11月も半ば近くになると、来年の年賀状の発売も始まり、なんとなく心の片隅で気ぜわしさを感じる様になって来る。
日を追うごとに実体経済は悪化の一途をたどっているし、世界のトップ企業であるトヨタ自動車も70%(1兆円)の減益決算であった。
金融危機の影響が、比較的軽微と見られていた日本の銀行も軒並み大幅減益決算で、各行とも増資を行う羽目となっている・・・。
アメリカのビック3も ”風前のともしび” で、GMに至っては、ヨーロッパのアナリストの一部はレート「0」を付けている。
環境問題をも含めて、私には10年遅れてきた世紀末現象の様にも取れるし、ある意味で言えば、地球規模の老化現象の様にも思えてならない・・・。
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今回は、エド・ロスが描いたモンスターがF1に乗ったコミカルなスロット・カーだが、私はこのエド・ロスの事を良く知らないのである。
65年当時、オート・スポーツ等の車雑誌に、ムーンのTシャツなどと一緒に、彼が描いたモンスターのTシャツが載っているコマーシャルを見たことがある位で、その足跡は殆んど知らないのである。
多分、西海岸のカウンター・カルチャー(ロッド、サーフィン、タトゥー、サウンド等)から生まれて来たものだと思う。
数年前、ネコ出版から発売された”スピード・キング”と言う特別号に、このエド・ロスの記事が詳細に掲載されていたので、ご興味のある方はそちらをご覧頂きたい・・・。
(この本は中年親父の興味をそそる記事が多く、私も十分楽しませてもらった・・・。)
今回は久しぶりに、ニュー・ボディーでの製作とあいなった・・・。
(本当は、この車達のジャンクを持っていないのだ・・・。笑)
当時、この手のモンスターが乗った車を、サーキットで走らせてる所を私は見たことがない・・・。
唯一、サーキットの受付のガラス・ケースの中に入っていたのを見たことが有るのだが・・・、それが三軒茶屋サーキットだったか経堂サーキットだったかは失念した。
・・・とりあえず仮組みをしてみたが、ギャザーの右手がストレートに前に出ているだけで、躍動感が無いので、箱絵風に腕をライターで炙り曲げてみた・・・。
又、ギャザーがハンドルを握っているのだが、このハンドルの位置が少し曲がっているので削り落とし、本来のキットのハンドルを握らせようと思っている。