A Spectator

今年は例年以上に寒さが厳しく感じたので、ちょっと冬眠に入っていた。(本音で云えば何もしたくなかったのだ。笑)  冬季オリンピックも始まったし、おまけに6ネーションズ・カップも3節をこなし、後半戦にも入って来た。 本当にここ1か月程は工作机に向かったのはほんの4~5回ぐらいで、後は暖かい居間で夜はオリンピックやその他のスポーツ番組の観戦で、のんびり引きこもりを決め込んでいた。 「こんな競技もあるんだ~?」と、ウインター・スポーツでは初めて見た競技もあったし、メダルが掛かった決勝では思わず応援に力が入り、一喜一憂しすぎて結構こちらも軽い疲労感で眠りについた夜もあった。 ・・・やはりスポーツは勝ち負けを度外視しても(見ているだけでも)素晴らしいものだと云う事を本当に感じさせてもらった。      ・・・それにしても最近の女子選手の活躍には目を見張るものがある。・・・凄い!!                     (・・・蛇足だが久しぶりに”キムチ”も食べたくなったな~。  笑)

・・・歳や寒さと云う事もあるのだろうが、人間、楽な方(TV観戦漬け)に逃げるとなかなか元のルーチンな生活パターンに戻すのが大変だ~。

・・・話は変わっていささか旧聞になるのだが、ジャガーがEタイプのライトウエイト等の当時の車を限定で再販すると云う話は以前にちょっと書いたことがある。 また昨年初めにはアストンマーチンが60年代初頭にレースで活躍したDB4-GTをやはり25台ほど限定で販売するという記事をWeb上で見ていた。 ・・・本当かよ~?と半信半疑で注目はしていたのだが、今度はジャガー・クラッシックが、Dタイプを当時の仕様でやはり限定で25台ほど販売するらしい。 当然、エンジン等も当時と同じ物が使われ、ショートノーズとロングノーズの好みのボディ・タイプのオーダーも可能らしいし、製作方法も当時と同じ治具を踏襲して作られると云う・・・。

やはりそれらの車が、ルマン・クラッシックやGOODWOODに出て来るのかな~と思うと、・・・時間や車歴とはなんぞや~?と云う事を不思議な気持ちで考えさせられる。 イギリス国内の自動車産業は、これからはこの手で行くのかな~?などと邪推の念も芽生えてくる。 その内フェラーリやアルファ辺りの他社でもレストアではない旧車(新車)起こしがブームになってくるのかもしれない・・・。          なんだかな~ ・・・?!                              どちらにしても、こちらの方も注目して見ていきたいと思う。

1/24 Hubley Nash METROPOLITAN

Sourcs:  CCK Historic| Nash Metropolitan at Good wood (Web)

・・・それにしても、今まで見た事も無かった数十年前のレース映像や最近のローカルなヒストリックカーレース映像が、YouTube等で簡単に観る事が出来る様になったのだから、本当に便利な時代になったものだと思う。  すべてがタダと云う訳でもないのだが、興味のあるスポーツのLIVEや途中経過も直ぐにWeb上で見ることが出来る。  それと同時に、AIの進歩やブロック・チェーンによるキャッシュレス化が進むと、便利になるのは良いのだが、末端にいてただそれだけを利用する人間自身はだんだん馬鹿になる様な気もする・・・。(笑)                            これら多方面のイノベーションは、体力も落ちボケも進んでくる私の様な爺様には、セフティードライブで移動出来、財布を持つ(落とす)心配もなく、釣銭を勘定しなくて済むだけでも、多少はメリットと見た方が良いのかな~?などと思う反面、これらの新技術を取り入れることができるのかな~?と、また別の意味で心配になってくる。  ・・・根本的に人間の加齢はイノベーションでは止められない!!

今月も既に半ばを過ぎたのだが、クラークのD-Type(#38)のスクリーンの製作も殆ど進んでいない。 ・・・そんな訳で書く事も無いので、今回はちょっと脱線話になる。   年末に2017年の古い車のレースをいろいろYouTubeなどで観ていたら、2016年度のGoodwoodのメンバーズ・ミーティングでNash MetropolitanがAustin A40(Farina)やJAGの MkⅠ、Ford Zephyrを追い回す面白い画像が見つかった。

年が明けてからだが、先日段ボール箱からこのHubleyのMetropolitanのスタティックキットを久しぶりに引っ張り出してみた。 アメリカ車だし、デザインもインパクトはあるのだが、個人的にはそれほど興味の有る車ではない。(AMCの車だが、初期のエンジンはBMCのオースチンA40の1200ccだし、古いブリキのおもちゃの様で、これは近所に買い物に出かける主婦のセカンドカーだと思っていた・・・。)

昨年のGoodwoodのSt.Mary’s Trophyにも出走していたが、結果はいまいちだった様だ。  やはりMiniと同じで、Farinaは60年代中期以降まで作られていた車なので、見た目も50年代のサルーンとは違い、デザインもモダンだしチューンが良いのか?走りも安定していて一味違う様に見えた。 それにしても、このアメ車のMetropolitanがドラッグにはなっても普通のヒストリックレーサーになるとは思わなかった~・・。

私は昔からHubleyをフューブリーと呼んでいたのだが、ハブリーとかハブレーと日本語読みする方も多い。(こちらの方が正しいのかも・・・笑) キットはご覧の様な代物で、スケールは大体1/24位かと思われる。 古いモデルなので、やはり素材のプラスティックは厚めで、フレームとボディー本体は前後バンパーを挟んでタッピングビスで固定するようになっている。  Hubleyからは金属シャーシーを使ったスロットカーの様なドラッグカーが2台発売されていたが、(ボディーはスロットとして利用できるが)これはスロットカーではない。

白いボディーの車は箱に入った完全なキットなのだが、このキットの中にはメタルトップのパーツは入っていない。 ・・・良くは判らないのだが、コンバーチブルとメタルトップの2種類のキットが存在する様だ。 メタルトップ(コバルト色の車)はRTRの出来合いモデルで、プラスティックバッグ入りで色違いで発売されていた物も有る。 この2台には別々のカスタム・デカルが付いているので、場合によってはメタルトップの車はRTRのみの発売だったのかもしれない。 ・・・あるいは、私が見たことが無いだけでプレミア(Premier’s)の様にメタルトップ用の別箱入りキットが存在したのかもしれない・・・?!  現状ではこの車をスロットカーにするつもりは全然ないのだ。今回はストーカーではないが、ただ黙ってじっくりと見ていただけだ~・・・。(笑)

  大晦日

さて・・・、今年もまた大晦日がやって来た・・・。 一年を振り返れば、やはり良い年ではなかった。 4件もの葬儀に出席し、また私自体の知力体力の低下も目立った年でもあった。 80代後半の高齢者をおくる事にはそれほどの感慨はないのだが、私より若く,ましてや親しかった者をおくる悲しみは筆舌しがたい感慨に襲われるものだ。 しばらくは在りし日の元気な笑顔が毎日の生活のいろいろな場面に蘇ってくる・・・。

良い事と云えば孫が元気に七五三を迎えてくれた事と娘が嫁に出た事くらいか・・・。   また、英国籍の日本人である石黒一雄(Kazuo Ishiguro)氏がノーベル文学賞を受賞したことも興味深かった。 実の所、私は石黒氏の作品を読んだ事は無いのだが、TVでは以前に「日の名残り」と「私を離さないで」を観たことがある。 この時ですら原作者が石黒氏だと云う事を知らなかったし、知ったのは受賞後の事だ。「日の名残り」は古いイギリスの自分の分別をわきまえた”クラス”が存在した時代と、人生やそれぞれに流れる時間を見事に描いた良い作品だったとの感想を持っている。 受賞後のTVのインタビュー番組等で石黒氏が語っていた ”記憶(Memory)” と”アイデンティティー(Identity)” と云うが事が特に心に残った・・・。 あまたの小説の中にも過去、現在、未来を色々な題材や手法で描いているものがあるが、作者が”記憶”自体が主題になっていると自身の口から聞いたインタビューも初めてであった・・・。

最近では仕事上の必要事項でも思い出そうとしてもなかなか出てこない事が多くなっているのだが(涙)、不思議な事に些細な五感に触発されて記憶(昔の事)がよみがえってくる事も多くなっているここ十数年だ・・・。(これには歳の関係もあるのかもしれないが・・・、笑) そんな無意識の記憶がよみがえってくるのは、時間にゆとりがある週末の午後とか深夜・・・、コーヒーをまったり飲んでいる時やおもちゃを作っている時などに多い・・・。

また、個人的には自分自身のアイデンティティーなど過去に殆ど考えた事などなかったのだが、石黒氏の場合は幼少期に英国に渡り、現在までの英国滞在期間の長さ故、英国籍を取得したのだろうと単純に推測している。 ・・・まぁ、作家だからだろうが、普通の人はまずそんな事を考える事は無いだろうと思う。  逆に最近の流行語ではないが、家族や友人がその個人のアイデンティティーを忖度することの方が多いかもしれない。(笑) ・・そんなことを思い巡らしながらがら過ごした今年の12月であった。

やはり今晩は冷えるなぁ~。  今年最後の取り留めもないブログを今書いている訳だが、手先が大分かじかんできたし鼻水もたれて来た~・・・。 足元の電気ストーブだけでは耐えられない状況になって来ている。 中々Dタイプの製作も進まない中、当ブログへお立ち寄り頂いたスロットカー・フリークの皆様にお礼申し上げると共に、皆様のご健康と良い年を迎えられることを心よりお祈り申し上げます。        ・・・ありがとうございました。

 高齢化と老後・・・?

先月末の事だが、久しぶりに田舎の家に週末行ってきた。 ちょっと早いのだが暮れは忙しくなるので、早めの水抜等、家の冬支度の為だ・・・。 写真は帰り道で、缶コーヒーでも買おうかと車を止めた時の山の夕暮れと、人気のない所にぽつんと立っている電話ボックス。 ・・・寂しい写真なので、勘違いされては困るが、決して ”命の電話” などではない。(笑)

ブログを書く時に、個人的な心象風景やその時々で感じた心の動きにタイトルを付けると云うのも結構難しい。 こんな重そうなタイトルを付けてしまったが、実際はその時々で頭の中を駆け巡る支離滅裂な感情にあえてタイトルを付けているに過ぎない。  (”たそがれ”ぐらいにしておけば良かったかな~・・・?!)            

現に帰り道の車の中で考えていたのは、この田舎も何時まで維持できるのかな~?とか今度の選挙(後の株価)はどうなるのかな~?、とか、今晩の夕飯は何が良いかな~?などと云う、些細で取り留めのない事ばかりだ・・・。

ただこの歳になると、心の隅に漠然とした老後の不安と云うものは確かに存在する。  壁のタバコの黄ばみと同じように、知らず知らずのうちにだんだん濃くなっているのもまた事実だ・・・。                               

ただこれは私だけではなく, ”生きとし生けるもの” の定めなのだから、長い短いの差はあるだろうが、深く考えても所詮詮無い事なので、人に何んと云われようと、動けるうちにやりたいことは、やはりやっとくべきだと思っている。(笑)

今回も一度に2台のDタイプに手を付けてしまったので、使えそうなジャンクパーツをいろいろ探し回っていたら、大昔に手を付けて忘れていたプレミア?のイレブンとクラウン?のヨーロッパのボディが出て来た。 多分四半世紀前ぐらいにいじり始めて放置してしまったボディーなのだが、久しぶりに見るとその当時に何を作りたかったのか?しばし思い出に浸ることが出来る・・・。 これもひと段落したら、削ったりサフェを噴いたりして形を確認してみたいと思っている。

何年か前から好きなミステリーの主人公でもある、ロバート・ラングドン教授が着けているミッキーマウスの壊れたリストウォッチもUPしてみた。 ムーブメントは機械式で、子供のおもちゃの様な時計なのだが、以前に裏蓋を開けて中をいじってみたのだがすぐに止まってしまう。(爆)  動けば着けてみようかとも思ったのだが・・・、ここ数十年、私は冠婚葬祭の時以外には時計をすることも殆どないのだ。 主人公の子供の頃の思い出の時計らしく、45~6になっても身に着けているトレードマーク的な物なのだが、そんな子供時代から大切にしているものが身の回りに一つ位はあっても良いかな~・・・?(今となっては遅いのだが・・・)と、思った次第。

 

JIM CLARK の JAGUAR D-Type

Source:  EXOTO and CLASSIC & SPORTS CAR Web.

一昨日は東京も37度を記録したそうだが、昨晩、今日と過ごしやすい日々が続いている。  子供の頃とは違い、休みの日でもよほどの事が無い限り日中の外出は控えたいものだ。  ・・・暑さもあるのだが、ここの所BRMの製作もちょっと食傷気味で進んでいない。  ・・・そうだよな~、以前に作ったことがあるジャンクをまた作るなんて云う事は、ある意味時間の無駄使いだし、認知症の初期段階ではないのか・・・?と云う思惑も働き、そんな思いもまた製作の足を引っ張っている・・・。(爆)

先日、PCでEXOTOの1/18のクラークの白のDタイプのCMを目にした。 大きいサイズのモデルなので、なかなか全体の雰囲気は良いのだが、細部はいまいちの所もある様だ。  実はこのTKF9と云うDタイプは、私にとっては興味深い車だった。 私もそうだが、ジム・クラークと云えば殆どの方が想像されるのがLOTUSでの活躍だと思う。

以前クラークの自伝の中に出て来たこのDタイプを、ストロンかメリットのモデルを使って製作したかったのだが、なかなか資料が見つからず、既に忘却の彼方に去っていた車なのだが、このEXOTOのモデルを見て先週からちょっと脱線している。

ここに来て、既にお手付きのRevellのXKSS(現行物)やメリットのスタティック・キットを引っ張り出し、この白の1955年のTKF9を作るにはどうしたものかと夜な夜ないじくりまわしていた。 やはり”帯に短したすきに長し” で、RevellのXKSSに特徴的なヘッドレストを取り付けるのが一番簡単なのだが、ヴィンテージではなくなってしまうので今まで躊躇していた。 おまけに、今までは如何せん資料になる写真が無くて困っていたのだが、このEXOTOのモデルが製作の参考になってくれる事だけは確かだ・・・。

Classic&SportsCar のWeb版(日本語)では既に拝見しているのだが、現在の車はレストアされた後なのか?、当時の車とはちょっと違う部分も見られる様だ。(丁度いじり始めた頃は、ロータスの33番の製作で苦しんでいた時期だったか?・・・。 )

クラークが初めて乗った中古のDタイプなのだが、このTKF9がその後クラークがレーシング・ドライバーになるきっかけを作った車なので、個人的には1/24のメリットのジャンクを使い、ヴィンテージ・スロットとして何とか作ってみたいと思っている(だけな)のだが・・・。(笑)

元来、ジャガーのDタイプは良いボディーキットには恵まれていなかった様に思う。 手近な所ではタミヤかリンドバーグがあるくらいで、後は古いストロンかメリットぐらいであったろうか・・・?!  そのストロンやメリットのモデルもリアのフィンが無いだけで、ライト回りやリアのホイルアーチの形状がいまいちであった。 近年のドイツ・レベルのXKSSのスタティックが出るまではレジンモデルを除いて、個人的にはまともなモデルは皆無だったと思っている。

今回引っ張り出したのは、既にリアのホイルアーチに手を入れて放置してあったメリットのボディーと、ドイツ・レベルのやはり手を入れてしまっているXKSSの2台のボディー。 やはり作りを見れば一目両全なのだが、ボディーの捉え方にも時代差はあるが、幾つかの違いが見られてこれも面白い。 ・・・昔はLMにしてもDタイプにしてもロングノーズの方が好きだったのだが、最近は初期のオリジナルなショートノーズの方が断然かっこ良いと思う様になって来ている・・・。  やはり歳かな~?!

・・・さてと、この2台も、どうしたものか・・・・・・・・???


ART FAIR TOKYO 2017

数年ぶりになるだろうか・・・?、久しぶりにアート・フェアに足を運んでみた。 昨年も開催時期に近所に所要でいたのだが、時間が無く見逃していた。 今回も会場に着いたのが4時ちょっと前で、事前に調べておいためぼしい出店ブースを中心に1時間半ほど駆け足で回って来た。 (夜はシックスネーションズの最終節の放映があるので体力をちょっと温存しておかなければ寝てしまう・・。笑)

私の場合、大体好きな作家は70年代から80年代のポップな感じのアーティストの写実、具象系のポートレートなので、意外と好みの範囲が狭い。 やはり、青春時代に雑誌や街で良く目にしたしたアーティストの作品が染付いているのかもしれない・・・。

いつもの事だが、私が行けるのは土日の午後しかないので、買う事は殆どないのだが、見たかった作品(小品)は既に持ち帰られている可能性もある。 大体は売却済みの小さな色〇シールが張られていて、展示会が終わった後にオーナーに渡されることが殆どなのだが・・・。

久しぶりにウォーホルの直筆サインの入った中品を見かけたが、Cクラスが買えるほどの価格になっている。  5~6年前にはW・シグネイチャーのもっと大きな魅力的な作品が同額ぐらいだったので、結構高くなってるな~と云う気がした。 また、バンクシーがこんな小品のシルク(インクジェットかリト?)の作品を出しているのをはじめて知った・・・。

・・・後は私が駆け足で回った中で気になった若手、中堅作家の作品を写真に撮って来たのでUPしてみる。 専門家ではないので無責任な事しか云えないが、ここ15年位の間に、アニメ、工芸、テキスタル、彫刻、絵画などがボーダーレスになって来て、アマチュア、プロの境界も曖昧になって来ている様な気がする。 当然、作品が持つユーモアやペーソスは云うまでもないが、素材自体も新しい物が多くなって来ている様だ。 個人的にはやはり緻密な表現や、良くここまで時間をかけて掘り出した(描いた)な~と思うような膨大な努力と時間が集約されている作品は素晴らしいと思う。 また単体ではアートとは見なされにくいが、幾つかの集合体になることでアートとしての存在感が増す様な作品もある。 素晴らしい皮革で出来た作品もあったが、長期保存がたいへんだな~と感じたものもあった・・・。

最近は「アートで町おこし」などと云う地方自治体の記事を良く目にすることがある。私はある意味で云うと、その自然への還付も既にアートなのではないかとネガティヴだが思っている人間の一人でもある・・・。 新しく生み出された物ばかりがアートではなく、またその逆もアートとして捕えることができる。

個人レベルの話で云えば・・・、要はアートに興味があり、自分の琴線に触れる作品が一番良いと云う事なのだが、昨今の住宅事情は、それを保存鑑賞するスペースや生活空間の雰囲気を保てない事が多い。 つまり、日常生活の中にはモダンアートを引き立たせる環境が存在しにくいのだ・・・。  あとは趣味を兼ねての投資と云う事になるのだろうが、実際は時代の流れの中で価格も変動するし、現実問題として、買ったアートを同額ぐらいの値段で将来売却できれば、楽しめた分だけ得だと思うくらいの心のゆとりが必要な気がする。

蛇足だが・・・、もし私がモダン・アートの新人作家の作品に投資するなら(まず考えられないい事だが・・・笑)、個人的な趣味は置いといて、企業スポンサーが付きそうな政治宗教色の少ない、都会的で洗練された、そしてある程度普遍的で美しい色使いのアート作品(作家)を選ぶ気がする・・・。 (こらこら・・・、それじゃ保守的でつまらないだろう~?!  ・・・・・・だよな~。苦笑)

本のはなし・・・・。

時の移り変わりは本当に速い。 ”光陰矢のごとし・・・” と子供の頃から良く聞かされては来たが、やはり親は嘘は云わないものだよな~?、などと変な所で納得する今日この頃ではある。 小さな ”時” の集積である時代も、僅か60数年の人生の中で大きく変わった。 昔は、人の話や本や雑誌が知識の源泉であった(TVや映画の影響も多少はある)が、最近ではそれがインターネットに取って代わられ、本も電子書籍に変わりつつある。 子供の頃から良く耳にしてきた大企業、家電メーカーのナショナルやシャープ、最近では東芝が風前の灯になっている。 出版関係も厳しい時代に入った様だし、私が好きだった国産車メーカーである ”技術の日産” もルノーの軍門に下って早や久しい・・・。

たまの近所付き合いの世間話にも時々うっとうしさを感じる事があるが、AI相手の会話や取引も、なんか心情的にはそれ以上に味気なくつまらない物の様な気がしてきている。    ・・・孤独老人の一歩手前を徘徊し始めているのかな~・・・?!(笑) また最近は、年寄りの終活や断捨離などとはまったく関係なく、若い人の間でも物を持たない事がトレンドになりかけているし、スマートフォン・アンドロイドの ”未来のイヴ” が増えている様だ。

2台のおもちゃを作り終えた後、工作机の掃除も兼ねて続きの隣室の片付けも暖かい日をみはからって始めている。 閑な時間があれば夜ものんびりやっているのだが、雑誌、本等の処分もそろそろ考えなければいけない時期にも来ている様だ・・・。 その時代時代の自分の好みで読み溜まってしまった本なのだが、なんの脈絡も無い本がとなりどうしに無造作に突っ込まれているし、つまらぬカタログや雑誌も後生大事に仕舞い込まれている・・・。 そんな雑然とした本棚の一部のゴミ(実際はゴミとは呼びたくないのだが・・・)の中から 学生時代に電車の中で読んでいたハヤカワ・ポケット・ミステリーが出て来た。 記憶が定かではないのだが・・・、お金の無い学生時代に、多分古本屋の店先のワゴンで買った本だろうと思う。 その他の単行本もいずれは処分しなければならない本達なのだが、このハヤカワ・ミステリーにしばらく引っかかってしまった・・・。

この文章を書いていてふと思うのだが・・・、自分の本箱と云うものは自分の口の中を覗かれている様で、実際にはあまり人には見られたくないものだ。

転居の多い人生だったのだが、良くもこれだけ本棚に脈絡の無い本が並んでいるものだと自分でも感心する。 殆どは読んだ本なのだが、タイトルを見ただけでは内容や主人公の名前すらすぐには思い出せない本もある。 ・・・そうだよな~、昨日TVで観た俳優やスポーツ選手の名前も引っかかってすぐには出てこない事も良くあるもんな~。

無駄な時間を出来るだけ作りたくない落ち着きのない性格のせいか、ここ数年も北欧系のミステリーを ”何もしたくない時間” にしばらく読んでいたが、・・・やはり私のミステリーの原点はドイル?(いや、アガサかな~?)とハードボイルドに尽きる様な気がしてきた。  最近はハードボイルドなどは、はやらない時代なのだが、どの本に書いてあったかは忘れてしまっが・・、「誰からも何も求めない頑な気持ちだけが、唯一の心のよりどころ・・・」と云った様な文章が心の中に蘇ってくる。 ・・・人間は、結構つまらない物に影響されて生きているものだし、そのつまらない物や事が今の自分を形成している様にも思えてくる。(時代錯誤の、いこじな老人そのものだ~!)

さてと・・・、大分薄汚れてみすぼらしくなった三重苦(ヤニと埃とカビ)の本達だが、数十年ぶりに手に取ってみると、本当に処分できるのかな~?と、ちょっと心配になってきた・・・。(苦笑)


 大晦日

またまた、またまた、大晦日がやって来てしまった~。   北海道は大雪で大変な事になっている様だが、東京は晴天に恵まれ穏やかな大晦日になった。 午後から息子夫婦と孫と一緒に都心に買い出しに出かけ、帰りに母親を迎えに実家により、帰宅したのが4時をちょっと回った頃だったか・・・。 最近は家族友人に(90歳の母も含めて)病人が多く、私を含めて年後半はあまり良い年とは云えなかった。 私自身ものんびり終活を始めてはいるのだが、細かい事を考え始めると、これも結構大変な作業である事に気付く。

経済界も年初の株の暴落から始まり、ブレグジット、アメリカ大統領選挙の意外な結果と、先の読めない展開が続いているが、個人的には来年はもっとやばそうな気がしている。(笑)

私自身も寄る年波には勝てず、物覚えが悪くなったし、勘も外れる事が多くなった。 パートオブホビーではあるが、模型作りもなかなか捗らないし、おまけに上手く作れなくなって来ている。 人生全体がシュリンクしている事を感じさせられた一年でもあった。 とりあえず不実行者と呼ばれてものんびり整理を兼ねて作業は進めているつもりではいるのだが・・・。

やはり年内完成は無理であったが、今年はアトランティークに掛かりっきりになっていて、ヴィンテージ・スロットとはちょっとかけ離れたブログになってしまった。 (・・・大体未完成物が多すぎるよな~。) そもそもこのブログもボケ防止と息抜きのつもりで始めたものなので、しょうがないか~?!(これも云い訳か~? 苦笑)

湯上りに、11時過ぎから時間を気にして書きなぐっている今年最後の投稿なので、散文、乱文はお許し頂き、お立ち寄り頂いたスロットカー・フリークの皆様にとりあえずお礼申し上げたいと思います。 来年は自作物ばかりではなく、ヴィンテージ・スロットのレストア記事も書きたいと思っております。(・・もう、11時50分か~?!)

それでは皆様、良い年をお迎え下さい。 ・・・ありがとうございました。

 ”読めない男・・・”

大分冬らしい陽気になって来たし、不規則な生活をしているせいか、日曜日の朝方からまたちょっと体調を崩している。 多分、ここの所ガタガタしていた事もあり、風邪をひいてしまったのかもしれない・・・。 (今もちょっと微熱がある・・・苦笑)

そんな訳で眺めているばかりでおもちゃ作りも進まず、相変わらずブログにUP出来る様な話題もほとんどない。(平尾誠二氏の訃報は悲しかったし、ショックを受けた。)  昨夜も早々横になってTVでアメリカの大統領選挙の行方を注視していたのだが、ブレグジットの時と同じ様に、やはり私の予想をしっかり裏切ってくれた・・・。(笑)

既に日経は1000円弱の下げだったし、外為も101円台まで大きく円高に進んでいたので、今日(10日)の東京市場も引き続き大きな下げになると予想していた・・。 早く休んでいたのだが、心配になり夜の12時過ぎにPCでダウとNYSEを確認してみたのだが・・・、どうなってるんだ~?。 NY市場は上げで始まっている。 ちなみに日経先物も大幅上昇だ~・・・。 (とは云っても、前日の下げを取り戻したぐらいなので先は判らないが・・・。)

アメリカ国内では、トランプ氏の公約や言動があまりにも常軌を逸したものだったので多くの文化人や知識人から大分非難されていた。(ドゥテルテ氏と同じ)しかし選挙とは判らないもので、蓋を開けてみたら、大勝とは云えないだろうが、十分な勝利だったし、アメリカの政界地図のねじれも解消し、共和党政権に様変わりした。 問題はこの新大統領のトランプ氏をどう見るか?、また、これからアメリカの政策がどうなっていくのか?なのだが・・・。

まったくのビジネスマン上がりの大富豪(実際はソフトバンクと同じで、結構借金もあるので、大富豪と云えるかどうかは疑問だが・・・。)で、政治の素人と云う点では盗聴やロビーでドロドロして私腹を肥やしていた既存のプロ政治家よりも素人目には新鮮に見える。 私生活はフュー・ヘフナーの様に派手で個人的には好きにはなれないが。女性問題は有るかもしれないが、出自やヒラリー夫人の様な訴追に関係する問題になりそうな過去もなさそうだ。    ・・・・問題はこれからの日米関係だ~!!

性格が俗に云うショートテンパーでは心配だが、昨晩の共和党の作文を読み上げてる勝利宣言を見ていたら、戦国武将の織田信長を思い出した。 ・・・とりあえず、バックには共和党の重鎮もついているし、意外と策士で大化けする大統領になるかもしれないと思いながら(笑)、2時過ぎに眠りについた・・・。


 傘

今年は結構暑い夏だったが、ここに来て大分涼しくなり、昨日今日と家の中でも長袖のシャツを着こんでいる。 それにしても今年は台風は来るは、長雨は続くはで、期待していた秋の旅行に随分影響を受けた方も多かったのではないだろうか・・・?!

私も外出の予定が台風でつぶれてしまったりしたので、自宅で読書や良い歳をしてジブリのDVDなどを観ながら、のんびり引きこもりを決め込んでいた。 そんな訳でどう云う訳か時間はあったのだが、模型の工作の方は殆ど進んでいない。 (涙)    しいて、したことはと云えば、長年愛用していた傘を修理したことぐらいか・・・?!

この傘は30年以上前から愛用していたものなのだが、石突き(傘の先端)の真鍮製のキャップがいつ頃からだろうか?取れてなくなってしまい、ここ5~6年は傘立の中で惰眠をむぼっていた代物だ。 以前に何回か傘屋さんや同じ傘を扱っているお店に問い合わせをしてみたのだが、如何せん古い物なので同じ石突きは無いとの事だった・・。何か廃物利用できそうな真鍮の金物も探してはみたのだが、なかなか見つからない。

傘など修理代より安く買えるご時世なのだが、長年の愛着もあるので1週間ほどかかっただろうか? 自分で修理してみた・・・。

雨の日の外出時には、時々この傘を手にしてしまうのだが、また傘たてに戻すことがしばしばだった。 今年は雨が多く、他の安傘を使用していたのだが、この傘も久しぶりに手に取ってみると先端のシャフトのニスも剥げてしまい、大分みすぼらしい状態になっていた。

おもちゃに使う0.3mmのブラスの板を切り出し、それを傘の先端部に合うようにやや円錐状に丸めるのだが、これがなかなかうまく綺麗に丸まらないのだ。 大きい円なら問題は無いのだが1cm以下の円筒を作るのは難しい・・・。

大体の形が出来たらヤスリとペーパーで成形し、今回は強度を考えて半田付けではなくバーナーで銀ロウ付けしてみた。 また木製のシャフトもウレタン・ニスで持ち手と同じ様な色合いで塗装してある。 ・・・後はブラスの釘で1か所止めて、とりあえずはこれで外観だけは取り戻しはしたのだが、このロウ付けがいつまでもってくれるかが問題だ~・・・。   それにしても、またせこい話を書いちまったよな~。(苦笑)