらなければならない事もあるのだが、手持ちの古雑誌を引っ張

出してCOXのガニーフォードの記事などを拾ってみた・・・。

書いてあることは、このキットの内容説明ばかりで、COX社が今ま

に無いスタイルのこのストックカーを出した経緯などには殆ど触

いない。 読み取れるのは耐久レース等でガイドのブラシ

が直に交換できる事、ボディーが今までの様なネジ止めではなく、

ワンッチで直ぐに外せてシャーシー、タイヤ、ギア、モーターブラ

等のンテナンスが直ぐに行えと云う事ぐらいのものか・・・?

特にモーターをシャーシーに固定したまま、ブラシを交換できる為

SWではなく、あえてインラインのシャーシー形式をとったのか?

しかし、COXは他のメーカーのネジ止め固定よりもバンド固定のモ

ーター搭載方法のシャーシーが多いので、モーターのブラシ交換も

バンドを外して、モーターを外した方が簡単に交換できる様な気も

が・・・? バランスは何とも云えないが、SWの方がコクピット

も広とれて、ロールケージの再現もリアルに出来た様な気がする。

フルサイズのシャパラル・フィギュアが乗るコクピットは、前後で接

着固定出来る様になっているので、シャーシーの脱着時にはボディ

ーサイドリーになり、この様にボディーを広げてシャーシーを取

り付ける可能と云う事なのだろう・・・。 その為、COXのこの

の内装はサイドパネルが無く、それを可能にしている。(当時

スタティック・ットはサイドの内装が付いたバスタブタイプの物が

どだったが。) ・・・やはりインラインでも上げ底ではなく、フル・コ

ピットを再現しようとしたところが、COXらしいと云える・・・。(笑)

 

実車でも最近は性能表示を簡単にスペックなどと云う言葉で表現す

事が多いが、この当時の雑誌にはテクニカル・アナリシスどと云

う大げさな表現が使われている事は笑える・・・。

・・・裏返せば、まだまだ模型(雑誌)が多くの少年達の心をときめか

せてくれて時代を感じさせ、面白い。

 

⑨ 巴里の5日間

11月も早や後半入りし、17日までは雑用でバタバタしていたが、や

っと今週から一息つける様になって来た・・・。  このパリの旅日記

も上の写真を見てもらえば判るが、既に1年以上が経過した旧聞で、

滞在中の写真と夜中にホテルで書いていた簡単なその日のメモを頼

りにまたキーボードをたたいている・・・。

上の写真はクリニアンクールのシャッターに張られていた、バスター

ートン。 多分、骨董時計を主体とした蚤の市のポスターだと思う。 

  

  

クリニアンクールは、パリの外れにある大小2000余りのお店から成

骨董屋街で、土曜日と日曜日に店が開くと聞いてメトロを乗り継い

やって来た・・・。 

当日は生憎の雨で、朝の9時半には現場に到着したのだが、まだ開

ていない店もあり、人手もそんなに多くは無かった。  日本で云え

昔のアメ横みたいな感じだが、外の店は迷路の様で、おまけに傘

してでは狭い路地のすれ違いにも気を使う有様・・・。

私は古い雑誌とおもちゃを見たかったのだが、外のお店を何軒か見

だけで、アーケードのあるドフィネ市場に移動した。 この中をのん

びり見て回るだけでも小一時間以上はかかる。  アーケードの中で

は家内とは別行動で、私は古い雑誌などを見たりしていたのだが、

本屋や古文書屋(古地図、古はがき、建築設計図、リトグラフ等)

をちょっと覗いただけでも直ぐに30分ぐらいは経ってしまう・・・。 

古雑誌も古地図も結構いい値段だな~と云う印象を受けた。・・・後

は交渉しろと云う事なのだろうが、フランス語が・・・・。(笑)  

旅行先での買い物はVATも付くし、手荷物を増やす事になるので、

の行動も考えて重いものや大きなものは買えない。 ・・・そう云え

ば、家内が買い物をしていた小物店の若い店主はドイツ人で、奥さ

が日本人だと嬉しそうに話してくれた。 そうそう・・・、パリではトイ

に困る事が多く、カフェでお茶を飲むたびにトイレだけは済ませて

のだが、このアーケードには1階に公衆トイレが付いているので

長居ても安心だ。 ・・・1枚5ユーロの古い建築図面を5枚程買っ

て再び内と合流、雨なのでまたメトロの12号、4号と乗り継いで昼

飯も兼ルーブルに向かた・・・。  

 

② COX 1/25 Ford Stock Car (Gurney’s Ford)

何年かぶりに引っ張り出したローリングシャーシだが、大分リアタイヤ

スポンジが萎縮してしまっていたので驚いた・・・。 このタイヤもCO

Xは何を考えてこんなタイヤを作ったのか?と思わせる代物で、ホイル

とタイヤ接着面に綺麗なRが付いているのだ。 この為、このホイルに

他のメーカーの新しいスポンジタイヤを履かせるのは至難の業だ・・・。

(リアタイヤのハイトが無くなっているので、その分リアが下がって見え

るが、実際はもっと大きいのでその点を考慮して見て頂きたい・・・。)

さてと・・・・、このガニーフォードを仮組みしてみるとこんな感じになる。

66年のこのギャラクシーのボディー・シェル自体は、AMTもタミヤも

さも造形も酷似していて、遠目にはなかなか見分けがつかないが、

塗装であれば辛うじてボディーの成型色で判断する事が出来る

か・・。 ただこのCOXのボディー・シェルだけには幾つかの特徴が

ので、そ部分だけの写真を撮ってみた。

①Aピラー直後の三角窓が無い。 ②左側のフューエルカバーが無く、

ップが造形されている。 ③リア・ウインドウのセフティー・ストラップ

最初から付いている。 ④シャーシーマウント用の平穴がボディー両

サイド下部に2箇所開口している。 ⑤メッキパーツのフロント・ライト、

テールンプ内の造作がフラット。(これは実車のストック・カーのカバ

ーを再現たものか?) ⑥フルサイズ・フィギュア・ドライバーが乗るコ

クピットが付いている。  ・・・これらがAMTやタミヤのシェルとの大き

な外見上違いだが、俗に良くこのCOXのボディーはAMTのボディー

の流用だなどと云われている・・・。

COXはこボディーを作る為に新たなパーツ用の金型を作ったりボディ

ーの金型修正を行った事だけは確かだが、ただリアのストラップやライト

内の造を見る限り、あまり綺麗な金型修正仕事ではない様だ・・・。

先のブログに入れ忘れてしまったのだが、オリジナルのデカルは大判の

1枚もので、AARがCOX社のご近所さんだった割にはこの数字のフォン

は頂けない。(ある意味で云えば、このデカルこそがCOXのガーニーフ

ォードのオジナルとも云えるのだが・・・。笑)

最後の写真はタミヤのギャラクシーのフロントのタイヤの位置を示す為

入れた写真なのだが、ワンピース・シャーシーのCOXに対し、ツーピ

ース調節可能なシャーシーでもあるのにかかわらず、ボディーマウン

トの関で、タミヤのストックカーはすべての車でフロント・タイヤが後ろ

に引きずられており、少なからずリリティーを損なっている。

(これもガイドとの関係で、タミヤらしさと云えばそれまでなのだが・・・?)

① COX 1/25 Ford Stock Car (Gurney’s Ford)

最近はスロットのモチベーションが下がりっぱなしで、あっちをちょこっ

といじったら、こちらをちょこっとと云う感じで、とてもブログにUP出来

る様な作業はしていなかった。  ・・・振り返ってみると、ヴィンテージ・

スロトの記事がここの所あまりに少なかったし、月に1本位はブログ

もUPしなければと云う思いで、久しぶりにCOXの通称”ガニー・フォー

ド”を引っ張り出してみた・・・。

  

  

ん~・・・、このキットは1967年の初旬の発売だったと思うが、私自身

がストックカーにそれほどの思い入れが無いせいか?、又今までのク

オリティーを感じさせるパッケージから、ヒッピー・ジェネレーションを想

起させる様な箱絵にがらりと変わってしまったので、これって、本当に

COXなの~?と云う気さえした・・・。 時代は確かに既成のシャーシー

らハンド・メイドの自作シャーシーのクリア・ボディーに移って来てはい

のだが・・・、私個人としては、今までのシャーシーやホイル、おまけに

クピットの表現等にCOXのオリジナリティーと素材のクオリティーを感

ていたのだ。 (この車もフルコクピットではあるが・・・。)

この時期はCOX社自体もスロットの衰退により、厳しい期に差し掛か

っていた様だが、パイプフレームをボディーの平穴に差だけのマ

ウントはいただけない。 おまけにホイルもなんだか訳の判らい代物

付いているし・・・。  デカルのゼッケン番号のフォント車とは大

分かけ離れた物が入っている。 ・・・けなしてばかりなので、この車が

いなのかと思われるかもしれないが、決してそうではない。(笑)

現に、65年、66年のギャラクシーはインパラと並んで、ストックカーの

では好きな車種で、今までに何台作ったか判らない・・・。 

・・・ん~、この後出てくるキットのIFCシリーズもCOXのスロットの進化

過程とでも云うのか?、スケール感が乏しい不思議な車達が登場す

る事となるのだが、このフォードのストックカーはその転換点と云うか

エポックメイキング的な車だった様な気がする。

 

 古い花器の話

今年の夏は事のほか暑く、おまけに面倒な雑用も重なり、とてもおもち

ゃ作りに時間をさく余裕も体力もなかった・・・。

本来はスロットカーのブログなのだが手が進まず、そんな訳で最近は

もちゃから脱線したつまらぬ内容ばかりになってしまっている。(涙)

やっと9月も終わりに近づき、窓を開けても気持ちの良い風が通る様

なって来たのだが、一度モチベーションが下がるとなかなか元の様

にはおもちゃ作りに気持ちが向かない・・・。(涙)

そんな夏の暑い盛りに、ふらふら~っと手を出してしまったのが、何の

哲もない上の花器。 ・・・別に花器にこれといって特段の興味があ

る訳では無いのだが、私の場合、時として突発的に変な行動に走る事

がある。 それがおもちゃだったり車だったり・・・、今回の花器も ”こ

れ、どうにか麗にしてやれないかな~?” と云うささやかな 「拾う

病」 の再発だった・・・。(苦笑)

  

この花器は、ガレやドーム兄弟のガラス器の名品と云う様な高価な代物

ではなく、年代は1905年と概要に書いてあったが、イギリス物のマス

ロダクツな花器である。 ガラス部分はボヘミアングラスの様な虹色の

で、デザインもヌボーとデコが交じり合った様な面白い、座りの良い形

をしている。 問題だったのは、この花器に合わせて作られた蓋になる

金属部分で、サビを押さえる為か?醜く塗装が付されていた事だ。

車と同じでフランス物とは違い、花器の金属の淵の中には手編みのネッ

が無骨に溶接されているところがいかにもイギリス物らしい・・・。 

(これは好きな所に花をさせるので、剣山が要らなくて便利そう・・・。)

とりあえず、塗られた塗装を剥離して、ガレージでブラストを軽く掛けて

たのだが、ブラストケース内のガラスビーズの目が粗いせいか、梨地

態で、光沢のある金属感は出せなかった。 ・・・そのうちビーズを細

かい番手の物に変えた時に再びトライしてみようか?などと思っている。

イギリス物なので、とりあえず年代的にも、蓋の部分の華の模様にウイ

アム・モリスを感じられれば良いかな~?、野アザミを生けたら似合う

な~?などと既に妄想が始まっている。(笑)

⑧ 巴里の5日間

うちの家内は結構長風呂なので、夜の11時過ぎではあったが、寝る

前の吸い溜めとばかりに「ちょっと外で一服してくるわ~・・・。」と伝え

て、夜の街に散歩に出かけた。  比較的パブリック・スペースでもタ

バコが吸えるパリではあるが、さすがにホテル内はすべて禁煙である。

ホテルを出るとなんとなく雨が降りそうな怪しい雰囲気ではあったが、

フード付きのいつものコートを羽織っていたので、タバコに火をつけて

歩き始めた。  用心のためにポケットにはタバコとデジカメ、そして財

布は部屋に置いて50ユーロだけ入れてきた。 右岸の繁華街ではあ

るが、昼間と人通りが途絶えた夜とではまた雰囲気が違う。 歩き始

めて5分程すると直ぐに霧雨が降り出してきたが、フードを被りのんび

とカプシーヌ通りをオペラ座方面に歩いてみる。 昼間は日本でも知

たブランド店もある通りなのだが、夜になるとその店先にはホームレ

が毛布に包まって何人も座り込んでいる。 実はそんな写真も撮りた

ったのだが肖像権の問題もあるし、いちゃもんでも付けられたらつま

ないので止めといた・・・。(笑)  目的は寝しなの一服だし・・・。

下の写真はその散歩の時に撮ったものを幾つかピックアップして載せ

てみたが、小さな店でも服飾関係はウインドディスプレイが上手いな~

と思う・・・。 昼間では何気なく通りすぎてしまう様な店だが、電気が灯

夜の方が見栄えがする。 古いマンションの玄関扉にしても、ヌー

からデコに掛けての装飾性が見られてすばらしい・・・。  パリと

云う街は探せばいたる所に100年前が残っている。 オペラ座まで出

て帰りは一通でちょっと寂しいオーベル通り、トロンシェ通りを通って宿

に戻ってきた。 ・・・時計は既に12時を回っていたと思う。

 残念ながら古いプジョーの黄色いフェートンは迎えには来てくれなかっ

たが・・・。(笑)